統合 医療

サプリメントの経済性(費用対効果)

サプリメントの経済性(費用対効果) サプリメントの経済性は薬と比べても優れているようだ。副作用は少ないし、もっと推奨されるべきだろう。医学会から薬ではなくてサプリメントのガイドラインでも出すべきだろう。製薬会社と同様にサプリメントメーカーも学会に寄付すればもっと医師の間で認知度が上がると思うのだが(苦笑)************************http://www.dhcblog.com/kamohara/近年、サプリメント・機能性食品素材に関する研究が進んでいます。特に、この10年ほどの間にサプリメント・健康食品に関する研究報告が顕著に増加した結果、サプリメント・機能性食品成分の安全性と有効性に関する一定の知見が集積されています。実際、米国の医学データベースで、ダイエタリー・サプリメントとして検索すると、論文数が急激に増えているのがわかります。 かつて、サプリメントは、「安全かどうか」や「効果があるかどうか」を議論する時期がありました。現在では、「どのような健康状態や病態・病気の人に、どのサプリメント製品を投与するのが適切か」という適正使用に関するエビデン... 詳細を見る

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ノコギリヤシの分子作用メカニズム 

ノコギリヤシの分子作用メカニズム  ここまでくるともはやサプリメントと薬の境界線が無いのと同じである。後は製薬会社やサプリメントメーカーの利益になるかどうかで製品化されるかどうかが決まるのだろう。製薬メーカーが金の亡者で、サプリメントメーカーが正義の味方というわけでもないだろう。どちらにしても、こういう物質が薬同様、人間の体に治療的な影響を与えるということである。**************http://www.dhcblog.com/kamohara/分子生物学の専門ジャーナルに、ノコギリヤシの前立腺細胞に対する作用メカニズムに関する基礎研究が報告されていました。(Int J Mol Sci. 2013 Jul 10;14(7):14301-20)男性では、加齢に伴って前立腺肥大症(BPH)による排尿障害などの症状が生じます。良性疾患である前立腺肥大症に対して、サプリメントでは、ノコギリヤシ(学名serenoa repens)が用いられています。(ノコギリヤシは,多くの臨床試験によって有効性が示されており,安全性の高いハーブです。医薬品と比べても副作用が少なく,広く推奨でき... 詳細を見る

臨死体験の科学的解明に前進、心停止後に「脳が活発化」 米研究

臨死体験の科学的解明に前進、心停止後に「脳が活発化」 米研究面白いニュースである。脳内で起きる物質変化が臨死体験を作っていると書いている。物質の動きが感情や意志に伴っていることは分かってきている。ドパミンが人間の意欲や意志の力を反映しているし、セロトニンは幸福感に関連している。 しかし、どうしてそれらの物質が人によって分泌が違っているのか、同じ遺伝子を持っていても片やうつ病になり片や幸福いっぱいに人生を生きてゆくのかは、物質のせいだとはいえないだろう。 遺伝子すらその発現には環境が関与している。すべての遺伝子が発現しているわけではないのだ。今現在ガンの遺伝子検査をしているが、同じ患者さんでもガンを抑制する遺伝子が優位になったり、ガンを促進する遺伝子が優位になったりする。 これは遺伝子が環境に左右されることを示している。同時に、人間の感情にも遺伝子は左右されるのだ。だから、臨死体験も物質が移動するために生じるという表層だけを見てはいけない。どうして物質が脳内を移動するかを考えなければならない。 すると人間の体の中を移動している物質は実は何かがコント... 詳細を見る

ホーキング博士が「死後の世界はない」と発言し日本国民が議論

死後の世界は色々な議論を生むのが良く分かる。知らないことだけれど、興味があるのだ。だれもゴキブリの死後は考えない。死後の世界があるとも無いとも考えないが、こと人間の死後になると考えてしまうのだ。 そして、ホーキングのような唯物論者も死後の世界は信じないが人生は全うに努力して向上することが大切だと言う。 仏教の輪廻転生を考えると、ホーキングは相当カルマを背負ってこの世に生まれてきているのだろう。難病になるとはカルマであるというのは患者さんにとっては耐え難い言葉に聞こえるかもしれないが、この言葉で救われる患者さんもいる。 ある患者で、脳性まひの方がいた。輪廻転生の話をして、自分のせいで麻痺が起きたのかもしれませんよ。この世は前世のカルマを落とすための修行かもしれませんね。と話したところ、悲嘆にくれたが、その後自分で納得されたそうだ。 自分が障害を持って生まれてきたこと、そのため、生きている価値が無い人間だと自分を責めてきたこと。親を恨んだこと。それらすべてを悔やんだそうだ。 その直後、彼は60年来動かなかった手が動き始め尖足位だった足でかか... 詳細を見る

臨死体験は単なる錯覚? 「幽体離脱」も「お迎えの光」も脳が再生するムービーの可能性

臨死体験は単なる錯覚? 「幽体離脱」も「お迎えの光」も脳が再生するムービーの可能性臨死体験がノルアドレナリンのせいだとして、ではどうして人間はノルアドレナリンを臨死の際に放出するようになっているのか?科学が解明できないことはすべて、このような不思議な現象の「なぜ」である。そして、そのなぜに人間が存在する意義がある。************************http://rocketnews24.com/2011/11/05/148624/  幽体離脱の経験はおありだろうか? 幸か不幸か記者は未体験なのだが、世の中には大病や大ケガをしたときに「自分の体を抜けて上から眺める」、「目もくらむような光に引き寄せられる」といった臨死体験をしたという話が数多く伝えられている。しかし、この臨死体験について「脳の錯覚にすぎない」と指摘する海外の研究報告がある。こうした不思議な体験は、死に向かうプロセスを脳が何とか理解しようとしている、ということで説明がつくらしいのだ。エジンバラ大学とケンブリッジ大学の研究者は、臨死体験の際に、あの世に導くように現れるといわれる光に着目した。いわゆる「お... 詳細を見る