大豆の摂取は肺がんリスクを低下する

大豆摂取は肺がん以外にも広く推奨されるべき食事だと思われる。色々なエビデンスが出ているが今回は肺がんについて。*********************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の栄養学の専門ジャーナルに、大豆製品の摂取と、肺がんリスクとの関連を調べたメタ解析が報告されていました。(Nutr Cancer. 2013 Jul;65(5):625-32.)大豆では、大豆タンパクによる脂質代謝改善作用、大豆イソフラボンによる女性ホルモン様作用や抗酸化作用を介した機能性などが知られています。さて、今回の研究では、大豆製品の消費量と、肺がんリスクとの関連についてメタ解析による検証が行われました。具体的には、疫学研究11報を対象に、大豆あるいはイソフラボンの摂取量の最高群と最低群について、肺がんリスクとの相関が調べられています。解析の結果、大豆たんぱくの摂取量と、肺がんリスクとの間に負の相関が見出されました。(OR = 0.98, 95% CI = 0.96 to 1.00)また、非喫煙差では、喫煙者に比べて、負の相関が有意に大きくなっています。(OR ... 詳細を見る

末期ガンから完全治癒した患者の研究

(integ cancer thera sep 2009)雑誌に発表された論文から。 ガンサバイバーと言われる人たちを対象にした研究が発表された。医学的には余命3ヶ月と宣告されたにもかかわらず、完全治癒にいたる患者さんがいる。彼らの精神的心理的な特徴は何か? それが完全治癒に至るための必須の条件だとしたら我々は何を学ぶべきだろう?従来の、物質主義的な治療ではなく人間的精神主義的な治療が必要かもしれない。 ということをこの論文は示していると思われる。実際に臨床の現場にいて、感じることは物質主義的な治療ではガンの根本治癒には至らないということである。 それでも治療をしないわけにはいかない。目の前に患者さんがいるからだ。しかし、本当の治癒に至るには物質主義的な薬物療法だけでは限界があることも事実である。この論文の趣旨は簡単に言うと3つの特徴があったと言うことだ。① 人生で何が大切なのかに対しての「確実な」理解があったこと②        人生を価値あるものに「自主的に」作り上げてゆくこと③        自尊心を強化し、他者への寛容と共感の気持ちをもち、より平和で喜ばしい... 詳細を見る

肝臓がんとマリアアザミ

肝臓がんとマリアアザミ マリアアザミとは葉っぱに白いまだら模様があるのが特徴。模様はミルクがこぼれたように見えるために、ミルクを聖母マリアに由来するものとしてマリアアザミの名がある。種子にはシリマリン (Silymarin) と呼ばれる4種のフラボノリグナン類 (flavonolignans) が多く含まれ、傷ついた肝細胞の修復を助けるとされている。ヨーロッパでは2000年以上も前から、主に肝臓の疾患などに対して種子が利用されてきた。近年では肝機能改善のためのサプリメントとして利用されている。ドイツのコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)は、粗抽出物の消化不良に対する使用、標準化製品の慢性肝炎と肝硬変への使用を承認している。米国ハーブ協会の分類はクラス1で、適切に使用される場合、安全に摂取することができるハーブに分類されている。(wiki pediaより)************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月のがんと統合医療治療研究の専門ジャーナル(電子版)に、肝臓がんに対してマリアアザミ抽出物を投与した第1相臨床試... 詳細を見る

サプリメント療法

レスベラトロールによる血管内皮機能改善作用@高血圧+脂質異常症

レスベラトロールによる血管内皮機能改善作用@高血圧+脂質異常症 我々の健康に寄与するものは大きく分けて、食事、運動、免疫、自律神経、環境などがある。そのうちで多くの人に影響するものの最大のものは食べ物であり、特に植物性サプリメントはかなり有用だと思う。 最大と書いたのは食事がいくら良くてもガンになる人がいることから、食事が全てではないよと言いたいからだ。マクロビの厳しい食事をしながらなくなってゆく患者さんがたくさんいるから食事がすべてではないと考えるのだ。 食事以外では、自律神経の乱れが病気の原因になっているし、さらにその根源は精神的な不安定さだろうと思う。それが特に顕著に出てくるのがガンとうい病気だ。 がん患者さんは多くの人が、薬を求めている。これを飲んだら治るという薬だ。しかしそれでは完治しない症例があまりにも多い。なぜなら薬が足らなくて、サプリメントが不足していてガンになったわけではないからである。 ガンになったのはその患者さんの免疫力が低下しているからだ。その原因は自律神経が乱れているからだ。その原因は精神に不安定さが生じている... 詳細を見る

サプリメントの効果に関する評価

「抗酸化物質: 本当の話」研究会からのニュースが届いた。高酸化物質に対しての批判はどうして起こるのだろうか?利害対立にある製薬メーカーがこうした論文を作成しているという批判がある。色々な考え方があってしかるべきなのでどちらを批判するのも間違っている。あくまで科学的にはっきりできないこともあるのだという観点に立って考えたら、結局は患者さんの医療者の人生観によって選択は違ってくるのだと思われる。***************************************バイアスのかかった研究者、受け売りするマスコミhttp://www.iv-therapy.jp/omns/news/26.html執筆者: Gert E. Schuitemaker, PhD(OMNS、2013年5月14日) 見解が栄養素のように細かく分かれるテーマというのはあまりない。果物や野菜をたくさん摂る良質の食事は、健康に良く、多くの疾患を防ぐということは、ほとんどすべての人が認めている。そうした食事には、必須栄養素と抗酸化物質がたっぷり含まれている。それなら、なぜ、抗酸化サプリメントに対する非難が、世界中のマスコ... 詳細を見る