ブロッコリーの成分が乳癌幹細胞を抑制、ミシガン大学の研究で発見

ブロッコリーの成分が乳癌幹細胞を抑制、ミシガン大学の研究で発見癌幹細胞を抑制する天然物質についてはNCI(アメリカ国立癌研究所)の研究で、レズベラトロール、ケルセチン、発酵大豆、インドール3、オメガ3油などがあることは良く知られている。このミシガン大学ではその追試験をおこなっているのだと思われる。または in vitro の実験がおわり in vivo での実験が始まったというべきだろうか。いずれにしてもCTC検査をおこなっているgenostic社の検査にもこれらの天然物質の抗癌検査は含まれており、個人個人感受性に違いが有るが効果が期待できることは明らかである。 これらのサプリメントを摂取している私の患者に、「そんなものを使用するならあなたはこの病院では治療できない」と怒鳴る医師がいると聞いて驚いたが、日本人医師の中ではこの手の情報はいくら教えても聞こえないらしい。 情報を目で見ても、耳で聞いても理解できないのだが、彼らに唯一あっという間に理解させる方法がある。それはこの一言だ。「先生以外の皆さんはもうそれを使っていますよ。」(日本人医師をからかったアメリカンジョーク) こんな根拠の無... 詳細を見る

先端医療的がん治療

アバスチン、スーテントは乳癌幹細胞を増加させる@ミシガン大学

アバスチン、スーテントは乳癌幹細胞を増加させる/ミシガン大学 一時は夢の薬とも言われた薬が徐々にその欠点を暴かれてきたというのが正解だろうか?これらの分子標的薬は主に、がん細胞の新生血管の成長を阻害する働きをするのだが、この研究では新生血管を阻害する際に起こるがん細胞の低酸素状態が癌を活性化するということが分かってきた。今から100年前にオットー・ワールブルグによりノーベル賞を受けた理論が今も正しかったことをうかがわせるではないか。「癌細胞の特異性は低酸素を好み、グルコースだけに依存する細胞である」 その細胞に低酸素環境を与えて良いはずは無いし、血糖値をあげてよいことは無い。*****************http://www.cancerit.jp/15987.html2012年2月12日アバスチン、スーテントは乳癌幹細胞を増加させる研究結果から乳癌に対する抗血管新生療法の限界を説明 ミシガン大学総合がんセンターの研究者らが実施した新しい研究によると、血管の成長を阻害する癌治療は、マウスにおける乳癌幹細胞数を増加させることが判明し、これらの薬剤が生存期間を延長させない理由... 詳細を見る

インスリンと前立腺がんリスクについて

血清インスリン、グルコース、インスリン抵抗性指標、そして前立腺癌リスクこの研究からもインスリン抵抗性と前立腺がんの関連が予想される。つまりは血糖値との関連は不十分であっても血糖値をコントロールするインスリンホルモンの値が癌リスクと関連していることが示されている。がん細胞が高血糖を好み、かつ血糖降下剤であるメトホルミンが癌幹細胞を攻撃することからも血糖値を上げるような食事や嗜好は控えるようにするべきである。同時にインスリン分泌が過剰となるような食生活、生活習慣は改めるべきである。ちなみに、当院では糖尿病の患者さんに食事指導をおこなった場合、きちんと守れる患者さんはほぼ例外なくHBA1cは6.5以下になり、多くは5台と下がってくる。正しい食事制限が以下に大事であるかを患者さん自身も考えてほしいと思う。最終的に治癒するのは薬ではなくあなた自身の治癒力なのだから。 2009年9月27日http://www.cancerit.jp/1191.htmlSerum Insulin, Glucose, Indices of Insulin Resistance, and Risk of Prostat... 詳細を見る

癌と闘う食品を買う!!

テキサス大学MDアンダーソンの専門家が、健康的な休暇シーズンの食料品の買い物リストを公開するMDアンダーソンがんセンター2012年11月15日MDアンダーソンでは癌と戦う食品が公認だが、日本の病院では相も変わらずがん患者さんに「何を食べてもいいですよ、癌と食事は気にするほどの関連はありません」と大嘘をついている。賢明な患者さんは医者が癌から救ってくれるのではなく、あくまで治療薬や手術は医師が提供するが治癒するには自分の知識、知恵、医師の力が必要であることと知っている。***********************************************http://www.cancerit.jp/20401.htmlテキサス大学MDアンダーソンがんセンターの専門家らが作った、新しい休暇シーズンの食料品買い物リストに示した癌と闘う食品を買うことで、休暇シーズンの体重増加を避けることができる。「寒い時期になると、室内で過ごすことが多くなって体を動かさなくなり、さらに休暇シーズンに高カロリーの食事を食べ過ぎて、体重が増える傾向があります」とMDアンダーソンの健康管理栄養士であるMar... 詳細を見る

免疫療法, 先端医療的がん治療

癌とNK細胞

癌にたいしてNK細胞は免疫の要である。このNK細胞を強化する治療法は意外にすくなく、現在では免疫療法といって樹状細胞やNK細胞を培養クローン化して100倍~1000倍に増加して体内へ戻す治療が多くおこなわれている。ただ、今のところ一時的には効果があってもこれで完治するわけではなく(一時的に増加しているのだからまた体内のNK細胞は減ってくるため)、私自身も患者さんに使ってみてこれで完治は厳しいという印象を持っている。ただし、この治療を毎週継続しておこなう経済力(年間800万円ほど)があれば長期間使えたら治療効果は上がると考えている。今回はそのような方法ではなく、ある酵素がNK細胞を活性化することがどうやら可能となりそうだという話である。************************癌との戦いで、免疫を強化しなさい。矯正的がん治療はは、1)「癌ウェルカム」の状態を予防してかつ、無き物にする、2)免疫系を強化すること、 3)癌細胞を殺して、癌幹細胞に治療を加えること。 ここでは、下記の本論文において、我々には患者の免疫系を強化することが賢明な治療的な目的であるという合意がある。  栄養と運... 詳細を見る