免疫療法, 先端医療的がん治療

丸山ワクチンの新しいデータ

 現在患者さんで丸山ワクチンを使っている方たちも多くいると思われる。そのかたがたに新たな情報が出てきた。ワクチンの濃度を薄めたほうが効果が高いというデータが出たらしい。もともと丸山ワクチンは結核菌から抽出した多糖体であるアラビノマンナンである。その多糖体に対する免疫反応ががんの免疫を高めるとされている。そのメカニズムはアラビノマンナンを他者と認識して抗体を産生し、その抗体ががん細胞を攻撃するというものだ。そのアラビノマンナンの濃度が低いほうが効果があったというのだから、まるでホメオパシーの世界のようである。そういえば私の師であるウイークス先生もホメオパシーの注射を多用していた。ステージⅣのがん患者の約半分以上が改善していることからも、こういう低刺激性の免疫活性化は何かがんに対して効果があるのだろう。***************http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140422-00000000-pseven-sociがん免疫療法の元祖「丸山ワクチン」新たな臨床データで騒然NEWS ポストセブン 4月22日(火)7時6分配信  ... 詳細を見る

霊芝によるがん転移抑制メカニズム 

霊芝によるがん転移抑制メカニズム レイシががん細胞の浸潤、転移を促す遺伝子を抑制するという報告です。食べ物が遺伝子に影響するというのは明らかになっていて、だから食事が大切だという話があるのです。キノコ類や大豆製品ががんの抑制に働くことは有名で、がんの患者さんだけではなく予防のためにもこれらの食品を摂取することが推奨されます。 ******************http://www.dhcblog.com/kamohara/腫瘍学の専門ジャーナルに、霊芝(レイシ、学名Ganoderma lucidum)によるがん転移抑制メカニズムを調べた基礎研究が、米国のグループ(Indiana University)から報告されていました。(Int J Oncol. 2014 Jun;44(6):2009-15.)がんの標準治療に対する補完としては、キノコ系のサプリメントがよく知られています。コクランにも、霊芝のレビューが示されています。(霊芝(レイシ)のがん治療における臨床的意義)また、ウコン/クルクミンに関しては、標準治療に抵抗性の大腸がんやすい臓がんを対象に、臨床試験第2相/第3相が... 詳細を見る

先端医療的がん治療

サリノマイシンと転移性乳がん

サリノマイシンのきじがったので転載する。ウイークス先生のサイトからである。サリノマイシンが転移性のがんにどのように働くがを説明している。がん細胞の分化を促進することがかぎになっているようである。*********************癌幹細胞スクリーニング2014年4月1日にブラッドフォードS.週博士によって掲示されるウイークス博士のコメント:癌幹細胞に対する治療は、がん細胞が緩解(一時的に縮小するなど改善すること)することや、緩解状態にとどまるために必要である。癌幹細胞は、我々を殺す細胞である。あなたのがん治療の主治医が癌幹細胞について何を知っているかがあなたの未来を決定する、もしなにも知らないとしたら、逃げ出すことだ!!「…最も強力に幹細胞に打撃を与えると確認されているものはサリノマイシンsalinomycinである。これは、非常に選択的なカリウム・イオノフォアである。そして、双方向性イオンflux…を容易にする」乳癌幹細胞:細胞分化療法による根絶?ハルトムートBeug1、*分子病理学研究所、Bohrgasse博士7、1030のウィーン、オーストリア*Correspondence... 詳細を見る

先端医療的がん治療

エーザイが新規Wntシグナル阻害剤の共同研究契約をVerastem社と締結

サリノマイシンと転移性乳がんの幹細胞を選択的に攻撃する薬剤が開発されている。今までは抗がん作用を持つ薬の開発が盛んだったが、これからは幹細胞を攻撃することがメインの目標となる。幹細胞を押さえ込むことが転移性がんの治療に効果的だからである。つまり、通常の抗がん剤では転移を回避することが出来ずいずれ時間の問題で転移再発するからである。このことから一部では転移するがんは本当の悪性であるから治療しても意味がない。ということをいう医師も出てきている。しかし、この転移のメカニズムを阻止することが出来たら転移性のがんでも抑えることが可能ではないだろうか。******************************************2012/7/18エーザイは、7月17日、米子会社のエーザイ・インクが、米Verastem社との間で、がん幹細胞を標的とするWntシグナル阻害剤に創出に向けた共同研究契約を締結したと発表した。エーザイは、この契約に基づき、Verastem社が開発中のポリエーテル系天然物VS-507(一般名:サリノマイシン)の類縁体を合成展開し、新規Wntシグナル阻害剤を創出していく計... 詳細を見る

天然自然抗がん物質療法

リコピンによる乳がん細胞増殖抑制作用

 乳がん、前立腺がんに対する抗がん作用は大豆製品でも認められるが、トマトのリコピンにもその作用があった。野菜には多くの抗がん作用がある。食事では低炭水化物ががんを抑制する作用があるが、トマトには糖類も含まれている。肉類にはがんを促進する働きがあるため、進められないが、結局のところ断糖食で肉もとらなければ最強と考えられる。つまり、魚と大豆からたんぱく質をとり、油は抗がん作用があるオメガ3油をとるのが良いだろう。******************http://www.dhcblog.com/kamohara/category_12/今月のがん研究の専門ジャーナルに、リコピンによる乳がん細胞増殖抑制・アポトーシス誘導作用を示した基礎研究が報告されていました。(Anticancer Res. 2014 Mar;34(3):1377-86.)トマトに含まれる赤色色素のリコピンは、抗酸化作用や抗がん作用を有しており、疫学研究では、肺がんや前立腺がん、乳がん、大腸がん、脳卒中のリスク低減効果が示されています。さて、今回の研究では、乳がんの細胞周期別のカロテノイド類による作用が検証されました。具体的... 詳細を見る