ニンニクや緑茶の摂取が多いと肺がんリスクが低い

WHOが勧告している健康的な食事のピラミッドにもにんにくは最上位に挙げられている。食事とガンの予防は大切な分野だろう。これをサプリメントで摂取することと食事の摂取にはこれまた大きな違いがある。食事をなるだけ自然のもので取ることは推奨されて当然だが、わざわざサプリメントを摂取して毎日の食事は適当では困ったものだ。私も反省する分野である。*******************http://www.dhcblog.com/kamohara/ニンニクや緑茶の摂取と、肺がんリスクとの関連を調べた疫学研究が、中国のグループ(Nanjing Medical University)から報告されていました。(Zhonghua Liu Xing Bing Xue Za Zhi. 2013;34:114-9.)ニンニクは、抗凝固作用があり、脳梗塞など動脈硬化性閉塞性疾患のリスクを低下させると考えられます。機能性食品分野の研究では、ニンニク抽出物による脂質異常症改善作用や高血圧改善作用が知られており、サプリメントとして広く利用されています。緑茶には、ポリフェノールの1種である緑茶カテキンが含まれており、抗酸化... 詳細を見る

先端医療的がん治療

ビタミン点滴療法の新情報

【臨床試験情報】 アメリカで膵臓癌化学療法にIVC療法を併用する第2相臨床試験を開始──────────────────────────────────アメリカのニューヨークにあるBruckner Oncology(がんの臨床試験や統合医療をするために新設されたクリニック)が、ステージ4の膵臓癌に行うG-FLIPの少量投与法に高濃度ビタミンC点滴療法を併用する臨床試験を8月より4年間の予定で開始します。G-FLIPではGemcitabine, 5FU, Leucovorin, Irinotecan, Oxaliplatinを通常より低用量で投与します。高濃度ビタミンC点滴療法は週2回の投与で行います。試験概要の詳細を下記よりご覧になれます。http://www.clinicaltrials.gov/ct2/show/study/NCT01905150 詳細を見る

プロアントシアニジンによる子宮体がんリスク低下作用

プロアントシアニジンによる子宮体がんリスク低下作用 食事とガンの関連が示唆される文献である。**********************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、プロアントシアニジンによる子宮体がんリスク低下作用を示した疫学研究が、イタリアのグループから報告されていました。(Br J Cancer. 2013 Aug 6.)発がんには酸化ストレス障害が関与することから、がん予防(がんリスク低下)には、抗酸化作用を持つ機能性食品成分の摂取が推奨されます。基礎研究では、カロテノイドやフラボノイド類など各種ファイトケミカルの抗酸化作用や抗炎症作用を介した抗がん作用が示されています。さて、今回の研究では、フラボノイド類の摂取と、子宮体がんとの関連が調べられました。具体的には、イタリアでの症例対照研究として、組織学的に子宮体がんと確定診断を受けた454名と、対照群908名を対象に、食事調査が行われ、各種のフラボノイド類(フラバノール、フラバノン、フラボノール、アントシアニジン、フラボン、イソフラボン、プロ... 詳細を見る

サプリメント療法

ビタミンDが低いと死亡率が高い。

ビタミンDが低いと死亡率が高い***********http://www.dhcblog.com/kamohara/公衆衛生学の専門ジャーナルに、血中ビタミンD値と、死亡率との関連を調べたメタ解析が報告されていました。(BMC Public Health. 2013 Jul 24;13(1):679)近年、ビタミンDは、骨の健康維持だけではなく、免疫調節作用や抗がん作用など、多彩な効果が示されています。65歳以上の全死亡率について、英国では、高緯度のグラスゴーのほうが、リバプールやマンチェスターよりも30%高いことが知られています。高緯度地域に居住する白人では、ビタミンD不足のリスクが高まります。そこで、今回の研究では、ビタミンDの低値と、死亡率との関連について、系統的レビューとメタ解析が行われました。具体的には、Medline, EMBASEといった各種データベースから2012年2月までの関連した研究が抽出されています。9報の24,297名の参加者がメタ解析の対象となりました。追跡期間中に5,324名が死亡しています。各種の交絡因子で補正後、血中ビタミンDが高値の群に比べて、低値の群... 詳細を見る

オメガ3油の大腸がんに対する効果

魚油サプリメントの抗炎症作用@大腸がん患者これからさまざまなガンに対して炎症が治まる反応が起きることが証明させるだろう。食生活や食事の内容によって知らず知らずのうちに体は反応している。******************http://www.dhcblog.com/kamohara/脂質研究の専門ジャーナル(電子版)に、大腸がん患者における魚油サプリメントの抗炎症作用を示した臨床研究が報告されていました。(Lipids. 2013 Jul 26.)EPAやDHAなどのオメガ3系必須脂肪酸は、抗炎症作用・動脈硬化予防作用、認知機能改善作用、抗うつ作用など多彩な働きが示されています。さて、今回の研究では、大腸がん患者における魚油サプリメント投与による抗炎症作用が検証されました。具体的には、化学療法を受けた大腸がん患者11名を対象に、ランダム化偽薬対照試験として、1日あたり2グラムの魚油サプリメント(600mgのEPAとDHA)投与群(n=6)、偽薬投与群(n=5)の2群について、9週間の介入試験が行われています。関連指標は、最初の化学療法施行の前と9週間の介入後で比較されました。解析の結果... 詳細を見る