統合 医療

非ベジタリアンでの肉食制限による感情改善作用 

ベジタリアン食は気分障害をも改善するということがわかる。おそらく、人間が植物中心の生活をすることが心と体とに良い影響を与えることになるのでしょう。******************http://www.dhcblog.com/kamohara/category_33/栄養学の専門ジャーナルに、非ベジタリアンでの肉食制限による感情プロフィール改善作用を示した予備的な臨床研究が、米国のグループ(Benedictine University)から報告されていました。(Nutr J. 2012 Feb 14;11:9.)ベジタリアンあるいはベジタリアン食の摂取が、生活習慣病の予防や改善に有用であるという臨床研究は数多く報告されています。一方、獣肉類を摂取する非ベジタリアン食では、ベジタリアン食に比べて、炎症惹起に関与するアラキドン酸の摂取量が多く、気分障害リスクへの関与が想定されます。また、魚類を摂取する場合には、EPAやDHAといったオメガ3系脂肪酸の摂取により、アラキドン酸によるネガティブな影響を抑える、という考えも可能です。しかし、最近のベジタリアンのメンタルヘルスに関する研究によると... 詳細を見る

統合 医療, ダイエット外来

ベジタリアン食は抗酸化能・体脂肪率・コレステロールへ好影響を与える 

ベジタリアン食は抗酸化能・体脂肪率・コレステロールへ好影響を与える 当然と言えば当然の結果が出ている。食事は我々の体を作っている。ジュースとお菓子でできたからだと野菜と湧水で作られた体が違うのは当然だろう。 **********************http://www.dhcblog.com/kamohara/category_33/栄養学研究の専門ジャーナルに、ベジタリアン食は、非ベジタリアン食に比べて、抗酸化能、体脂肪率、コレステロール値に好影響を与えるという調査研究が、韓国のグループ(Kyung Hee University)から報告されていました。(Nutr Res Pract. 2012;6:155-61. )これまでの研究によって、適切なベジタリアン食は、生活習慣病の予防や改善に有用であることが示されています。これらの研究の多くは、米国でのSDAを対象にした研究が中心です。一方、アジアでの研究では、尼僧などを対象にした調査で一部のミネラルの不足なども示唆されています。一般に、植物性食品の摂取が多いベジタリアン食では、ファイトケミカル・ポリフェノールの摂取が多く... 詳細を見る

統合 医療

クルクミン(ウコン)によるアセトアミノフェン(タイレノール)誘導性肝障害抑制作用 

クルクミン(ウコン)によるアセトアミノフェン(タイレノール)誘導性肝障害抑制作用 内服薬の副作用も抑制する効果があることがわかった。しばしば、頻回にNSIDsを使用する際には併用すればいいだろう。********************http://www.dhcblog.com/kamohara/消化器病学の専門ジャーナルに、クルクミン(ウコン)によるアセトアミノフェン(タイレノール)誘導性肝障害抑制作用を示した基礎研究が、タイのグループ(Chulalongkorn University)から報告されていました。(World J Gastroenterol. 2013 Mar 28;19(12):1962-7.)アセトアミノフェン(タイレノール)は、日本を含めて広く世界中で用いられている鎮痛薬です。ただし、過剰投与や飲酒との併用による重篤な肝障害を生じることが知られています。さて、今回の研究では、ウコンに含まれる機能性成分のクルクミンによる、アセトアミノフェン過剰投与時の肝障害への作用が調べられました。具体的には雄マウスを用いて、・対照群(n=8)・アセトアミノフェン投与群(n=8)... 詳細を見る

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エクストラバージンオリーブオイルによる脂質代謝改善と抗炎症効果

エクストラバージンオリーブオイルによる脂質代謝改善と抗炎症効果 ***************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の栄養学の専門ジャーナルに、エクストラバージンオリーブオイルによる脂質代謝改善作用(加齢に伴うHDL低下の抑制)と抗炎症作用を示した臨床研究が、カナダのグループから報告されていました。(Br J Nutr. 2013 Mar 19:1-13.)オリーブオイルは、単価不飽和脂肪酸というだけではなく、最近の研究では、エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイルに含まれるファイトケミカル・ポリフェノールによる抗酸化作用や抗炎症作用、動脈硬化抑制作用といった機能性が広く知られています。パラオキソナーゼ1(PON1)は、HDLに存在する酵素の1種で、HDLの抗炎症作用や抗酸化作用に重要な役割を果たしています。(PON1は、抗炎症作用およびLDL酸化抑制作用を介して、動脈硬化を抑制します。)今回の研究では、加齢によるPON1の働きへの影響、HDLの抗炎症活性への影響、およびエクストラバージンオリーブオイル摂取によるHDLの動脈... 詳細を見る

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EPA/DHA(オメガ3系脂肪酸)値が高いと死亡率が低い

EPA/DHA(オメガ3系脂肪酸)値が高いと死亡率が低い毎日良い油を摂取する必要があるということです。*************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の内科学の専門ジャーナルに、オメガ3系脂肪酸の血中濃度と、死亡率との関連を調べた疫学研究が報告されていました。(Ann Intern Med. 2 April 2013;158(7):515-525)オメガ3系脂肪酸は、抗炎症作用や動脈硬化抑制作用を介して、心臓病のリスクを抑え、死亡率を低下させると考えられています。今回の研究では、EPA(エイコサペンタエン酸)、DPA(ドコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)のオメガ3系脂肪酸の摂取と、死亡率との関係が調べられました。具体的には米国の4地域における前向きコホート研究として、試験開始時に基礎疾患(冠状動脈疾患や脳卒中、心不全など)を有していない74歳(±5歳)の成人2692名を対象に、1992年の時点で、血中脂質と心血管リスクファクターが調べられ、2008年までの心臓病や脳卒中が追跡されています。30,829患... 詳細を見る