「小児線維筋痛症」が、コエンザイムQ10の欠乏で起こることを発見――東京工科大学
非常に興味深い研究結果が出てきました。今まで当院ではコエンザイムQ10を治療に使って成果を上げてきていましたが、小児に限ってですがこのようなデータが出てきたことは喜ばしいことです。今までにも海外では同様のデータがあり、コエンザイムQ10の投与とかマルチビタミンの投与、ビタミンDの投与が有効であるとの報告があった。今回の研究では小児線維筋痛症の原因がコエンザイムQ10の欠乏であると断定している点が興味深い。また同時に、コエンザイムQ10の投与でも完全に症状が消失しない点も考えねばならない。複雑系の疾患であるためほかの代謝回路に異常があることも考えられる。***********************************http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5490東京工科大学(東京都八王子市/学長:軽部征夫)応用生物学部の山本順寛教授らの研究チームはこのたび、全身の疼痛と慢性疲労を伴う「小児線維筋痛症」(※1)がコエンザイムQ10(※2)の欠乏によって起こることを明らかに... 詳細を見る