エピジーン、精神神経免疫

恐れを知らない思春期の脳

思春期の脳がさまざまな恐怖を克服して行くことを脳科学が示している。確かに子供を見ていると、小学生低学年まではお化けを怖がり、一人でトイレに行くことも怖がり、行動も母親と一緒であるのだが、徐々に成長するにつれて友達と出かけるようになり、自分ひとりで暮らしたいと考えるようになる。それが自立の過程だろうとおもう。それが脳内で扁桃体、海馬でおきていることである。これもまた人類に組み込まれた知恵だろう恐怖の克服はしかし、大人になっても必要な機能である。大病を克服するのもそうだし、仕事上の挑戦にも恐怖感は伴ってくる。この、恐怖の克服が単に思春期に神から与えられた一時的な脳内ペプチドの働きでしかないならば、我々人間の自主性はどこにあるのだろうか。病気の克服に関しても、この恐怖感の克服なくしては完全に克服することは困難だろう。やはり人間に与えられた最大の能力、思考する力、を鍛錬することが必要なのではないだろうか。******************http://www.afpbb.com/articles/-/2782828?pid=6699816&utm_source=yahoo&a... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

ウォーキングにより乳癌リスクが減少する可能性/米国癌学会(AACR)

ウォーキングにより乳癌リスクが減少する可能性/米国癌学会(AACR)私はこういう話題が好きである。理由は人間の心と体の関係に非常に興味があるからである。ウオーキングは体にも良いがうつ状態の改善にも効果があることが知られている。そしてうつ状態では免疫が低下することも明らかである。 ならば、免疫を上げるには心の状態を最適化すればいい、うつ状態を改善すればいいのか?ということになるが、まさしくそのとおりである。**************************http://www.cancerit.jp/24173.html2013年10月4日よく運動したり、週7時間以上ウォーキングを行なったりした閉経後女性で乳癌リスクが減少したことが米国癌学会の学会誌であるCancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention誌内で発表された。閉経後女性73,615人を対象にした本臨床研究で、毎日高強度の運動を1時間以上行なった女性は乳癌リスクが25%減少した。また、週7時間以上ウォーキングを行なった女性は乳癌リスクが14%減少した。「レクリエーションとしての運... 詳細を見る

臨死体験の科学的解明に前進、心停止後に「脳が活発化」 米研究

臨死体験の科学的解明に前進、心停止後に「脳が活発化」 米研究面白いニュースである。脳内で起きる物質変化が臨死体験を作っていると書いている。物質の動きが感情や意志に伴っていることは分かってきている。ドパミンが人間の意欲や意志の力を反映しているし、セロトニンは幸福感に関連している。 しかし、どうしてそれらの物質が人によって分泌が違っているのか、同じ遺伝子を持っていても片やうつ病になり片や幸福いっぱいに人生を生きてゆくのかは、物質のせいだとはいえないだろう。 遺伝子すらその発現には環境が関与している。すべての遺伝子が発現しているわけではないのだ。今現在ガンの遺伝子検査をしているが、同じ患者さんでもガンを抑制する遺伝子が優位になったり、ガンを促進する遺伝子が優位になったりする。 これは遺伝子が環境に左右されることを示している。同時に、人間の感情にも遺伝子は左右されるのだ。だから、臨死体験も物質が移動するために生じるという表層だけを見てはいけない。どうして物質が脳内を移動するかを考えなければならない。 すると人間の体の中を移動している物質は実は何かがコント... 詳細を見る

ホーキング博士が「死後の世界はない」と発言し日本国民が議論

死後の世界は色々な議論を生むのが良く分かる。知らないことだけれど、興味があるのだ。だれもゴキブリの死後は考えない。死後の世界があるとも無いとも考えないが、こと人間の死後になると考えてしまうのだ。 そして、ホーキングのような唯物論者も死後の世界は信じないが人生は全うに努力して向上することが大切だと言う。 仏教の輪廻転生を考えると、ホーキングは相当カルマを背負ってこの世に生まれてきているのだろう。難病になるとはカルマであるというのは患者さんにとっては耐え難い言葉に聞こえるかもしれないが、この言葉で救われる患者さんもいる。 ある患者で、脳性まひの方がいた。輪廻転生の話をして、自分のせいで麻痺が起きたのかもしれませんよ。この世は前世のカルマを落とすための修行かもしれませんね。と話したところ、悲嘆にくれたが、その後自分で納得されたそうだ。 自分が障害を持って生まれてきたこと、そのため、生きている価値が無い人間だと自分を責めてきたこと。親を恨んだこと。それらすべてを悔やんだそうだ。 その直後、彼は60年来動かなかった手が動き始め尖足位だった足でかか... 詳細を見る

臨死体験は単なる錯覚? 「幽体離脱」も「お迎えの光」も脳が再生するムービーの可能性

臨死体験は単なる錯覚? 「幽体離脱」も「お迎えの光」も脳が再生するムービーの可能性臨死体験がノルアドレナリンのせいだとして、ではどうして人間はノルアドレナリンを臨死の際に放出するようになっているのか?科学が解明できないことはすべて、このような不思議な現象の「なぜ」である。そして、そのなぜに人間が存在する意義がある。************************http://rocketnews24.com/2011/11/05/148624/  幽体離脱の経験はおありだろうか? 幸か不幸か記者は未体験なのだが、世の中には大病や大ケガをしたときに「自分の体を抜けて上から眺める」、「目もくらむような光に引き寄せられる」といった臨死体験をしたという話が数多く伝えられている。しかし、この臨死体験について「脳の錯覚にすぎない」と指摘する海外の研究報告がある。こうした不思議な体験は、死に向かうプロセスを脳が何とか理解しようとしている、ということで説明がつくらしいのだ。エジンバラ大学とケンブリッジ大学の研究者は、臨死体験の際に、あの世に導くように現れるといわれる光に着目した。いわゆる「お... 詳細を見る