グルコサミンが大腸がんのリスクを低下する可能性がある

疫学的にはグルコサミンの摂取は大腸がんのリスクを減らしている可能性があると報告されている。メカニズムは炎症の抑制である。がんと炎症には関連があるだけに、グルコサミンには期待がかかっているだろう。 グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す******************http://www.dhcblog.com/kamohara/category_12/今月の消化器病学の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミンによるNF-κB抑制を介した抗炎症作用が報告されていました。(J Gastroenterol Hepatol. 2013 Dec 10)疫学研究では、グルコサミンサプリメントの利用と、大腸がん(結腸がん・直腸がん)リスクとの間に負の相関が見出されています。がんの病態には、慢性炎症の関与が知られています。そして、グルコサミンに関する基礎研究では、抗炎症作用が示されています。(例えば、グルコサミン由来成分の抗炎症作用)そこで、今回の研究では、大腸がんの前段階とされる大腸炎に対するグルコサミンの作用が検証されました。具体的には、デキストラン硫酸(DSS)誘発大腸炎... 詳細を見る

ビタミンC点滴療法

進行癌患者に対する高濃度ビタミンC点滴療法に関する新論文

古くて新しい論争はビタミンCの代名詞ともなっている。ビタミンC点滴療法は1976年と1978年に衝撃的な2つの論文が発表されて以来、毀誉褒貶の中で以来40年近くを経過している。 これを何とか形にしようとする医師たちと、この治療法を葬り去りたい勢力の戦いが続いてきた。近年ではがん治療の軸足は遺伝子治療に移ってきているかのような報道が多いが、実際には遺伝子治療は実用化しておらず、新しい新薬の効果もいまだに決定的なものとはなっていない。 しかし、この論文にもあるように、ほとんど毒性もなく安価でがん細胞に対して効果があるビタミンCはもっと取り上げられるべきものであると思われる。***************************http://ar.iiarjournals.org/content/29/3/809.full進行癌患者の治療の高用量ビタミンC(アスコルビン酸)療法 サトシOHNO1,2、 ユミコOHNO2、 ノブタカSUZUKI1,2、 GEN-ICHIRO SOMA3,4,5、そして、 マサキINOUE2+ 著者提携 補完的なおよび代替医療臨床研究開発、金沢大学、医学の大学院... 詳細を見る

先端医療的がん治療

ガンのDNAをメチル化する治療について

ガンとメチル化治療についてDNAのメチル化とは、DNAが一部メチル化されることにより、DNAの発現の調整が起こることを言う。以下の論文では、ガンの血管新生がメチル化によってコントロールされることを行っている。 **********************http://weeksmd.com/2013/11/methylation-cancer/メチル化と癌2013年11月30日にブラッドフォードS.週博士によって掲示される週博士のコメント:メチル化とMTHFR試験は、大部分の医師によって十分に理解されなくて、それで、「メチル化」に注意を払う。 メチル化の信号はガンの成長をコントロールする2013年11月28日に-ボストン医科大学(BUSM)に研究者によって導かれたある研究は、新しい血管と癌成長の形成を妨害する可能性があるシグナリング・タンパク質とその受容体の新しいメカニズムを示している。この知見は、Science Signalingの12月号で発表される。血管形成は、いくつかの疾患(例えば癌と加齢性黄斑変性)の発症と進行につながることができるプロセスで起こる。血管内皮成長因子... 詳細を見る

抗がん剤は発ガンの可能性がある~TEDでの講演

TEDでも抗がん剤の使用が発ガンを促すことが話された。TEDをご存知だろうか?大勢の聴取を前にスポットライトを浴びながら演者が身振り手振りで話をするテレビ番組である。イヤホンとマイクがついたヘッドセットをつけて時にはジョークを交え、時には聴衆に語りかけながら講演会が進んでゆく。私の師匠ウイークス医師がTEDで話された内容を解説している。統合医療の医師たちが以前から述べていたことだが、抗がん剤に発がん性があることを西洋医学の「正統派」の医師たちも認め始めたということだろうか。いや、おそらくは以前から彼らも知っていただろうしそれでもやるしかないという発想になっていたのだろう。そしてこれからもソノ傾向は変わらない気がする。抗がん剤で生活している人々、企業が余りに巨大になりすぎているのだ。ちなみに日本郵政といつのまにやら提携したアフラックのがん保険、アフラックの利益の80%程度まで日本での販売が貢献しているらしい。抗がん剤も日本の医療費の25%といわれているからすごいものだ。********************************http://weeksmd.com/2012/08/s... 詳細を見る

先端医療的がん治療

エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害活性・乳がん抑制作用

エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害活性・乳がん抑制作用 *****************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の食物化学の専門ジャーナル(電子版)に、エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害作用を介した乳がん細胞増殖抑制効果を示した基礎研究が報告されていました。(Food Chem Toxicol. 2013 Oct 23.)乳がんは、女性ホルモンのエストロゲンに依存して増殖するホルモン依存性の悪性腫瘍です。閉経前は、卵巣からのエストロゲン分泌が影響します。閉経後は、卵巣由来のエストロゲンがなくなる代わりに、副腎由来のアンドロゲンがアロマターゼという酵素によってエストロゲンに転換されます。そこで、閉経後の乳がん治療では、アロマターゼ阻害剤が用いられています。さて、今回の研究では、オリーブオイルによる乳がん細胞への作用が検証されました。具体的には、乳がん細胞系(エストロエゲン陽性MCF-7細胞)を用いて、エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害剤(医薬品のレトロゾールとアナストロゾー... 詳細を見る