先端医療的がん治療

ブラジャーは乳がんリスクに無関係 

なんだかほのぼの笑える話題だったので掲載します。この話からいうと、きつめのパンツはいても精巣腫瘍にはならない気がしてきました。***********************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、ブラジャーの着用と、乳がんリスクとの関連を調べた疫学研究が、米国のグループから報告されていました。(Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2014 Sep 5.)米国では、「長時間のブラジャー着用で乳がんのリスクが高まるかもしれない」というような都市伝説があるようです。そこで、今回の研究では、ブラジャーの着用と、乳がんリスクとの関連について検証が行われました。具体的には、症例対照研究として、米国シアトル地域の閉経後の女性(55~74歳)を対象に、乳がん患者群として、2000年から2004年の間に乳がんと診断された浸潤性乳管がん(IDC)454名および浸潤性小葉がん(ILC)590名、そして、対照群469名を対象に、ブラジャーの着用開始年齢、ブラジャーのカップサイズ、着用時間、アンダ... 詳細を見る

コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析

コーヒーを一日4杯飲んで全死亡率が16%低下、3杯で心血管死が21%低下と硫黄結果である。コーヒー、緑茶は東西を問わず知らぬうちに人々が求めていた飲み物ということだろう。**************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下作用を示したメタ解析が報告されていました。(Am J Epidemiol. 2014 Aug 24.)これまでの多くの研究において、コーヒーや緑茶、紅茶の摂取による健康維持・生活習慣病予防効果が示されています。コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用、緑茶カテキンなどの作用を介した効果と考えられています。コーヒーやお茶の摂取と、(妊婦ではない、一般の成人において)2型糖尿病のリスク低下作用も知られています。そこで、今回の研究では、コーヒーの摂取量と、死亡率との関連が検証されました。具体的には、1966年から2013年までの前向き研究を対象に、コーヒーの摂取量と、全死... 詳細を見る

中日韓の胃がん患者数は世界の70%、中国で最も胃がんになりやすい地域を発表―中国紙

胃がんの発生についての報告である。食生活や環境汚染が問題なんだろう。肺がん、肝臓がんも中国が最も発生が多い国である。人口が多いだけではなくて人口割合でも最多であるらしい。*************************http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000010-xinhua-cn中国紙・生命時報は21日、「中日韓の胃がん患者数は世界の70%、中国で最も胃がんになりやすい地域を発表」と題した記事を掲載した。 世界保健機関(WHO)が発表した「世界がん報告2014」によると、中国の胃がんの新規患者数は40万5000人で、世界の42.5%を占めた。東アジアの胃がん発症数が最も多く、中国、日本、韓国の3カ国で世界の総患者数の約70%を占めた。遺伝や塩漬け食品、バーベキュー肉を多く食べる食習慣、喫煙率の高さが発症リスクを高めていると指摘された。 中国本土の中でも、塩分が多い食事を好む沿海地域、長江の中下流域、貧困地域で胃がん発症数が多い。具体的には江蘇省、山東省、安徽省、河南省、甘粛省、内モンゴル自治区、東北3省など。年齢別では、胃が... 詳細を見る

自然治癒した患者さんの話

乳がんの自然治癒した患者さんの話です。乳がんのステージⅡ(乳がんの大きさが2cm未満か腋下リンパ節転移あり)の状態から完全に治癒しています。全くなくなってから2年以上が経っています。左乳房の腫瘤をふれて大学病院を受診し、生理検査して診断されました。ご本人的には青天の霹靂というやつでずいぶんと驚きました。健康体でやってきていたのに急に乳がんと診断されてしまったからです。まずは組織検査をしてみましたが悪性ではありませんでした、ホッとしましたがペット検査でFDGの集積が見つかったために抗がん剤投与を受けました。1回目は良かったのですが、2回目で激しい副作用に襲われ、髪の毛も抜け落ちてしまいました。そこで患者さんは勇気をもって抗がん剤を拒否しました。当然拒否するわけですから主治医はいい気はしません。主治医としたら、この治療法が政府のお墨付きを得ていてデータもしっかりしているし、自分たちの治療法が最も正しいと信じているからです。しかし、結果的に患者さんの乳がんは抗がん剤を止めました。その後ビタミンC点滴もやめてしまいましたが、その後癌は急激に大きくなり直径8cm位まで巨大化しました。その時にもっ... 詳細を見る

天然自然抗がん物質療法

ED治療薬を使った、がん治療の可能性~緑茶カテキンの抗がん効果増強~

緑茶に含まれているカテキンは抗がん作用があることが知られています。統計的に緑茶を良く飲む人に胃癌が少ないということです。しかし実際にがんになった人が緑茶を飲めば治るというわけではありません。今回、勃起不全の治療薬として処方されている薬剤(レビトラ、バイアグラ、シアリス)がカテキンの抗がん作用を高めることがラットの実験で証明されました。そして胆管癌、大腸直腸がん、子宮頸部がん、乳癌など様々ながんに対して抗がん作用があることが示されました。ラットの実験では癌が治ったことが確認されています。また生存期間を明らかに延長する効果が認められました。  67-kDa laminin receptor increases cGMP to induce cancer-selective apoptosisMotofumi Kumazoe,1 Kaori Sugihara,1 Shuntaro Tsukamoto,1 Yuhui Huang,1 Yukari Tsurudome,1 Takashi Suzuki,1 Yumi Suemasu,1 Naoki Ueda,1 Shuya Y... 詳細を見る