変形性膝関節症とグルコサミン、コンドロイチン
グルコサミンとコンドロイチンの併用が変形性膝関節症の痛みを和らげるという報告である。たかがサプリメントというなかれ。サプリメントにも薬に似た効果があるということである。副反応が少ないのはメリットであろう。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の臨床リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミンとコンドロイチンの併用投与による変形性膝関節症の疼痛軽減効果を示した臨床研究が、ブラジルのグループから報告されていました。(Clin Rheumatol. 2014 Aug 3)グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。従来、作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というより... 詳細を見る