サプリメント療法

レスベラトロールによる血管内皮機能改善作用@高血圧+脂質異常症

レスベラトロールによる血管内皮機能改善作用@高血圧+脂質異常症 我々の健康に寄与するものは大きく分けて、食事、運動、免疫、自律神経、環境などがある。そのうちで多くの人に影響するものの最大のものは食べ物であり、特に植物性サプリメントはかなり有用だと思う。 最大と書いたのは食事がいくら良くてもガンになる人がいることから、食事が全てではないよと言いたいからだ。マクロビの厳しい食事をしながらなくなってゆく患者さんがたくさんいるから食事がすべてではないと考えるのだ。 食事以外では、自律神経の乱れが病気の原因になっているし、さらにその根源は精神的な不安定さだろうと思う。それが特に顕著に出てくるのがガンとうい病気だ。 がん患者さんは多くの人が、薬を求めている。これを飲んだら治るという薬だ。しかしそれでは完治しない症例があまりにも多い。なぜなら薬が足らなくて、サプリメントが不足していてガンになったわけではないからである。 ガンになったのはその患者さんの免疫力が低下しているからだ。その原因は自律神経が乱れているからだ。その原因は精神に不安定さが生じている... 詳細を見る

サプリメントの効果に関する評価

「抗酸化物質: 本当の話」研究会からのニュースが届いた。高酸化物質に対しての批判はどうして起こるのだろうか?利害対立にある製薬メーカーがこうした論文を作成しているという批判がある。色々な考え方があってしかるべきなのでどちらを批判するのも間違っている。あくまで科学的にはっきりできないこともあるのだという観点に立って考えたら、結局は患者さんの医療者の人生観によって選択は違ってくるのだと思われる。***************************************バイアスのかかった研究者、受け売りするマスコミhttp://www.iv-therapy.jp/omns/news/26.html執筆者: Gert E. Schuitemaker, PhD(OMNS、2013年5月14日) 見解が栄養素のように細かく分かれるテーマというのはあまりない。果物や野菜をたくさん摂る良質の食事は、健康に良く、多くの疾患を防ぐということは、ほとんどすべての人が認めている。そうした食事には、必須栄養素と抗酸化物質がたっぷり含まれている。それなら、なぜ、抗酸化サプリメントに対する非難が、世界中のマスコ... 詳細を見る

先端医療的がん治療

併用エピジェネティック療法の臨床試験結果/ジョンズホプキンス大学

あらたな薬の開発が行われている。遺伝子の働きを解明し、そこに働きかけて治癒へ導くほほうである*******************************************2011年11月9日進行期肺癌患者において、併用「エピジェネティック」療法により遺伝子の抗癌活性が回復する可能性がある ―小規模臨床試験により、有望な治療効果が認められるジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターで実施された小規模臨床試験において、癌細胞を増殖させる遺伝子サイレンシングの修復をねらった新タイプの治療に有望な結果が得られた。抗癌活性の回復を目的とした薬剤2種の併用投与を受けた45人の進行期肺癌患者は、予測された4カ月よりも2カ月間長く生存し、うち2人は、複数の標準治療歴後の進行期であったにもかかわらず、完全あるいはほぼ完全な奏功を示した。11月9日、Cancer Discovery誌に報告された本研究において、ジョンズホプキンスの研究者たちは、非小細胞肺癌患者をアザシチジンとentinostat(エンチノスタット)の併用投与により治療した。アザシチジンは遺伝子を脱メチル化する。エンチノスタットはヒ... 詳細を見る

先端医療的がん治療

免疫系を強化する癌治療法、試験拡大へ/ジョンズホプキンス大学

免疫系を強化する癌治療法、試験拡大へ/ジョンズホプキンス大学 ******************************************治療は安全で、ある種の腫瘍を縮小し、マーカーは治療効果を予測できる可能性があると試験担当医師らは述べている。ジョンズホプキンス大学キンメルがんセンターの研究者の主導で他の医療センターと共同で実施した2件の臨床試験において、癌を見つけ攻撃する免疫系の能力を回復させることを目的とした被験薬の試験を行った結果、進行性非小細胞性肺癌患者、メラノーマ患者、腎癌患者において有望な早期結果が示された。 同じ免疫抑制経路を標的とする2つの薬剤の試験において500人以上の患者が治療を受け、試験担当医師らによるとさらに大規模の患者で試験を拡大するために十分な証拠が得られたという。 第1相臨床試験の結果は6月2日にNew England Journal of Medicineにおいてオンラインで発表され、2012年米国臨床腫瘍学会年次集会(2012 American Society of Clinical Oncology Annual Mee... 詳細を見る

サプリメント療法

コーヒーとがんリスクについて

コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連  ******************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連を調べた疫学研究が報告されていました。(Cancer Causes Control. 2013 May 24.)これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。最近の米国での研究では、コーヒーの摂取と、致死的前立腺がんや進行がんリスク低下との有意な相関が示されています。そこで、今回の研究では、スウェーデンにおける症例対照研究として、コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連が検証されました。具体的には、前立腺がん症例の1,499名と、対照群1,112名が比較されています。解析の結果、前立腺がん症例群も対照群も、1日あたりのコーヒーの平均摂取量は3.1カップでした。まず、コーヒーの摂取と、前... 詳細を見る