ダイエット外来

レズベラトロールは肥満の解消に役にたつ

レズベラトロールはさまざまな有用な作用をもたらすハーブである。レズベラトロールはガンのリスクを低下し、糖尿病のリスクを低下する。また同時に、代謝を向上し肥満の解消、抑制にも効果がある。このようなハーブを利用することをためらうことはない。*****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の肥満研究の専門ジャーナル(電子版)に、レスベラトロールと緑茶カテキンを組み合わせたポリフェノールサプリメントによる肥満者での消費エネルギー増加作用を示した臨床研究が報告されていました。(Int J Obes (Lond). 2013 Dec 9.)レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。レスベラトロールは、長寿関連遺伝子の1つであるサーチュイン遺伝子の活性化を介して、アンチエイジング効果があるのでは、と期待されています。長寿になるかどうかを確認するためのヒト臨床試験は容易ではありませんが、最近の臨床研究では、内分泌代謝疾患や生活習慣病の改善効果が示唆されています。近年... 詳細を見る

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虚偽の表示が止まらない健康食品

痩せるという科学的根拠がないのに痩せると広告する健康食品の会社が再発防止命令を出された。 知人のサプリメント会社の社長から聞いた話では、こういった事例は数多くありいちいち調査していたら大変なことになる(つまり、みんなやっている)らしい。これは「魔法の薬」を求めている大衆の心理が生み出した産業であり、ある意味芸能界のように「夢を売る」仕事である。 つまり、実際に効果があるなしに関わらず痩せると声高々に宣言されると、それが本当かどうかは別にしてそれを信じたいと思っている人々は内容を考えることもなく購入するのである。人間心理は同じであり、これはがん治療やその他あらゆる疾患においても共通した人間の心理である。*******************************http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131205-OYT1T01039.htm「トマ美ちゃん」やせる根拠なし…再発防止命令科学的根拠がないのに、「寝ている間に勝手にダイエット!?」などとうたってサプリメントを販売したのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は5日、健康食... 詳細を見る

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地中海食は脂質異常にも効果的である。

地中海食によるコレステロール分画改善作用 日本が誇るゴマ油はなかなかデータが出てこないようであるが、一方オリーブオイルの効能はずいぶんとあるようだ。子rだけデータがそろっており、おいしいサラダにかけるドレッシングにも利用できるとあっては使わない手はない。私も家で食べるサラダにはぼりー部オイルを使っている。もちろん有機のエクストラバージンだ。*****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の動脈硬化研究の専門ジャーナル(電子版)に、地中海食による脂質代謝改善作用を示した研究が報告されていました。(Atherosclerosis. 2013 Oct;230(2):347-53)地中海食は、スペインやギリシャ、南フランスなど地中海地方の伝統食です。野菜や果物、全粒の穀類、種実類、オリーブオイルの利用が多いという特徴があります。オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用や抗炎症作用、動脈... 詳細を見る

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レスベラトロールによる糖尿病改善作用 

サプリメントの効果は選べば自分の疾患や食生活を補助する効果が得られることである。糖尿病に不幸にしてなっている人も、食事制限はしているだろうがなかなかうまくいかないことも多いだろう。 先日友人のアメリカ人が休暇を取って2週間もハワイの親類のところに行ってきた。航空券だけのたびなのでずいぶんと節約してリフレッシュしてきたらしい。 日本人は働きすぎだといわれているが、周りでもそんな話が多い。サービス残業が当たり前で休みがここ数ヶ月取れていない、などである。 そんな生活でストレスを溜めるなというほうが無理であり、ストレスでビールを飲むなというのも難しい。 アメリカ人の友人の収入は多くはないが生き方に余裕がある。なんとなく、患者さんに食事制限の話をするのがつらいなと思った。友人は休日から帰ってきてすっきりとした顔で嬉々として働いていた。********************************* 補完代替医療の専門ジャーナルに、レスベラトロールによる2型糖尿病での糖代謝改善作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Persian Gulf Tropical Medicine Re... 詳細を見る

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メタボ進める遺伝子発見 京都府立医大グループ

京都新聞 9月11日(水)9時19分配信一種の夢の薬ができたらいいな!!という感じでしょうか。しかし、本来は食事のコントロールがもっとも大切なことなのです。************************http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130911-00000003-kyt-l26肥満や、内臓脂肪がたまるなどのメタボリック症候群の進行に関わる遺伝子を、京都府立医科大の池田宏二助教や赤壁佳樹医員らのグループが新たに見つけた。肥満などの治療薬開発につながる成果で、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで11日発表する。 グループは、血管新生を抑えるタンパク質ARIAを見つけている。ARIAが脂肪組織の血管内皮で活性化していることから、肥満との関係を調べた。 ARIAを作る遺伝子を欠いたマウスは高脂肪食を与えても太りにくく、通常のマウスと比べ内臓脂肪が約半分の量だった。脂肪組織で血管新生が進み、脂肪の燃焼やインスリンの働きを助けるホルモンの分泌が促進されているらしい。 通常食でも通常のマウスに比べ体内でインスリンがよく働いており、血糖値が上がり過ぎる... 詳細を見る