恐れを知らない思春期の脳
思春期の脳がさまざまな恐怖を克服して行くことを脳科学が示している。確かに子供を見ていると、小学生低学年まではお化けを怖がり、一人でトイレに行くことも怖がり、行動も母親と一緒であるのだが、徐々に成長するにつれて友達と出かけるようになり、自分ひとりで暮らしたいと考えるようになる。それが自立の過程だろうとおもう。それが脳内で扁桃体、海馬でおきていることである。これもまた人類に組み込まれた知恵だろう恐怖の克服はしかし、大人になっても必要な機能である。大病を克服するのもそうだし、仕事上の挑戦にも恐怖感は伴ってくる。この、恐怖の克服が単に思春期に神から与えられた一時的な脳内ペプチドの働きでしかないならば、我々人間の自主性はどこにあるのだろうか。病気の克服に関しても、この恐怖感の克服なくしては完全に克服することは困難だろう。やはり人間に与えられた最大の能力、思考する力、を鍛錬することが必要なのではないだろうか。******************http://www.afpbb.com/articles/-/2782828?pid=6699816&utm_source=yahoo&a... 詳細を見る