ED(勃起不全)

ED治療薬の保険適用について
不妊治療目的に限りED治療薬が保険適用になりましたが、保険にて処方できるのは不妊治療に係る医療機関です。当クリニックは該当しませんので、自費での処方となります。どうぞご了承下さい。
レビトラの販売中止について
レビトラは販売中止になりました。レビトラをご利用の患者様には、ジェネリック医薬品であるバルデナフィルの利用をご検討下さいますようお願い致します。

ed

EDを治療したい患者さんへ

EDで病院に行くのは恥ずかしいと思っていませんか?

  • 当クリニックでは性器の診察は致しません。
  • 女性看護師の前での問診もしません。
  • 受付で「院長外来」と行って頂ければEDという言葉は使いません。
  • 診察は保険診療の方よりも優先的に早めに行います。

ED外来を始めてまもない頃、ある患者さんが言った一言に驚きました。

「先生、どうしてEDだからといって心電図や尿検査、挙句に自分の性器を見せるのでしょうか?」

私のクリニックではそのような検査も性器の診察もしていなかったので驚いたのです。

「私はそのような検査や診察は必要ないと思っていますよ。
あくまでEDは機能障害なので問診だけで十分ではないですかね。」

そういうと患者さんはほっとした顔をしました。どうやらほかの病院でED外来を診察した時に色々な検査をさせられそうになり、ほうほうのていで逃げるようにして帰ってきたというのです。

患者さんはあくまでもEDの薬が欲しいだけなのでしょう。

しかしその病院の先生はEDという診断をつけるために色々な検査をして、色々な診察をして、それで薬を処方するという普通の診療がしたかったのだと思います。

例えば腹痛があって病院に行くと、いろんな検査をして診断が付きます。例えばレントゲンを撮ったり、胃カメラを行って、胃潰瘍ですとか、盲腸ですとか、診断されて、それに合わせて薬が出たり点滴したりするのです。

でも、患者さんはEDとわかって来ているのだから余計な検査は要らないし、なんとなく恥ずかしいので検査と聞くと嫌な感じを受けるのです。

実際にEDの診療に検査が必要かどうかはその医師の考え方によって違うと思います。しかし、EDだからといって性器の診察までされたとしたら患者さんにとっては余計なトラウマが生まれてしまうのでは、と心配になります。

ただでさえ、EDは精神的なストレスが大きく関わっているのですから。

実際に患者さんの中にはまだ20歳代でもEDになる方がいます。 どうしてEDになるのか私にも理由はわかりませんが、非常に深刻な表情で来院されます。その年齢層の多くの方が心因性である可能性があります。そのような場合は一度心療内科を受診されることをお勧めします。

確かに50歳代や60歳代でEDになるのとは違って、20歳代でのEDは深刻だと思います。本来なら若いライオンのように元気いっぱいにセックスする時期だからです。普通に考えてEDになるには早すぎるからです。

そのような患者さんの話を聞いていると、仕事で睡眠不足にもかかわらずセックスに臨み、失敗して自信をなくしていたり、相手の求めに応じてもその気にならずにうまくできなかったりなど、精神的なストレスの管理がうまくできていない場合があると思われます。

まずは精神的ストレスを減らすように努めてください。精神的に焦っていたり、ストレスがあるときには必ず脳内にストレスホルモンが出てきます。ストレスホルモンは体を焦らせ、心拍は早まり、手に汗をかき、筋肉に血液をどんどん送り込みます。 もっと簡単に言うと、あなたの体は100m走の選手のような状態になるのです。

想像してみてください。あなたは100m走を走っている最中に勃起しますか?あなたは100m走のコースの終点で彼女がベッドに寝て待っている時にそのままセックスが可能ですか? 心臓はドキドキしており、筋肉は震えていて、手に汗を握っています。そんな状態で毎回セックスに望んでもうまくは行かないと理解していただけると思います。

仕事のせいで睡眠不足であったり、何か心配事があったり、または不意に彼女から求められてもその気にならないとき、あなたの脳内ではセックスに対して前向きな感情が出てきません。そんな状態でセックスに臨んでも失敗する確率が高いのです。

まず、自分の体調や心理がセックスに向いている状態であるかどうかを確かめて欲しいと思います。

診察の流れ

問診票で合計点数が21点以下であればEDを考えます。必ず禁忌事項もご確認ください。
詳しい問診をあらかじめ書類に記入していただくことで、診察時間を短くできます。
ぜひ書類を印刷し、書き込んでご持参ください。
書類をお持ちでない場合は、クリニックで記入していただきます。

ED問診票(PDFファイル)

クリニックに来ていただき、受付で「院長外来」とお伝え下さい。
カルテを作成し、診察となります。お持ちの書類は、直接院長に渡してください。
簡単な問診の後、薬を何錠からでも処方します。

受付で会計を済ませ、薬をお受け取りください。

電話再診

初診の方は対面での診察ですが、2回目以降は電話再診をご利用頂けます。
診療時間内にお電話下さい。電話再診の後、受付にてお薬をお渡し致します。
メールではお薬の処方はできません。ご了承下さい。

料金

初診料:3,300円(再診料:1,100円)

バイアグラ(50mg)1錠:1,950円
シルデナフィル(50mg)1錠:1,100円

バルデナフィル(20mg)1錠:1,600円

シアリス(10mg)1錠:2,050円
シアリス(20mg)1錠:2,350円
タダラフィル(20mg)1錠:1,600円

処方料:1,100円

ED外来はクレジットカード決済ができます。(保険診療ではご利用できません)
対応カード:VISA・Mastercard・American Express・JCB・Diners Club・Discover