すい臓がんに対する統合治療

すい臓がんの患者さんが最近は多い気がする。例のワクチンを打ってから超過死亡者数も増えている。関係があるかどうか?政府からの発表はなく、原口議員らが国会で追及しても厚労省はノラリクラリ逃げているように見える。因果関係が証明されるのは相当困難だと思うけれど、ワクチン接種が始まってからの死亡者数が激増しているのは明らかである。いずれ真相がわかるころには日本の人口はずいぶんと減っていると思う。さてすい臓がんだ。先月も年下の知人がすい臓がんを発見された。診断されたときにはすい臓がんの肺転移、腹膜転移だった。シワゆるステージⅣである。仲間だから免疫療法と抗がん剤の併用を勧めた。自分がガンになっても同じことをすると思う。当院でもすい臓がんの患者さんが複数いる。ステージは様々だ。抗がん剤治療を私も勧めているから彼らは抗がん剤をしている。抗がん剤のメリットは効果が出やすいということだが、デメリットは免疫力低下であり抗がん剤で寿命が短くなる人もいるということだ。だから、抗がん剤で免疫が落ちてきたら免疫療法をすることを勧めている。免疫療法とは自分の体の免疫細胞を活性化したり、数を増やしたり、樹状細胞を使って... 詳細を見る

免疫療法

末期乳がん、免疫療法で完治 世界初の試験結果発表

末期乳がん、免疫療法で完治 世界初の試験結果発表6/5(火) 6:37配信 当院でも行っている免疫療法が乳癌末期に効果があったとの報道があった。がんは複雑系であるとはいつも僕の言う事だが、こうして免疫療法に効果があったとの歩道は嬉しい限りだ。患者さんが救われることはいいことだが、複雑系の恐ろしいところはここから先のことである。今までもT細胞の教育によって癌細胞に対して攻撃力を増していても、サプレッサーT細胞の発現によってT細胞は力を無くしていた。それと同様のことが起こる可能性がある。またがん細胞が免疫細胞から目を隠すことも十分あるのでその対策を共に打ち出して初めて効果が出てくると思われる。********************************【AFP=時事】進行性の乳がんを患い、化学療法が効かずにがん細胞が他の臓器に広がっていた女性患者に対し、免疫系に働きかける実験的治療を施したところ、がんが完治したとの研究結果を、米国の研究チームが4日発表した。 【写真】小さなしこりも触知、目の不自由な女性が行う乳がん検診 女性は2年間にわたりがんのない状態を維持しており、研究チームはこの... 詳細を見る

前立腺がから奇跡的に治癒した症例

 アメリカにはこういうガッツある患者さんがいるのかと思うとハートに火が付いたような感じがする。こうして情熱的に生きることが大切なことだと思うのだ。その情熱が不可能を可能とする良い例だと思う。*********************http://www.radicalremission.com/index.php/blog/entry/healing-story-of-the-month-june-2015スティーヴ・クーパーは、IV期の前立腺癌をRadical Remission生き残った人である。42歳で診断されて、彼は従来の治療と代替医療の補完的なアプローチを併合した統合医療で-持久力トレーニングを含む-途方もない賭けに勝ったのだ!彼は、放射線の間、更に、化学療法治療の間、アイアンマンレースを完走した。そして今日、彼には癌の所見がない。自分自身の語の彼の話は、ここにある:「私はIV期の前立腺癌(PSAが50、生検した12か所すべてでグリソンスコアが4/4.リンパ節の全てで癌が陽性)で2012年12月21日に診断されて、生存期間は6-12ヵ月と言われた。私の症例は、フェニ... 詳細を見る

免疫療法, 先端医療的がん治療

丸山ワクチンの新しいデータ

 現在患者さんで丸山ワクチンを使っている方たちも多くいると思われる。そのかたがたに新たな情報が出てきた。ワクチンの濃度を薄めたほうが効果が高いというデータが出たらしい。もともと丸山ワクチンは結核菌から抽出した多糖体であるアラビノマンナンである。その多糖体に対する免疫反応ががんの免疫を高めるとされている。そのメカニズムはアラビノマンナンを他者と認識して抗体を産生し、その抗体ががん細胞を攻撃するというものだ。そのアラビノマンナンの濃度が低いほうが効果があったというのだから、まるでホメオパシーの世界のようである。そういえば私の師であるウイークス先生もホメオパシーの注射を多用していた。ステージⅣのがん患者の約半分以上が改善していることからも、こういう低刺激性の免疫活性化は何かがんに対して効果があるのだろう。***************http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140422-00000000-pseven-sociがん免疫療法の元祖「丸山ワクチン」新たな臨床データで騒然NEWS ポストセブン 4月22日(火)7時6分配信  ... 詳細を見る

免疫療法, 先端医療的がん治療

癌の免疫療法(第1回)スローンケタリング記念がんセンター

癌の免疫療法(第1回)スローンケタリング記念がんセンター免疫療法もまたこれから期待できる分野であるが、日進月歩であり日本でも多くの方法が使われている。しかし、現在のところ多くの免疫療法のCR,PRはせいぜい4%~20%程度であり、なかなか厳しい。ステージⅣに関してはほぼ4%以下だといわれている。考えてみれば免疫力の防波堤を突破して増殖した癌なのである。防波堤を一時的に高くしても、その効果は2週間程度しかないのだから、低くなって元に戻った防波堤を突き破って増殖するのは当たり前でもある。2週間ごとに30万円近くするこの治療を継続できればいいと思うが、そういう金満家の患者さんが毎2週間ごとの治療に挑戦していたが、不幸にも勝てなかった症例を私は知っている。私が考える本来の免疫療法は、自己免疫を強化することであるが、これには視床下部~下垂体~副腎経路のホルモン系が免疫系を賦活する経路を活性化しなければできないことである。そして、これには精神神経免疫学というあらたな医学の力が必要であり絶対不可欠である。ちなみに、当院でこの精神神経免疫学的治療を始めたのはこの9月からであるが、CRはまだ無いがPRに... 詳細を見る