死後の世界は色々な議論を生むのが良く分かる。

知らないことだけれど、興味があるのだ。

だれもゴキブリの死後は考えない。死後の世界があるとも無いとも考えないが、こと人間の死後になると考えてしまうのだ。

 

そして、ホーキングのような唯物論者も死後の世界は信じないが人生は全うに努力して向上することが大切だと言う。

 

仏教の輪廻転生を考えると、ホーキングは相当カルマを背負ってこの世に生まれてきているのだろう。難病になるとはカルマであるというのは患者さんにとっては耐え難い言葉に聞こえるかもしれないが、この言葉で救われる患者さんもいる。

 

ある患者で、脳性まひの方がいた。輪廻転生の話をして、自分のせいで麻痺が起きたのかもしれませんよ。この世は前世のカルマを落とすための修行かもしれませんね。と話したところ、悲嘆にくれたが、その後自分で納得されたそうだ。

 

自分が障害を持って生まれてきたこと、そのため、生きている価値が無い人間だと自分を責めてきたこと。親を恨んだこと。それらすべてを悔やんだそうだ。

 

その直後、彼は60年来動かなかった手が動き始め尖足位だった足でかかとから歩けるようになったのだ。奇跡的治癒が起きたといえるだろう。

この方の全うな努力は会社でお金を稼ぐためでもなく、世間で評価されるためでもなく、周りの人を愛することを学んだことだと思う。

 

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http://rocketnews24.com/2011/05/18/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e5%8d%9a%e5%a3%ab%e3%81%8c%e3%80%8c%e6%ad%bb%e5%be%8c%e3%81%ae%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8d%e3%81%a8%e7%99%ba%e8%a8%80%e3%81%97/

 

イギリス紙『ガーディアン』に掲載されたスティーブン・ホーキング博士のインタビュー内で、ホーキング博士が「死後の世界はない。死んだら無になる」という内容の発言し、世界中で物議をかもしている。

ホーキング博士は紙面で、「人間の脳は機械のコンピュータと同じで、壊れたらその機能を失う」「壊れたコンピュータはそこで終わりで、あの世の世界はない。あの世の存在は、死を恐れる人たちのファンタジーでしかない」という内容の発言をした。

この発言に対して日本国民たちも反応しており、「正論だ」や「あるか無いか分からないが、信じてなくてあったときのリスクは信じていてなかったときのリスクより大きいから、信じる」など、あらゆる意見がインターネット上に書き込みされている。それらの意見をいくつか抜粋してご紹介したい。
 
・ホーキング博士の「死後の世界はない」発言に対する日本国民の反応
「生きてる人間に死後の世界がわかるわけないだろ。俺は死後の世界がわかった! とか頭大丈夫か?」
「死んだら火葬で灰になり雨で落ちて土になり」
「死んでもいない奴が死後の世界を語るなよ」
「俺の小学校の頃からの考えとすべての意見が一致してる」
「死んだらただの肉塊になると意識した途端、死ぬのが死ぬほど怖い」
「宗教によって天国の様式が違うのもなんだかなぁとは思う」
「脳がないのに思考ができるっておかしい」
「地球が回ってると言えば変人扱いされてたしヨーロッパ人はアホ」
「生から開放されるのに天国とか死後の世界で生きなきゃいけないとか辛すぎるわ」
「物理学者じゃなくてもちょっと考えばわかるだろw」
「死んだ後も世界があるとかマジ勘弁」
「この学者信じる奴は情弱すぎるだろw 生きてる人間に死後の世界などわかるわけないのに」
「技術が進歩すればネットがあの世になるかもしれん」
「はやく悪魔召還プログラムをばらまく作業にもどるんだっ」
「まじかよ……天国でニート生活満喫する予定だったのに」
「生まれる前の記憶持ってないだろ? 死後もそれだよ」
「存在するって言う事が証明できない以上、存在しないと言う方が有力と言える」
 
死んだあとが無なら、人間は好き勝手にカオスな状態で生きてもいいということ? そういう考えを持つ人が出てきてもおかしくないが、ホーキング博士は人間の生き方に対して「自分の能力を最大限引き出せるように努力し、自分の価値を高めるべき」とコメントしている。
 
参照元: the Guardian