太陽クリニックブログ

肩関節周囲炎に対するヒアルロン酸注射

肩関節周囲炎は、肩関節周囲の組織に炎症が生じる疾患で、肩の痛みや可動域の制限を引き起こすことがあります。診断には、症状や身体検査、画像検査が用いられます。ヒアルロン酸注射は、関節内にヒアルロン酸を注入する治療法で、肩関節周囲炎の痛みの緩和や可動域の向上に効果が期待できます。ヒアルロン酸は、関節軟骨の主成分であり、関節内に注入することで軟骨を保護する働きがあります。ヒアルロン酸注射のメリットは、以下の通りです。 手軽で安全性が高い:手術を必要とせず、注射による治療であり、一般的に安全性が高いとされています。 長期間の痛み緩和が期待できる:ヒアルロン酸注射による治療では、薬剤が関節内に留まり、長期間にわたって痛みの緩和が期待できます。 手術を避けることができる:ヒアルロン酸注射による治療は、手術を避けることができるため、リスクや負担が少なく、回復期間も短いとされています。 生活の質の向上が期待できる:肩関節周囲炎による痛みや可動域の制限が改善されることで、日常生活の動作における制限が軽減され、生活の質の向上が期待できます。ただし、ヒアルロン酸注射にはいくつかの副作用が報告されており... 詳細を見る

太陽クリニックブログ

猫アレルギーによる喘息発作

猫アレルギーの患者さん… 猫を手放さず、一緒に暮らすには 以下の記事が載っていたが、猫アレルギーで喘息の患者さんが当院にもやってくる。それは僕の母親なのだが、猫を飼い始めてから喘息になった。原因も分かっているし、その猫は近所の人が飼っていてたまに遊びに来る程度なのだが、事情があって母の家にしばしばやってくるらしい。僕は猫好きでもなく、犬が好きなので猫の好きなひとの気持ちはわからないけれど、母は猫から頼りにされているのでどうしても家に上げるのは止められないという。 猫の事情というのも面白いもので、どうして 母がその事情を知ったのかもわからないけれど、どうやらその猫は飼われている家での猫の権力闘争に敗れてしまい、居ずらくなっているらしい。そのために自分の家にいられずうろうろしているところをうちの母親が可愛がって餌をやったり家に入れたりとしているうちにうちの家に居ついているとのことである。居ついていると言っても、夜のなると自分の家に帰るらしいから、決してうちの家猫ではないのだが、徐々にうちの家から帰らないことが多くなってきたそうだ。そのうちに持ち主の人とも母親が話すようになり、前述のような事... 詳細を見る

太陽クリニックブログ

<iPS細胞>筋ジス仕組み解明

<iPS細胞>筋ジス仕組み解明 英科学誌に掲載8/28(火) 23:17配信 筋ジスの原因遺伝子に酸化ストレスを与えると活性化している事がわかったらしい。酸化ストレスは病気の原因であることは論をまたない。実際ほぼすべての疾患が遺伝子の変異により悪化し、その原因は酸化ストレスである。酸化ストレスは過度の運動、外傷、飲酒、高血糖、などによって起こる。DUX4という遺伝子の活性化を防ぐ分子標的薬が作られるのだろうか?新しい薬には期待したいものだ。***********************************https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000133-mai-sctch筋力が徐々に低下する遺伝性の難病「顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)」の原因遺伝子は、過度の運動など外的要因が起こす「酸化ストレス」で活発化することが分かり、京都大iPS細胞研究所の桜井英俊准教授らのチームが発表した。論文が英科学誌「ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス」電子版に掲載された。 FSHDの患者は第4染色体に異常があり、「DUX4」と呼... 詳細を見る

残業しないし成果も出さない社員が急増中 

残業しないし成果も出さない社員が急増中 勘違いワークライフバランスの悲劇 日本の雇用体系では正社員は終身雇用に近い手厚い雇用だ。一方で日本の産業界に課題があるとしたら労働生産性の低さであろう。これは労働者一人当たりのGDPであらわすのだが、先進国の中では日本はかなり低い。しかし、実際には働きバチのように働く日本人と言われているから、実態としては働きバチ以上に働かないハチがいるのだろう。計算上そうなる。ここで問題は働かないハチにも働きバチと同じか、同様の給与体系による賃金が払われているのだと思う。欧米のように働きに応じた給与というのは日本人の精神では受け入れられていない。横並び一緒が美徳なのだ。しかし、それでは国家として成長ができないことも分かってきている。これからは能力主義、それも成果主義が主流になるだろう。働かないで人生を謳歌してきた働かないハチたちにとっては受難の時代になる。社会保障も十分に欲しい、働かないハチにも十分な給与が欲しいでは立ちいかない時代になるだろう。**********************************https://news.yahoo.co.jp/... 詳細を見る

女性医師は「迷惑な存在」なのか?女性医師率45%ドイツ

女性医師は「迷惑な存在」なのか?女性医師率45%ドイツのキレイゴトではない妥協 女性医師が日本で迷惑がられているのは日本の制度に問題があると私は思う。確かに夜間の緊急手術には立ち会えない。徹夜で治療しなければいけない救急の患者には対応できない。子供がいるからといって重症患者をほかの医師に任せて帰ってしまう。外科や循環器などの重労働の科を選ばず、皮膚科や眼科などの命にかかわりにくい、いわばしんどくない科を選ぶなどなど。女性医師に対する批判は根強い。眼科や皮膚科でも珍しい癌の治療や難しい手術は避けたがる。美容皮膚科やコンタクトレンズなどの簡単なしごとしかしない。などなど。 しかし、1週間のうちに家に帰れるのは3日だけとか、連続36時間勤務が当たり前とかの過酷な労働が常態化している日本の病院は異常ではないか?また、主治医制度で、休日に患者さんが亡くなった時にその場に主治医がいないことに腹立てる患者にも問題はないのか?老衰で亡くなる寸前の患者に人工呼吸器や高度な医療処置を求めて莫大な医療費を使う患者側にも問題はないのか?どうして長生きさせたいのですか?もう、90歳を超えて老衰で意識もなく自分は... 詳細を見る