肥満に対する高たんぱく食の効果
肥満に対する食事療法としては高たんぱく食、低炭水化物食が最も効果的である。多くの臨床例でわかっていることであるが、その後ダイエット効果があった後に、では患者さんはどうなるのか?体重を維持することができるのか?というと、半分以上は元に戻ってしまうこともわかっている。そうなると一生プロテイン置き換え食事をするのか?ということにもなりかねない。置き換え食が悪いのではなく、一生置き換え食を食べることがほぼ不可能であり、非人間的な食事であることが間違っていると私は思っている。一度体重を減量したならば、それを維持していく方法を考える必要があると思うのだ。***************************http://www.dhcblog.com/kamohara/肥満研究の専門ジャーナル(電子版)に,肥満に対する高タンパク食の効果を示した臨床研究が,デンマークのグループ(University of Copenhagen)から報告されていました。 (Int J Obes (Lond). 2014 Dec 26.) 肥満治療では,低カロリー・高タンパク食(1食あたり20グラム前後のタンパク質を含... 詳細を見る