リコピンと魚油による大腸がん抑制作用
リコピンと魚油による大腸がん抑制作用ガンへの食事療法の期待は高まっている。抗がん剤で根治できないガンに対して食事療法や免疫を高める生活を推奨することは重要である。短期的な治療は抗がん剤が最も効果的だが、長期的には免疫低下を引き起こし、場合によっては緩和治療への道を進むこととなる。やはり長期的視点に立って治療を行うべきである。**************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/category_12/今月の分子栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、リコピンと魚油による大腸がん抑制作用を示した基礎研究が報告されていました。(Mol Nutr Food Res. 2012 Sep 7.) トマトには、カロテノイド系ファイトケミカルの1種であるリコピン(リコペン)が含まれています。赤色色素のリコピンは、抗酸化作用や抗がん作用を有しており、疫学研究では、肺がんや大腸がん、前立腺がんのリスク低減作用が知られています。また、先行のin vitro研究では、リコピンとEPA(オメガ3系脂肪酸)の併用投与によ... 詳細を見る