抗加齢

ノコギリヤシ+リコピン+カボチャ種子による前立腺肥大症の症状改善作用

以前からノコギリヤシは前立腺の健康に効果的だとわかっているがそれを強固に裏付けるデータが出てきている。 ***********************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、ノコギリヤシ+リコピン+カボチャ種子抽出物含有サプリメントによる前立腺肥大症の症状改善作用を示した臨床研究が、オーストラリアのグループ(University of Queensland)から報告されていました。(Complement Ther Med. 2013 Jun;21(3):172-9)男性では、加齢に伴って前立腺肥大症(BPH)による排尿障害などの症状が生じます。良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。(ノコギリヤシは,多くの臨床試験によって有効性が示されており,安全性の高いハーブです。医薬品と比べても副作用が少なく,広く推奨できるサプリメント成分です。)また、前立腺肥大症(BPH)は、勃起障害(ED... 詳細を見る

抗加齢

ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果

飲酒や血流不足で脳波萎縮するが、ビタミンEではなくてBにおいて萎縮抑制効果があるとわかった。***************************http://www.dhcblog.com/kamohara/米国科学アカデミー紀要に、高用量のビタミンB群の投与によって、加齢に伴う脳萎縮(灰白質)萎縮抑制作用を示した臨床研究が、イギリスのグループ(University of Oxford)から報告されていました。(Proc Natl Acad Sci U S A. 2013 May 20.)認知症の予防や改善に対して、ビタミンB群とオメガ3系脂肪酸(EPAやDHA)含有サプリメントが利用されています。ビタミンB群については、脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究が話題になりました。さて、今回の研究では、ビタミンB群投与による脳萎縮進行抑制効果に関して、アルツハイマー病との関連が想定される灰白質の委縮に対する働きが検証されています。(ビタミンB群による脳萎縮進行抑制効果を報告した、同じグループからの報告です。)-- 研究の背景として、認知機能の低下やアルツハイマー病の発症を予防する目的で、介... 詳細を見る

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「長野県長寿日本一なぜ」 減塩、野菜もりもり

「長野県長寿日本一なぜ」 減塩、野菜もりもり食事とガンの関係や、食事と健康の関係は本当に深いものがある。一時は長寿県の代表だった沖縄が肥満県になり、実は長寿県ではなくなっているのも興味深い。 ***********************産経新聞 4月14日(日)15時15分配信都道府県平均寿命の順位(写真:産経新聞) 長野県が健康と長寿で目覚ましい躍進を見せている。もともとは「海なし県」特有の塩辛いもの好きの風土。高血圧が原因の脳卒中に苦しんだこともあったが、都道府県別の平均寿命の最新データで、男性が80・88歳、女性が87・18歳と、長寿で知られる沖縄県を押しのけて男女とも1位になった。秘訣(ひけつ)は何か。(福田涼太郎)【図で見る】世界の贅肉は甲子園34杯分?! 大阪“ナマポ”と肥満の関係 ■「昔は朝昼晩三食」 「昔は塩っ辛い野沢菜を毎日朝も昼も晩も食べていた。あの濃さは今じゃあ考えられない」。長野県東部にあり、長寿の里として知られる佐久市。今も現役で毎日畑に出る荻原豊さん(94)は数十年前の食生活を思い起こす。 当時はどの家庭にもあった自家製の野沢菜。壺の中の漬け汁は... 詳細を見る

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EPA/DHA(オメガ3系脂肪酸)値が高いと死亡率が低い

EPA/DHA(オメガ3系脂肪酸)値が高いと死亡率が低い死亡リスクが約20%も低下するEPA,DHAは摂取することでメリットの大きいサプリメントと言えるだろう。ほかにも炎症がヘルなど様々な効果がある。 *****************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の内科学の専門ジャーナルに、オメガ3系脂肪酸の血中濃度と、死亡率との関連を調べた疫学研究が報告されていました。(Ann Intern Med. 2 April 2013;158(7):515-525)オメガ3系脂肪酸は、抗炎症作用や動脈硬化抑制作用を介して、心臓病のリスクを抑え、死亡率を低下させると考えられています。今回の研究では、EPA(エイコサペンタエン酸)、DPA(ドコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)のオメガ3系脂肪酸の摂取と、死亡率との関係が調べられました。具体的には米国の4地域における前向きコホート研究として、試験開始時に基礎疾患(冠状動脈疾患や脳卒中、心不全など)を有していない74歳(±5歳)の成人2692名を対象に、1992年の時点で、血中脂質と心血管リスクフ... 詳細を見る

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トンカットアリと男性生殖機能の向上

トンカットアリによる男性の生殖機能への働き [2013年03月23日(土)]サプリメントで生殖機能が増強する、現状では色々なED薬が効果を上げているがハーブのように天然のものが同じ効果を上げたらいいなと思っている。副作用が心配だからである。比較した研究があれば良い。********************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の生殖医学研究の専門ジャーナル(電子版)に、トンカットアリによる男性の生殖機能への作用を調べた基礎研究が報告されていました。(Andrologia. 2013 Mar 6.)トンカット・アリ(学名Eurycoma longifolia)は、東南アジア原産のハーブで、マレーシアの民間療法では強壮・催淫薬として用いられてきました。近年、マレーシアを中心に、トンカット・アリに関する研究が進められています。最近では、トンカット・アリによる男性更年期障害改善作用を示した臨床研究も知られています。トンカット・アリ標準抽出物には、主な成分のクワシノイド(quassinoid,変形テルペノイド)として、eurycomanone(ユーリ... 詳細を見る