乳がんサバイバーと大豆食品の摂取 

乳がんサバイバーと大豆食品の摂取 大豆には女性ホルモン様の作用があることが分かっている。にもかかわらず、タモキシフェンのような女性ホルモン拮抗作用のある抗がん剤と同様に乳がんに対する抑制効果がある。 実に不思議な食品である。おそらくは女性ホルモンの調整作用があり、がん患者さんの免疫が正常化するように女性ホルモンの調整をする働きがあるのだろうと考えられる。当院でも大腸がん、乳がん、前立腺がんの患者さんには絶対的に勧めているサプリメントの一つである。*******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/アメリカ医師会ジャーナルに,乳がんサバイバー(生存者)の予後(死亡率・再発)と,大豆食品の摂取との関連を調べた研究が,米国のグループ(Vanderbilt Epidemiology Center)から報告されていました。(JAMA. 2009 Dec 9;302(22):2437-43.)大豆には,女性ホルモン様作用を有する植物エストロゲン・大豆イソフラボン類が存在し,乳がんの予防やリスク低減における臨床的意義が注目され... 詳細を見る

大豆イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用

大豆イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用 イソフラボンの抗癌作用は自然物質の中でも非常に強い。アメリカにはヒーランという大豆のサプリメントがあるが、これもまたガンに対する効果が強い。残念ながら、個人輸入も難しいのが現状であることが残念である。******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/泌尿器科学の専門ジャーナル(電子版)に、大豆イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用を示したメタ解析が、オーストラリアのグループ(University of Melbourne)から報告されていました。(BJU Int. 2013 Sep 5.)これまでの基礎研究や疫学研究によって、前立腺がんリスク低下作用を示す機能性食品成分が知られています。代表的な成分に、トマトのファイトケミカルであるリコピン、大豆および大豆イソフラボンがあります。大豆では、大豆タンパクによる脂質代謝改善作用、大豆イソフラボンによる女性ホルモン様作用や抗酸化作用を介した機能性などが知られています。さて、今回の研究では、前立腺がんに対する大豆および大... 詳細を見る

ビタミンCとガン

所属学会から新しい論文が送られてきた。ビタミンCとガンの関連だが、さまざまな経路を利用してビタミンCはがん細胞の増殖を抑制しているようである。************************************「ビタミンCとガン:ハダカデバネズミにおける関連性」執筆者: Steve Hickey, PhD(OMNS、2013年7月30日) ハダカデバネズミは、他の小型げっ歯動物よりもはるかに長生きであるにもかかわらず、ガンに対する耐性が高い。実験用マウスは、概して寿命が3年未満で、ガンで死ぬことが多い一方、メクラネズミは、30年まで生きることがあるのに、腫瘍は稀である。最近、その説明となる事実を発見したと主張している研究グループがある[1]。ハダカデバネズミは、ヒアルロン酸(ヒアルロナン)と呼ばれる長鎖生体分子を基盤とした非常に強い組織基質を有しているようである。この分子は、関節炎の改善において、グルコサミンやコンドロイチンなど、他のグリコサミノグリカンとともに広く使用されていることから、サプリメント使用者なら聞き覚えがあるかもしれない。こうしたサプリメントは、損傷した軟骨などの結... 詳細を見る

クルクミン(ウコン)による抗炎症作用

クルクミン(ウコン)による抗炎症作用*******************http://www.dhcblog.com/kamohara/植物療法の専門ジャーナル(電子版)に、ウコンの機能性成分クルクミンによる抗炎症作用を示したレビューが報告されていました。(Phytother Res. 2013 Aug 7.)ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗炎症作用を示します。分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。慢性炎症は、がんや動脈硬化性疾患、肥満・メタボリック症候群など生活習慣病全般に共通する病態です。かつて、一般誌のTimeも、‘Inflammation: The Secret Killer’としてカバー特集を組んだことがあり、広く認知されています。そこで、サプリメント研究では、抗炎症作用を有する機能性食品成分の働きが注目されています。分子レベルでは、NF-κB経路に対する抑制作用を介した抗炎症作用が知られています。(ウコン成分クルクミンによる抗炎症作用は、NF-κB抑制です。)クルクミン/ウコンは、日本では、飲酒時の肝臓保護というイメージですが、海外の臨床試... 詳細を見る

ブロッコリによる炎症抑制効果

ブロッコリはガンの抑制効果、治療効果も明らかになってきている。CTC検査をしてもその効果があることは分かっている。炎症の抑制はガンの進展を抑制することでもある。またあらゆる炎症性疾患に対してもある一定の効果が期待できるだろう。***********http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の食品科学/栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、ブロッコリの摂取による抗炎症作用を示した臨床研究が、イタリアのグループ(Università degli Studi di Milano)から報告されていました。(Int J Food Sci Nutr. 2013 Sep 2)慢性炎症は、がんや動脈硬化性疾患、肥満・メタボリック症候群など生活習慣病全般に共通する病態です。かつて、一般誌のTimeも、‘Inflammation: The Secret Killer’としてカバー特集を組んだことがあり、広く認知されています。そこで、サプリメント研究では、抗炎症作用を有する機能性食品成分の働きが注目されています。分子レベルでは、NF-κB経路に対する抑制作用を介した... 詳細を見る