統合 医療, 未分類

米FDA、トランス脂肪酸の安全性否定へ転換―禁止に向かう公算

ついにFDAがトランス脂肪酸の使用禁止に手をかけ始めた。記事によると70年代から危険性が指摘されていたそうだが、今頃になって政府も本気で取り組み始めた。実はそれ以前にもマクドナルドなどの外食大手が採用を停止していた経緯がある。そのためか今回の決定も当然という感じがする。翻って日本は何をしているのだろうか?マーガリン大手の企業に気を使って真実を述べられない雰囲気が強いのだろうか。********************************ウォール・ストリート・ジャーナル 11月8日(金)10時17分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131108-00000059-wsj-int米食品医薬品局(FDA)は7日、食品に含まれるトランス脂肪酸が一般的に安全とは考えられないとの決定を初めて下した。従来の姿勢を大きく転換するもので、心臓発作や脳卒中の一因と疑われるトランス脂肪酸が今後使用禁止となる可能性も出て来た。 ニューヨーク市やシアトルなどの地方自治体ではトランス脂肪酸使用禁止に向けた動きが相次いでいる。近年ではマクドナルドを始め大手食品メーカー... 詳細を見る

統合 医療

補完代替医療を実施する病院が増加@スイス 

補完代替医療をおこなうし施設が増えていて、かつそれはボランテイア的におこなわれていることがわかってきた。制度として組み入れられているわけではなくて、医療提供者たちが自発的におこなっているようである。うちのクリニックでも呼吸法や針、瞑想療法などはボランテイアで取り入れているが、患者さんによっては受け入れられない人も居るのが今の現状である。 結局、エビデンスレベルが高められない、複雑系のものは広がるのが困難だろう。サプリメントとかアロマなどのほうがエビデンスが作りやすいのではないだろうか。**************************http://www.dhcblog.com/kamohara/スイスの臨床医学ジャーナルに、補完代替医療の実施状況を調べた研究が報告されていました。(Swiss Med Wkly. 2013 Sep 6;143:w13756)補完代替医療に関する研究が進展し、エビデンスの構築と提供が進んだ結果、一般病院において、近代西洋医学の補完療法として補完代替医療が行われるようになりました。例えば、米国病院協会では、2~3年ごとに調査を行っており、補完代替医療を提... 詳細を見る

統合 医療

循環器科の医師がコエンザイムQ10の効果を知らない理由

日本の医師の何%がサプリメントや漢方薬などの代替医療に興味があるのだろうか?少なくとも公立病院などではその手の外来は現在ないと思う。学会の会長などの要職はほとんどが大学病院や公立病院の教授などがなるのだから学会としてそれらの治療法が表舞台に上がることはない。しかし、一方で普通の生活にサプリメントは広まっておりだれでも普通にサプリメントを摂取しているのが現代社会である。心臓疾患にもともと薬として採用されているコエンザイムも薬の量は少なすぎて効果がなく、サプリメントになるとその倍量になって効果が出るというのもおかしな話である。 ***************************http://www.dhcblog.com/kamohara/コエンザイムQ10は、抗酸化作用やATP産生作用を有する機能性成分で、体内でも産生されます。しかし、加齢とともに内在性コエンザイムQ10は減少し、生活習慣病や慢性疾患でも低下がみられることから、アンチエイジング分野で広く摂取が推奨されているベーシックサプリメントです。コエンザイムQ10が、食薬区分の変更によって、サプリメントの成分として利用... 詳細を見る

先端医療的がん治療, 統合 医療

ドイツにおけるがん患者の補完代替医療の利用状況~教育水準と収入に相関がある。

ドイツにおけるがん患者の補完代替医療の利用状況~教育水準と収入に相関がある。 ドイツのおける補完代替医療の利用状況が発表されていたが、アメリカも似たような出ていた。31%つまり薬3分の1人が利用しているとのことだ。日本でもがん患者さんの多くは興味はあるのだろうが、何が自分に必要か分からないこともアルだろう。 第一がん治療自体に関してマスコミによる、抗がん剤や先進的な放射線療法で直るという宣伝もあり、その原因を正すという最も正しい方法が分からなくなっている。これが大きな問題であると考えられる。代替医療自体も万能ではない、うまく使いこなすには専門の医師に良いアドバイスをもらうのが肝要だ。***********************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の小児血液腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、がん患者における補完代替医療(CAM)の利用状況を調べた研究が、ドイツのグループ(Saarland University)から報告されていました。(Pediatr Blood Cancer. 2013 Se... 詳細を見る

統合 医療

「ビタミンC、帯状疱疹、ワクチン接種 Thomas E. Levy, MD, JDによる見解」

引用元「国際オーソモレキュラー医学会ニュース」とURL(http://www.iv-therapy.jp/omns/「ビタミンC、帯状疱疹、ワクチン接種」Thomas E. Levy, MD, JDによる見解(OMNS、2013年8月27日)  製薬業界、ならびに多くの医師は、できるだけ多くの人に帯状疱疹のワクチン接種を受けさせるよう、多大な努力を払っているように見える。たとえ、こうした医療介入が帯状疱疹の予防に極めて有効であったとしても(もちろん、それが判明したことはない)、以下の情報を見れば、こうしたワクチン接種が不要であることは明白なはずである。ワクチン接種によって副作用を被る人の数は有意だが、そもそも副作用など生じなくても済むのである。本当の問題は、以下に論じる方法では、医療業界の誰にとっても比較的少ない利益しか生まれない、ということである。とにかく、自分で判断を下すことが必要である。帯状疱疹(Shingles)は、水痘帯状疱疹ウイルスによって生じる感染症であり、皮膚分節として知られる脊髄神経支配領域に現れることが多い。医学会ではHerpes zoster(訳註:日本語では同じ... 詳細を見る