統合 医療, 抗加齢

乳酸菌と関節リウマチ

 腸内細菌叢の菌の勢力バランスで様々な健康の状態が変わってくる。うちの犬のウンチを貯めて、1か月分くらいを畑にまいているが、適度に発酵されているのだろう、畑にまくときにはヨーグルトの匂いがする。知らない人は驚くだろうが、野生の草花には乳酸菌が住み着いていて、犬や猫などは草をガシガシとかじっているのは実は腸内細菌の善玉菌である乳酸菌を増やしているのである。犬は基本的に肉食で、餌であるドッグフードも肉から作られているものが多いのだが、それでも腸内に乳酸菌が住み着いているわけだ。人間においては悪玉菌が増えて病気になるものだから乳酸菌を取り込もうとするが、実際には腸内環境が悪玉菌に優しくて善玉菌が生き残れない悪い環境だから病気が発症する。菌だけを入れても意味があるとは僕には思えない。うちのミハイル君のようにお菓子も食べず、穀物も食べず肉ばかり食べているエスキモーのほうが文明化された環境の人間よりは健康なのだ。************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節リウマチ研究の専門ジャーナルに、乳酸菌の投与によ... 詳細を見る

抗加齢

脳の萎縮予防、中年期の運動が決め手

脳の萎縮予防、中年期の運動が決め手に 米調査運動も健康維持の一環であるが、確かに80歳を超えて元気なご老人の方は運動している人が目につきます。ゴルフをしている男性の患者さんは血圧も高いけれど、腰痛もあるけれど元気です。風邪もひかないし、大病をしていません。女性患者のボーリングしている方もひざに痛みはありますが、内科の疾患はないです。今まで内科疾患がなかったから元気なのか、元気だったから内科疾患がない、命にかかわらないかは不明ですけど。********************http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-35077942-cnn-int CNN.co.jp 2月16日(火)13時5分配信 (CNN) 中年期の運動能力の低さと、年を取ってからの脳の萎縮には関係があるという調査結果が、このほど神経学会誌のオンライン版に発表された。 脳は年を取ると萎縮して認知機能を低下させ、認知症につながることもある。しかし研究チームによれば、運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を食い止められる可能性があるという。 米ボストン大学などの研究チー... 詳細を見る

先端医療的がん治療, 抗加齢

ベジタリアン食は健康的である

ヴィーガン食は全がんリスクを15%低下させる:メタ解析僕はベジタリアンではありません。家では肉や乳製品は取りませんが、外食時や会食時には自分から注文しない場合でも肉類が出たら食べます。比較的ベジタリアンチックな食事だと思います。食事の重要性はわかりますが、おいしい食事を頂くのが魂レベルの自然治癒力を上げると思うので、あまりに厳しい食事、おいしいと思えない食事はしないようにしています。また、週に一度の断食は去年一年間で52日できました。断食もつらさがなくなって来たので今年も続ける予定ですが、食事にもあまりおいしいものを欲しがる気持ちはなくなってきています。ベジタリアンは長寿で慢性疾患もなりにくいのでお勧めですが、ベジタリアン職を楽しめるようなメニューを自分で知っておくことが大切ですね。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の食物科学の専門ジャーナル(電子版)に、ベジタリアン食およびヴィーガン(ビーガン食)による健康アウトカムへの影響を検証したメタ解析が、イタリアのグループから報告されていました。(Cri... 詳細を見る

統合 医療, 抗加齢

グルコサミンが変形性膝関節症の発症、進行の予防効果がある

グルコサミンが変形性膝関節症を予防する:PROOF研究肥満女性に限っての研究だが実際の患者さんも肥満女性に特に多いのが特徴だ。変形性膝関節症は多くの高齢肥満女性に多い疾患である。グルコサミンが痛みに効くと言う研究はあったが、今回は予防効果である。つまり発生と信仰を予防する働きがあると言う結論だ。*******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、肥満女性において、グルコサミンサプリメント投与による変形性膝関節症リスク低減(予防)効果を示した臨床研究が、欧州(オランダ・ベルギー・イタリア)のグループから報告されていました。 (Semin Arthritis Rheum. 2015 Nov 19.)  今回の研究では、グルコサミンサプリメントによる肥満女性での変形性膝関節症の予防効果が検証されました。 (PROOF研究の一環です。) (PRevention of knee Osteoarthritis in Overweight Females study) 具体的... 詳細を見る

統合 医療, 抗加齢

グルコサミンと膝関節、そして抗加齢

グルコサミンの有用性に関するエビデンス グルコサミン膝関節痛や炎症反応を抑制する働きがあります。ただし軟骨の再生や破壊の抑制かどうかは明らかではないようです。もう一つ、寿命が延びるかもしれないと言う点が新たな研究結果です。*********************************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/変形性膝関節症の予防/リスク低減や症状の改善を訴求する機能性食品成分の中では、グルコサミンが最もエビデンスレベルが高いと思います。 グルコサミンは、抗炎症作用、軟骨細胞でのシグナル伝達作用、長寿関連遺伝子活性化など多彩な作用を有しており、基礎研究から臨床試験、疫学研究まで多くの知見が集積されています。 これに対して、医薬品は、消炎鎮痛薬ですので、短期的にNSAIDsを利用することはあるとしても、長期間の投与は不適切です。 中期的、長期的な有効性や安全性を考慮し、エビデンスを俯瞰するとき、変形性関節症の予防/リスク低減の目的で、グルコサミン(1500m~)の利用が推奨されます。 グルコサミンの膝... 詳細を見る