当院でもジェネリックバイアグラを取り扱うようになりました。

金額は1錠1080円です。

バイアグラよりも安くなり、製材も口腔崩壊錠となったため内服時に水などは必要ありません。

レモン味とコーヒー味があり、メーカーのひとに味だけ入っている(薬効成分のないもの)をいただき味見してみました。私的にはコーヒーマニアですのでコーヒー味が良いかと思いました。

もう一つ薬に割線が入っているために25mgに割りやすいこともメリットでしょう。25mgで効果がある方は割って使うと経済的です。(1錠が540円相当になります)

浜松町第一クリニックのHPから情報を転載します。

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http://www.hama1-cl.jp/viagrageneric/

ジェネリックバイアグラの動向・・・

いよいよ国内大手後発品メーカーから日本の厚労省お墨付きの正規品バイアグラのジェネリック医薬品が登場します。国内でジェネリックバイアグラが登場するには、主成分である「シルデナフィル」に対する【物質特許】と勃起不全治療の【用途特許】の2つが特許権存続期間満了になる必要があります。 ファイザー株式会社のバイアグラの物質特許は2013年5月17日に既に満了、用途特許は2014年5月13日に既に満了になっています。 そのため、各製薬会社も、「生物学的同等性」と、長期保存試験や加速試験などで「薬剤の安定性」を証明し、しかるべき手続きを経て厚労省から製造販売承認を得られれば発売を開始できるのです。そして、ついに国内大手後発品メーカーである東和薬品がバイアグラジェネリックの発売を開始することになりました。以下の情報をご覧下さい。

【最新情報】2014年5月20日(火)

東和薬品より次の情報が公開されています。「5月19日に勃起不全(ED)治療剤シルデナフィル OD 錠 50mgVI「トーワ」の製造販売承認を取得しました。本成分(シルデナフィルクエン酸塩)はジェネリック医薬品として初めて製造販売承認を取得、本製品は5月26日より発売を開始する予定です。」公開されている情報によると東和薬品のバイアグラジェネリックは OD 錠で「コーヒー味」と「レモン味」の2種類で割り易いように割線が入っています。

※ OD 錠とは、水なしで飲めるように薬独特の苦みが無く唾液の水分だけですぐに溶けるお薬です。 すぐ溶けるからといって食後でも効果があるのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが残念ながらそれはありません。 バイアグラ同様、空腹時に服用しないと効果は期待できませんのでご注意下さい。

◆2014年5月27日(火)より、当グループ6院全院で、シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」の「コーヒー味」と「レモン味」の2種類の取り扱いを開始しました。

  • 料金  :1錠 1,250円(税込) ※診察料無料
  • 処方単位:1錠より
  • 特長  :水なしで服用可・コーヒー風味レモン風味の2種類・割線があり割りやすい

« 割線とは »

 

 

日本国内で、下記の製薬会社からバイアグラのジェネリック医薬品が誕生する場合、厚生労働省の定めたこちら→【医療用後発医薬品の承認申請にあたっての販売名の命名に関する留意事項】にある通り、現在は基本的に含有する有効成分に係る一般的名称としなくてはならないため、バイアグラの有効成分である「シルデナフィルクエン酸塩」がそのまま薬品名となり下記のような薬品名で発売されることが予想されます。

 

日本でバイアグラのジェネリック医薬品を発売しそうな製薬会社

  • 沢井製薬株式会社・・・シルデナフィルクエン酸塩錠50mg「サワイ」
  • 東和薬品株式会社・・・シルデナフィル OD 錠 50mgVI「トーワ」←発売決定
  • 日医工株式会社・・・・シルデナフィルクエン酸塩錠50mg「日医工」
  • テバ製薬株式会社・・・シルデナフィルクエン酸塩錠50mg「テバ」
  • 株式会社陽進堂・・・・シルデナフィルクエン酸塩錠50mg「YD」
  • キッセイ薬品工業・・・シルデナフィルクエン酸塩錠50mg「キッセイ」
  • あすか製薬株式会社・・シルデナフィルクエン酸塩錠50mg「あすか」
  • 本草製薬株式会社・・・シルデナフィルクエン酸塩錠50mg「本草」・・・etc

※上記情報はあくまで推測ですので、上記製薬会社からの情報で確証を得ているわけではございません。ただし、東和薬品のシルデナフィル OD 錠 50mgVI「トーワ」はすでに発売されています。

 

現在、日本の厚労省で認可を得ているジェネリック医薬品は、先発医薬品と同種同量の有効成分を含有しています。よって薬剤としての効果は、ほぼ先発医薬品と同じであることが多く、価格も先に述べた通り先発品に比べて40%~80%と安くなります。 先発医薬品と効果がほぼ同じということは当然、ジェネリック医薬品も様々な副作用が現れることになりますので、必ず医師の問診を受けて処方箋を書いてもらい、薬剤師から服用の方法及び注意点を良く聞いて服用するようにして下さい。これを無視して自己判断でお薬を服用してしまうと、知らずに併用禁忌の薬剤を服用して身体に害を生じさせてしまう可能性もあります。 最悪、命を失ってしまうこともあり得ると言っても過言ではありません。

