ダイエット外来

ギムネマと脂質代謝

ギムネマによる抗肥満作用 植物成分が、高血糖を抑制するだけではなく、脂質代謝にも影響を与えている。糖尿病の患者さんの食事療法にはいろんなものがあるが、多忙な現代人は食事制限も困難であるという人が多い。そんな人にもぜひこう言った天然成分で効果がある食事を見直して欲しいものである。 ******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の医薬品研究の専門ジャーナル(電子版)に、ギムネマによる抗肥満作用を示した基礎研究が、インドのグループから報告されていました。(Drug Res (Stuttg). 2013 Jul 10.)ギムネマ(学名ギムネマ・シルベスタGymnema sylvestre) は、インド原産のガガイモ科の多年草です。インドの伝統医療・アーユルヴェーダでは、糖尿病や肥満に効果のあるハーブとしてギムネマ葉抽出物が用いられてきました。有効成分のギムネマ酸は、小腸における炭水化物の消化・吸収を遅らせ、食後の過血糖を抑制する作用を持っています。これまでの予備的な臨床研究では、1型および2型... 詳細を見る

ダイエット外来

糖質制限食とダイエット~動脈硬化のリスクについて

糖質制限食と心血管リスク 糖質制限食の効用が学会でも比較試験の結果として出てき始めた。こうした新しいコンセプトは当初ほとんどの人が理解できない。ごく少数の人が直感的に理解して、それから研究者達が後追いで試験をはじめる。しかし、既成勢力の抵抗にあってなかなか認められない。 しかし、真実は曲げられないために徐々にその真実を知る人たちが増えてきてしょうがなく認知される。 今までの栄養士学会などでは糖尿病食で白いご飯にヤキソバなどという炭水化物だけの治療食が出ていたが、それもこれからは変わってくるだろう。 当院でも低炭水化物ダイエットの外来を行っているが、10年前から効果は抜群である。 **************************http://www.dhcblog.com/kamohara/本日参加した学会で、糖質制限食についてのプレゼンがありました。糖質制限食については、すでに多くのランダム化比較試験(RCT)によって、肥満や2型糖尿病に対する有用性が示されています。10年ほど前に、糖質制限食の有効性がRCTで示されはじめたとき、反対派からの批判は、・介入期間が十分に長く... 詳細を見る

ダイエット外来

レズベラトロールとダイエット

レスベラトロールによる熱産生亢進を介した減量作用レズベラトロールはがん治療にも使っているサプリメントであるが、代謝を亢進していることがわかった。*******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/食物化学の専門ジャーナルに、レスベラトロールによる熱産生亢進を介した減量作用を示した基礎研究がスペインのグループから報告されていました。(Food Chem. 2013 Nov 15;141(2):1530-5. Epub 2013 Apr 13)レスベラトロールは、ポリフェノールの1種で、赤ワインやブドウ、ピーナッツなどに見出される色素成分です。さて、今回の研究では、レスベラトロールによる骨格筋および肩甲骨間の褐色脂肪細胞での熱産生への影響が調べられました。具体的には、ラットを用いて、レスベラトロール(30mg/kg/day)が6週間投与され、非投与群との比較が行われています。解析の結果、レスベラトロール投与によって、褐色脂肪組織において、TFAM(mitochondrial transcription factor ... 詳細を見る

ダイエット外来

肥満とリコピン

リコピンによる肥満での抗炎症作用 ****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の栄養学の専門ジャーナルに、リコピンによる肥満での抗炎症作用を示した基礎研究が報告されていました。(Br J Nutr. 2013 May 1:1-7.)一般に、肥満対策のサプリメントでは、脂肪分解促進や吸収抑制といったメカニズムが考えられます。具体的には、フォースコリーやダイエットパワーなどに含まれる機能性食品成分です。一方、肥満やメタボリック症候群の病態には、慢性炎症が存在します。慢性炎症は、肥満だけではなく、がんや動脈硬化性疾患など生活習慣病全般に共通する病態です。そこで、肥満やメタボリック症候群に対して、抗炎症作用を有する機能性サプリメントを投与する、というアプローチがあります。さて、今回の研究では、肥満モデル動物において、リコピンによるアディポサイトカイン類の発現が調べられました。具体的には、Wistar雄ラットを用いて、対照群(n=6)、高エネルギー食投与群(n=12)の2群について6週間の介入が行われ、その後、高エネ... 詳細を見る

統合 医療, ダイエット外来

ベジタリアン食は抗酸化能・体脂肪率・コレステロールへ好影響を与える 

ベジタリアン食は抗酸化能・体脂肪率・コレステロールへ好影響を与える 当然と言えば当然の結果が出ている。食事は我々の体を作っている。ジュースとお菓子でできたからだと野菜と湧水で作られた体が違うのは当然だろう。 **********************http://www.dhcblog.com/kamohara/category_33/栄養学研究の専門ジャーナルに、ベジタリアン食は、非ベジタリアン食に比べて、抗酸化能、体脂肪率、コレステロール値に好影響を与えるという調査研究が、韓国のグループ(Kyung Hee University)から報告されていました。(Nutr Res Pract. 2012;6:155-61. )これまでの研究によって、適切なベジタリアン食は、生活習慣病の予防や改善に有用であることが示されています。これらの研究の多くは、米国でのSDAを対象にした研究が中心です。一方、アジアでの研究では、尼僧などを対象にした調査で一部のミネラルの不足なども示唆されています。一般に、植物性食品の摂取が多いベジタリアン食では、ファイトケミカル・ポリフェノールの摂取が多く... 詳細を見る