先端医療的がん治療

エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害活性・乳がん抑制作用

エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害活性・乳がん抑制作用 *****************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の食物化学の専門ジャーナル(電子版)に、エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害作用を介した乳がん細胞増殖抑制効果を示した基礎研究が報告されていました。(Food Chem Toxicol. 2013 Oct 23.)乳がんは、女性ホルモンのエストロゲンに依存して増殖するホルモン依存性の悪性腫瘍です。閉経前は、卵巣からのエストロゲン分泌が影響します。閉経後は、卵巣由来のエストロゲンがなくなる代わりに、副腎由来のアンドロゲンがアロマターゼという酵素によってエストロゲンに転換されます。そこで、閉経後の乳がん治療では、アロマターゼ阻害剤が用いられています。さて、今回の研究では、オリーブオイルによる乳がん細胞への作用が検証されました。具体的には、乳がん細胞系(エストロエゲン陽性MCF-7細胞)を用いて、エクストラバージンオリーブオイルによるアロマターゼ阻害剤(医薬品のレトロゾールとアナストロゾー... 詳細を見る

ビタミンD3サプリメントの骨格筋への作用

ビタミンD3はサプリメントの中でもビタミンCについでマルチな力を発揮するビタミンである。高齢者の筋断面積の増加が見られるのだから相当の効果だと思われる。 **********************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の臨床内分泌代謝学の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンD3サプリメントによる筋肉組織への影響を調べた臨床研究が、米国のグループ(Tufts Medical Center)から報告されていました。(J Clin Endocrinol Metab. 2013 Oct 9.)ビタミンDは、骨の健康維持に関係する脂溶性ビタミンとして広く知られています。近年の研究では、免疫調節作用や抗がん作用も見出されており、アンチエイジング分野ではベーシックサプリメントとして摂取が推奨されるようになりました。また、ビタミンDは、骨の健康維持に加えて、筋肉組織への作用も示唆されており、転倒予防、骨折予防の点から、ロコモティブ症候群対策のサプリメントでもあります。ただし、現時点では、ビタミンDサプリメント投与による筋肉量の増加や筋特異的なビ... 詳細を見る

マルチビタミンミネラル利用者では浸潤性乳がんの死亡率が低い

 マルチビタミンミネラルはもっとも知れ渡っており多くの人にもなじみが深いサプリメントではないだろうか。 ******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の乳がん研究の専門ジャーナル(電子版)は、マルチビタミン・ミネラルサプリメントの利用と、乳がんによる死亡率との関連を調べた研究が、米国のグループ(Albert Einstein College of Medicine)から報告されていました。(Breast Cancer Res Treat. 2013 Oct 9.)マルチビタミンサプリメントは、米国では広く利用されています。例えば、米国の男性医師を対象にした研究では、マルチビタミンサプリメントの利用と、全がんリスク低下との関連が見出されました。(2012年、JAMA)さて、今回の研究では、浸潤性乳がんと診断された女性において、マルチビタミンとマルチミネラルサプリメントの利用と、乳がんによる死亡率との関連が調べられました。具体的には、米国の40カ所の医療機関において乳がんと診断された50歳から79歳の女性7,... 詳細を見る

セントジョーンズワートとドセタキセル(抗がん剤)との相互作用

抗がん剤との併用が問題となるサプリメントはいくつかある。このセントジョーンズワートもその一つだが、ビタミンCもメソトレキセートとの併用は禁忌といえる。サプリメントが」無害というわけではなく、何かしら体に影響する薬剤もサプリメントもそれぞれ作用機序があり、その作用が拮抗する場合には併用しないことだ。*******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/臨床薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、セントジョーンズワートとドセタキセル(抗がん剤)との相互作用を示した臨床研究が、オランダのグループ(Utrecht University)から報告されていました。(Clin Pharmacokinet. 2013 Sep 26)セントジョーンズワート(和名セイヨウオトギリソウ)は、軽症から中等度のうつ病に対して有効なハーブです。SSRIなどの医薬品と同等の効果を有し、かつ、副作用は医薬品よりも少ないことが知られています。セントジョーンズワートは、単独の投与では、安全性と有効性の確立されたハーブです。一方、医薬品との相互作用がありま... 詳細を見る

先端医療的がん治療, 統合 医療

ドイツにおけるがん患者の補完代替医療の利用状況~教育水準と収入に相関がある。

ドイツにおけるがん患者の補完代替医療の利用状況~教育水準と収入に相関がある。 ドイツのおける補完代替医療の利用状況が発表されていたが、アメリカも似たような出ていた。31%つまり薬3分の1人が利用しているとのことだ。日本でもがん患者さんの多くは興味はあるのだろうが、何が自分に必要か分からないこともアルだろう。 第一がん治療自体に関してマスコミによる、抗がん剤や先進的な放射線療法で直るという宣伝もあり、その原因を正すという最も正しい方法が分からなくなっている。これが大きな問題であると考えられる。代替医療自体も万能ではない、うまく使いこなすには専門の医師に良いアドバイスをもらうのが肝要だ。***********************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の小児血液腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、がん患者における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究が、ドイツのグループ(Saarland University)から報告されていました。(Pediatr Blood Cancer. 2013 Se... 詳細を見る