ここで、医療機関で必ず説明を受けてから使用すべき理由についてより理解を深めて頂くために、日本におけるバイアグラ発売までの経緯をご紹介します。 バイアグラは1998年にアメリカで販売を開始してからすぐに、日本でも一躍有名な薬剤となり、たくさんの人が個人輸入代行業者を介して入手するようになりました。 しかし、何の注意点も説明も受けずに自己判断で服用する人が後を絶たず、併用禁忌薬と服用してしまい心肺停止などの重篤な症状になった事例が発生しました。(主な併用禁忌薬:狭心症の方に処方されるニトログリセリンなどの硝酸剤)そこで厚労省は、早急な安全策を図るため、国内での臨床試験をスルーしてまでの異例なスピード対応を行い1999年1月に承認しました。そして、3月発売に至ったという経緯があります。 重ねて申し上げますが、ジェネリック医薬品も必ず医師の問診を受けてから服用するようお願いいたします。

「ジェネリック(後発医薬品)」とはどういうものか。

日本で最初に発売された新薬(先発品)には特許があり、特許期間中は同じ有効成分で同じ効き目の薬品を製造することはできません。 しかしその期間が満了すると、その有効成分や製法等は国民共有の財産となり、他の医薬品メーカーから同じ有効成分で同じ効果効能の医薬品が発売できるようになります。 それをジェネリック医薬品(後発品)といいます。

通常、新薬を世に出すには150~200億円といわれる開発費と、10~15年という開発期間がかかります。 新しい物質を見つけるところからはじめ、動物での非臨床試験、ヒトでの臨床試験など、さまざまな研究・実験、承認審査が必要です。 新薬開発には莫大な費用と時間がかかるためそれらを回収するのはもちろんのこと、それ以上の利益を出さなくては当然会社として成り立ちません。

そのため、特許を設けて新薬開発企業にはある一定期間「有効成分や製造方法、効果効能」を独占できるようになっています。 特許があるから全人類に役立つ新薬の開発が進められるわけです。 安全な新薬が次々と開発及び誕生すれば治る病気も多くなるので、この特許の役割が非常に大事ということはどなたでもご理解いただけるかと思います。

これに対しジェネリック医薬品は、その成分・品質が新薬と同等であることを証明するテストをクリアすればよいため、かかる費用は数千万円で済みます。 この開発費用の差が、薬価の差となります。そのような理由から先発品に比べ40%~80%ほど低価格で処方でき、国や患者様の医療費の軽減に役立っています。

現在、日本でもその社会的価値が非常に注目されています。

 

「ジェネリック」ってどんな意味?

ジェネリックは英語で「generic」と書きます。意味は(商標名ではなく)一般的、総称。 「バイアグラ」を例に上げてみましょう。 「バイアグラ」とは開発元のファイザー株式会社が所有する商標名であり、一般名は有効成分である「シルデナフィルクエン酸塩錠」なのですが、日本では「バイアグラ」という薬品名(商標名)で良く知られています。 これが仮に国内で全ての特許が切れ2014年以降、後発医薬品が発売されるようになった場合は、「バイアグラ」というファイザー株式会社が所有する商標名は他の製薬メーカーは使用できません。

よって各製薬メーカーが独自でオリジナルの名称を付けなくてはなりません。 すると効果効能・有効成分が同じ医薬品であるにもかかわらず名称が全く異なる薬品が多数存在してしまい、処方箋を出す医師及び薬品を扱う薬剤師が薬剤を把握しきれない事態が生じてしまいます。そこで一般名(generic name)を薬品名にすることが義務付けられ「ジェネリック医薬品」と呼ばれるようになったと言われています。

つまり、「バイアグラ」のジェネリック医薬品(後発医薬品)が発売されるようになれば「シルデナフィルクエン酸塩錠」という名称で発売されることになります。※ジェネリック医薬品についてさらに理解を深めたい方はこちらもご覧ください。

 

インド製ジェネリック医薬品に関する豆知識

まず、どうして国際的に特許の切れていない時期からバイアグラやレビトラ、シアリスのジェネリックが堂々とインドに存在するのか? 疑問に思う方も多いのではないでしょうか?この疑問を解消していただくために、ここで説明させていただきます。

インド国内だと1999年の法改正が行われるまで2005年までは、物質特許が事実上認められていなかった。 さらに、2005年より以前に発売された国際特許の残っている医薬品も引き続き、特許権を有する製薬メーカーに「合理的な実施料」を支払うことで、同薬を生産及び販売し続けることが許されました。 このとき、特許権を所持している製薬メーカーは、損害賠償請求などの訴訟を起こすことはできないという法律があるのです。

例えば、バイアグラのインド製ジェネリック医薬品である「カマグラ」ですが、バイアグラの国際特許期間が残っている内はインド国外だとバイアグラのインド製ジェネリック医薬品という位置付けになりますが、国内だと法を遵守した正規品でありバイアグラと効果効能が同じ別の医薬品と認識されているのです。

 

海外で販売されているジェネリックED治療薬

色々なジェネリックED治療薬。

※インドでは、成分特許が認められていない為、合法的に製造・販売することが出来ます。

  • カマグラ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • ぺネグラ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • カベルタ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • シラグラ・・・(インド製バイアグラジェネリック)
  • タダリス・・・(インド製シアリスジェネリック)