抗加齢, 太陽クリニックブログ

ワイン・ビールと腹部大動脈瘤の関係 

こんな結果が出てきたら、お酒好きとしてはここぞとばかりに飲酒を合理化しそうですね。お酒の摂取量が一定していることが多くの人にとっては難しいことだと思われます。徐々に飲酒量が増えてゆき、止まらなくなり気が付いたら毎日ビールを350ml*4本とか、ビールの後に焼酎3杯とか、そんな患者さんが多くおられます。 一日ワイン2杯、ビール350*2本程度に抑えることができれば素晴らしいデータだと言えます。 ただし、お酒に頼らずにストレスを緩和できればそれに越したことはないと言えます。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/循環器学の専門ジャーナルに、ワインやビールの摂取と、腹部大動脈瘤リスクとの間に負の相関があるという疫学研究が、スウェーデンのグループ(Karolinska Institutet)から報告されていました。(Circulation. 2014 Aug 19;130(8):646-52)適度な飲酒は、健康維持に有用であるとされており、1日1~2杯の赤ワインの摂取は、ブドウ由来ポリフェノールによる抗酸化作用や抗... 詳細を見る

ネガティブな性格を科学で変える? オックスフォード大学教授の研究が話題

性格が明るいか暗いか、ポジテイブかネガテイブかで寿命が違うのは周りを見ていてもわかるだろう。見るからにエネルギッシュで常に目標を追いかけている人と、そうでない人は見るだけでもわかる。この違いを考えると前向きであるかどうかは寿命だけではなくて人生の内容にもかかわってくるだろうと想像に難くない。 この記事で紹介している書物の中で、著者は人間の性格が前向きかどうかはセロトニンで説明できるとしている。確かにセロトニン的な生き方は前向きな生き方であるというのは正しいという証左が多く出てきている。これももう少し踏み込んだのがこの書物である。 結論を言えば人間の性格は変えられる。ただし、変えようという意思をもてばである。変えようとする意思を持って、トレーニングを積めば変えることができるのだ。誰でもできる方法があるので紹介しよう。 「どんなことが起きてもこれは良いことが起きていると考えること」難しいだろうか?すべては必要であり必然であり、最善であると考える事ができたら人生にいやなことはなくなるだろう。それが前向きということではないか!!*********************************... 詳細を見る

コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析

コーヒーを一日4杯飲んで全死亡率が16%低下、3杯で心血管死が21%低下と硫黄結果である。コーヒー、緑茶は東西を問わず知らぬうちに人々が求めていた飲み物ということだろう。**************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下作用を示したメタ解析が報告されていました。(Am J Epidemiol. 2014 Aug 24.)これまでの多くの研究において、コーヒーや緑茶、紅茶の摂取による健康維持・生活習慣病予防効果が示されています。コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用、緑茶カテキンなどの作用を介した効果と考えられています。コーヒーやお茶の摂取と、(妊婦ではない、一般の成人において)2型糖尿病のリスク低下作用も知られています。そこで、今回の研究では、コーヒーの摂取量と、死亡率との関連が検証されました。具体的には、1966年から2013年までの前向き研究を対象に、コーヒーの摂取量と、全死... 詳細を見る

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保険医療と美容医療

美容医療と保険診療美容医療を求める人が多く感じることはどうして保険がきかないの?ということでしょう。先日もシミ、肝斑がある方が来院されて、保険診療でビタミン剤を希望された。軽度のシミや肝斑だったのでビタミンCで治療するのは問題ないですよとお答えさせてもらった。 すると、これから予防のためにも処方してほしいという。う~~む。予防には保険は使えないのだがなあ、治療なら使えますが、予防では保険はききませんよ。と説明したが、患者さんの顔には??マークが浮かんでいた。そりゃあそうだろうなと思う。治療と予防は違うといっても患者にとっては今のシミを減らしたい、これからも出てきてほしくはないと思っている。その感情の差異に自分では気が付かないのだ。また、他院でも長期間処方してもらっていたから欲しいという。それを聞いて軽く「ビタミンCは問題ないですよ」と言ってしまったことを実は今悔いている。 患者さんは安心しただろうと思う。今までもらえていた医院でもう処方できないといわれたビタミン剤がまた処方でできると思ったからだ。(おそらくは長期間の大量投与だったのだろうと想像される。保険の査定で処方を認められなかった... 詳細を見る

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変形性膝関節症とグルコサミン、コンドロイチン

グルコサミンとコンドロイチンの併用が変形性膝関節症の痛みを和らげるという報告である。たかがサプリメントというなかれ。サプリメントにも薬に似た効果があるということである。副反応が少ないのはメリットであろう。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の臨床リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミンとコンドロイチンの併用投与による変形性膝関節症の疼痛軽減効果を示した臨床研究が、ブラジルのグループから報告されていました。(Clin Rheumatol. 2014 Aug 3)グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。従来、作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というより... 詳細を見る