ヒーリングセミナーのお知らせ

現在毎月末の水曜日にクリニックでヒーリングセミナーをさせてもらっている。元もとヒーリングなんて信じてもいなかったし、自分がするなんて想像もしていなかったが、何とか多くの患者さんたちに支えられてもう4回も開催させていただいた。それも何とか治療効果を上げたい一心である。今までこの7年間いろんな統合医療のセミナーに顔をだし、海外の学会にも出席し、そのために不得意だった英会話も勉強した。(もう4年は続けている。クレイグ先生ありがとう!)癌治療やその他の難病の治療は本当に難しい。サプリメントも大塚製薬のネイチャーメイドの本社にも招待いただいて参加してきたし、その他のメーカーの方々とも親しくさせていただいて、効果のあるものが何か教えていただいた。点滴療法もそうだ。私が属している点滴療法研究会にもお世話になり、会長の柳澤先生には何度も海外の学会に連れてっていただいた。向こうでいろんな先生をご紹介いただいて、中でも変わり者だけど癌治療に抜群の効果を出しているウイークス先生を紹介いただいた。ウイークスクリニックにも2回も滞在してその治療の秘密もたくさん教えていただいた。おかげでいろいろと勉強になった。今... 詳細を見る

ビタミンDサプリメントによる全がん死亡率低下:

ビタミンDと大腸がんの関係やインフルエンザの予防効果は有名だが、癌全体の死亡率低下についての発表である。免疫良性作用や抗がん作用があることは示されていたが、全体的ながん死亡率に対する良い作用もあるようである。やはり癌患者さんのとるべきサプリメントはこうしたエビデンスの積み重ねがあるものを推奨されるべきだろう。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/がん研究の専門ジャーナルに、ビタミンDサプリメントとがん罹患率・がん死亡率との関連を検証したメタ解析が、米国のグループ(Harvard School of Public Health)から報告されていました。(Br J Cancer. 2014 Aug 26;111(5):976-80.)ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。また、各種の慢性疾患や生活習慣病では、ビタミンDが潜在的に欠乏している状態にあることも見出されており、健康保持・疾病予防の点から、ビタミンD3サプリメント(1日あたり1,000 IU... 詳細を見る

レスベラトロールの摂取と食道がんリスク低下

癌患者さんに勧めるサプリメントはビタミンC、D、マルチビタミンミネラル、そして、ケルセチン、レズベラトロール、そしてイソフラボンである。いろんなサプリメントが癌の発生抑制、また治療効果を持つのだが植物の中でもそういった作用を持つ者は限られているようで、上記のサプリメントがいつも顔を出している。***************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の栄養学の専門ジャーナルに、レスベラトロールの摂取と食道がんリスク低下との関連を示した疫学研究が、スウェーデンのグループ(Karolinska Institutet)から報告されていました。(Br J Nutr. 2014 Oct 27:1-8.)食事からのリグナン類、ケルセチン、レスベラトロールは、基礎研究においてがんリスク低下作用が示されています。また、ヒト研究では、リグナン類による食道がんリスク低下作用が見出されています。そこで今回の研究では、これらの3種類のファイトケミカルによる食道がんリスクへの影響が検証されました。具体的には、スウェーデンにおいて、症例対照研究として、食道腺がん患者181名... 詳細を見る

サプリメント療法, 統合 医療

植物・ハーブサプリメントによる有害事象は稀である

植物性のサプリメントで何か副反応を示す経験をしたことがない。もともと食品が主成分のものであり、かつサプリメントの形をしていてもそれほど大量ではないのだろう。また、ものによっては薬効成分を持つ植物は、大体が薬となって発売されていることが多い。薬にもなってないのに、薬効がある、薬効に近いものがあるのがサプリメントの面白いところだと思う。 ただし、この研究の中にあるようにカンゾウ、ダイズ、イチョウバには有害事象もあるようである。我々も時折検査などしつつ、サプリメントを使用する必要がある。**************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の臨床薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、植物・ハーブのサプリメントの有害事象に関するレビューが、イタリアのグループから報告されていました。(Br J Clin Pharmacol. 2014 Sep 24)今回のレビューでは、1.植物食品やハーブに由来するサプリメント摂取に関連したヒトでの有害事象、2.誤って毒性のある植物を利用したケース、3.植物/ハーブサプリメン... 詳細を見る

化学療法= 2.1%…の成功率??

抗がん剤はたった2.1%の成功率??ウイークス先生のブログからの引用です。抗がん剤治療の薬剤をいかに減らすかが癌治療の胆だと思います。延々と使っていると必ず患者さんには死が近づいてきます。なるだけ少量で効果を上げるにはIPT療法しかないと確信しています。 いかに抗がん剤の副作用を抑えて、かつ最大限に効果を出すか?それには遺伝子検査による薬剤感受性検査とIPT療法が最高の治療だと言えるでしょう。*********************************http://weeksmd.com/2009/01/success-rate-of-chemotherapy-21-hunh/2009年1月19日にブラッドフォードS.週博士によって掲示される悲劇的にも、化学療法薬を用いた治療を受ける癌のための五年生存率は、何十年も実質的に不変のままだった。より悲劇的にも、その事実は、care”の“the標準を提供している腫瘍学者によって、患者に話されない。(注:推定される調査がある(私が確かめることができないように、私が現在位置づけることができない誰の参照!)、90%の腫瘍学者が彼らが患者に処方... 詳細を見る