ダイエット外来, 抗加齢, 未分類

肥満から糖尿病・高血圧、引き金のたんぱく質解明 

朝日新聞デジタル 4月7日(火)4時1分配信新たな発見があったようです。糖尿病は食べ過ぎ、高カロリーの摂取、肥満から生じます。高血圧もまた、食事の影響が非常に大きい疾患です。逆にいうと節制している人には起きにくいです。高カロリー食でなぜ糖尿病が起きるのかは、以前からわかっていました。高血糖を是正するインスリンホルモンの分泌が不十分になること、インスリンホルモンに対しての感受性が減少すること、などです。今回は脂肪細胞の炎症に焦点を当てて研究し、その原因タンパク質が同定されたようです。食べ過ぎで起きる糖尿病や高血圧症よりも、食べすぎていないのに起きる疾患の治療法が解るといいと思います。食べ過ぎは本人の生活習慣が悪いために起きる現象ですが、食べ過ぎを是正すれば多くの場合改善します。ところが食べ過ぎがないのに起きる疾患はその原因がどこにあるのか?わからないことだらけだからです。糖尿病や高血圧で食事制限していない人はぜひ食事制限することで治してほしいと思います。根本治療なので、より簡単です。*************************肥満が進むと生活習慣病になる仕組み 肥満が進んで糖尿病や... 詳細を見る

抗加齢

地中海食を遵守するほどテロメアが長い

地中海食を遵守するほどテロメアが長い地中海食とは、野菜・豆類・果物・シリアルを多く摂取し、オリーブオイルからn-3系不飽和脂肪酸を多く摂取し、魚介類を多く、乳製品・獣肉や家禽類は少なめに、食事中に適量の赤ワインを摂取する食事である。 テロメアとは染色体末端粒子。真核生物の染色体の末端部分にみられる塩基配列の反復構造をいう。 TTAGGGの配列が哺乳類で数百回,ヒトの生殖細胞では約1万 5000~2万塩基対も繰返されている。テロメアは細胞分裂のたびに少しずつ短くなることから,染色体の複製に伴う損傷を防ぎ安定性を維持する働きをになう「あそび」の部分と考えられる*****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の臨床医学の専門ジャーナルに、地中海食の遵守率が高いほど、テロメアが長いという研究が、米国のグループから報告されていました。(BMJ. 2014 Dec 2;349:g6674.) テロメア長は、長寿の指標と考えられています。 テロメア長の短縮は、加齢に伴う疾患や生活習慣病、生存期間の短縮などとの相関... 詳細を見る

抗加齢

どうすれば安全安心:コーヒーを飲むと寿命が縮む? 肝がん・糖尿病、発症率低め

毎日新聞 2013年10月17日 東京夕刊コーヒーをめぐる情報は多々あるがコーヒーに否定的な文献は少ない。今回は数少ないコーヒー否定的な文献の話である。 一般的にはコーヒーが健康に寄与している考えてよいと思う。********************************http://mainichi.jp/shimen/news/20131017dde012100059000c.htmlあの香りをかがないと一日が始まらない人、徹夜で頑張る時には欠かせない人は少なくないだろう。コーヒーは嗜好(しこう)品ではあるが、よく飲む人は病気にかかりにくい−−。そう聞いていたのに、最近は寿命が縮まるとの報告も目にする。果たして健康にいいのか、悪いのか。【大槻英二】 ◇脂肪の燃焼を促進/妊婦、心臓病の人は注意/1日3杯までを目安に <55歳未満でコーヒーを毎日4杯以上飲む人は、飲まない人と比べて死亡率が男性で1・5倍、女性では2・1倍に上る>。今年8月、コーヒー愛飲家に衝撃的なデータが報じられた。米サウスカロライナ大などの研究チームが米医学誌に発表した、約4万人を対象に17年ほど追跡した疫学調査の... 詳細を見る

抗加齢

前立腺肥大症に対するタムスロシン+複合サプリメントのシナジー 

副作用がほとんどないサプリメントと薬を併用したら、治療成績が上がったという話である。サプリメントだけでは治療効果が上がらない場合、または薬だけでは効果が不十分な場合に併用するというのは良い発想だと思われる。http://www.dhcblog.com/kamohara/泌尿器学の専門ジャーナルに、前立腺肥大症に対する医薬品とサプリメントの併用によるシナジーを示した臨床研究が、イタリアのグループから報告されていました。(Prostate. 2014 Nov;74(15):1471-80)男性では、加齢に伴って前立腺肥大症(BPH)による排尿障害などの症状が生じます。良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。(ノコギリヤシは、多くの臨床試験によって有効性が示されており、安全性の高いハーブです。医薬品と比べても副作用が少なく、広く推奨できるサプリメント成分です。)タムスロシンは、前立腺肥大症に伴う排尿障害に用いられる医薬品です。尿道や前立腺に存在するアドレナリンα1受容体を遮断することにより、尿道内圧を下げ、前立... 詳細を見る

統合 医療, 抗加齢

お酒に弱い人、心臓も? 心筋梗塞、重症化の傾向

お酒に弱い=活性酸素の除去能力が低い、だとは思わなかった。お酒に強くて飲酒しない人が最強ということか?!面白い記事である。細胞内の酵素の持つ力ではこの結果であるが、食事やサプリメントの摂取状況でも活性酸素の分解能は違ってくるだろうから、これだけですべてとはいえないだろう。*************http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140928-00000024-asahi-sci朝日新聞デジタル 9月28日(日)15時45分配信  お酒に弱い体質の遺伝子型を持つ人は、心筋梗塞(こうそく)になったときに心臓のダメージが大きくなりやすいとする研究結果を、米スタンフォード大のチームがまとめた。ヒトのiPS細胞を使った実験で確かめたという。論文を米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン電子版に発表した。 お酒に強いか弱いかは、悪酔いの原因となる物質アセトアルデヒドを分解する酵素をつくる遺伝子の型に左右される。遺伝子に変異があって、その酵素をうまくつくれないタイプの人はお酒に弱くなる。こうしたタイプは東アジアの日本人や韓国人、中国人に多い。 チー... 詳細を見る