コーヒーの摂取と、血中尿酸値

 コーヒーが好きな僕としてはコーヒーを飲む根拠も増えてうれしいものです。もしコーヒーが体に悪そうならば飲まない人が増えるでしょうね。タバコとは大違いですね。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節症研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関連を調べたメタ解析が報告されていました。(Semin Arthritis Rheum. 2016 Jan 21.) これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。 例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。 今回の研究では、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関係が検証されました。 具体的には、主要医学データベースから2015年1月までに発表された論文を対象に、 (MEDLINE, EMBASE, the Cochrane library, KoreaMed) コーヒーの摂取と血中尿酸値を調べた研究が抽出され、... 詳細を見る

先端医療的がん治療, 抗加齢

ベジタリアン食は健康的である

ヴィーガン食は全がんリスクを15%低下させる:メタ解析僕はベジタリアンではありません。家では肉や乳製品は取りませんが、外食時や会食時には自分から注文しない場合でも肉類が出たら食べます。比較的ベジタリアンチックな食事だと思います。食事の重要性はわかりますが、おいしい食事を頂くのが魂レベルの自然治癒力を上げると思うので、あまりに厳しい食事、おいしいと思えない食事はしないようにしています。また、週に一度の断食は去年一年間で52日できました。断食もつらさがなくなって来たので今年も続ける予定ですが、食事にもあまりおいしいものを欲しがる気持ちはなくなってきています。ベジタリアンは長寿で慢性疾患もなりにくいのでお勧めですが、ベジタリアン職を楽しめるようなメニューを自分で知っておくことが大切ですね。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の食物科学の専門ジャーナル(電子版)に、ベジタリアン食およびヴィーガン(ビーガン食)による健康アウトカムへの影響を検証したメタ解析が、イタリアのグループから報告されていました。(Cri... 詳細を見る

先端医療的がん治療

iPSで免疫活性化細胞=がん治療に応用期待―京大

iPSで免疫活性化細胞=がん治療に応用期待―京大血液の癌は固形癌と言われる癌に比べて通常療法でも非常に好成績である。このiNKT細胞も同じように良い結果が出そうな気がする。理由としては血液の細胞の寿命が短いために、癌化しにくいことが考えられる。臨床に期待したい。 ************************************iPSで免疫活性化細胞=がん治療に応用期待―京大時事通信 2月10日(水)2時2分配信   人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使い、人の免疫機能を活性化させる細胞を作製したと、京都大iPS細胞研究所の金子新准教授らの研究チームが発表した。将来は、がん患者の免疫治療に応用が期待できるという。論文は10日、米科学誌ステムセル・リポーツ電子版に掲載された。  研究チームは、がん細胞を攻撃するキラーT細胞などを活性化させる働きを持つ「iNKT細胞」に着目。健康な人の血液からこの細胞を採取してiPS細胞を作製し、5週間かけて再びiNKT細胞に変化させた。  こうして若返った「再生iNKT細胞」は、他の免疫細胞の活性化を助ける機能を維持していたほか、... 詳細を見る

天然自然抗がん物質療法

癌になった?種を食べなさい

ブドウの種、~ベリーの種子ががん細胞をアポトーシス(自然死)にみちびくことは有名である。以下の医学雑誌に論文が載っているので参照されたい。Induction of Apoptosis in Human Leukemia Cells by Grape Seed Extract Occurs via Activation of JNKNing Gao,1,2 Amit Budhraja,2 Senping Cheng,2 Hua Yao,2 Zhuo Zhang,2 and  Xianglin Shi2The publisher’s final edited version of this article is available free at Clin Cancer Res ****************************************************MD ウイークスブラッドフォードによって 2015 年 12 月 21 日に掲示される |0 件のコメントウイークス博士コメント:ブドウ種子抽出物によるひと白血病細胞のアポトーシスの誘導の下抽象化この記事はまだ非... 詳細を見る

コエンザイムQ10+セレンによる高齢者の心臓病死亡率低下効果 

コエンザイムQ10の働きは抗酸化作用、ミトコンドリア機能の向上である。癌細胞ではミトコンドリア機能の低下とともにがん細胞のアポトーシス機能が低下する。そのためにコエンザイムやαリポ酸が使われる。また、ATP産生作用が低下するために細胞のエネルギー不足が生じ、酸化や炎症からの回復が遅れてしまう。線維筋痛症の患者さんにも有効なのはそのためである。****************************************************今月の科学誌プロスワンに、コエンザイムQ10+セレンサプリメントによる高齢者の死亡率への影響を検証した臨床研究が、北欧のグループから報告されていました。 (PLoS One. 2015 Dec 1;10(12):e0141641.) コエンザイムQ10は、抗酸化作用やATP産生作用を有する機能性成分で、体内でも産生されます。 しかし、加齢とともに内在性コエンザイムQ10は減少し、生活習慣病や慢性疾患でも低下がみられることから、アンチエイジング分野で広く摂取が推奨されているベーシックサプリメントです。 セレンは、抗酸化作用を有する必須ミネラルの1種... 詳細を見る