炭水化物の摂取は慢性炎症と関連がある
炭水化物を取ると心臓病や脳血管障害などの動脈硬化性疾患をはじめとしたさまざまな病態と関連する慢性炎症に関連があるという結果が出た。これからも炭水化物摂取は老化や寿命との関連もあるのではと推測される。なるだけ炎症を起こさないようにするべきだと言える。 *********************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の産婦人科学の専門ジャーナル(電子版)に、炭水化物の摂取と、慢性炎症との関連を調べた臨床研究が、ブラジルのグループから報告されていました。 (Rev Bras Ginecol Obstet. 2016 Jul 15.) 慢性炎症は、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をはじめ、さまざまな生活習慣病の病態となることがわかっています。 閉経後の女性では、心血管疾患が主要死因であり、動脈硬化の過程に炎症が関与しています。 今回の研究では、閉経後の女性において、食事パターン、メタボリック指標、体組成、身体活動と、低グレードの慢性炎症との関連が検証されました。 具体的には、臨床的に病気を有していない、閉経後の女性95名を対象に、 体組成やメタ... 詳細を見る