糖質制限食・低炭水化物食による心血管リスク低下効果
低炭水化物食を嫌う医師もこれほどにエビデンスが蓄積してくると認めざるを得なくなり、かつ一般人の方々にも低炭水化物が健康的だということは流布してきていると思われる。ただし、いまだに炭水化物さえ制限すれば焼肉食べ放題的な、愚かなことを言うものもいて臨床の現場ではいまだに混乱があります。 実際に減量するからこそ効果があるのであって、摂取カロリーが減少しなければこの低炭水化物だけでは効果は低い。この減量自体が難しいのである。*****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の内科学の専門ジャーナルに、糖質制限食・低炭水化物食による心血管リスク低下効果を示した臨床研究が報告されていました。(Ann Intern Med. 2014 Sep 2;161(5):309-18)昨日に続いて、ダイエット法・減量法に関する研究です。昨日のレビューの糖質制限食・低炭水化物食も低脂肪食も減量には有効:メタ解析では、糖質制限食も低脂肪食も同程度の効果とされていますが、最新のデータから、減量だけではなくて、生活習慣病のリスクを考えると、糖... 詳細を見る