自律神経免疫療法のポイント

自律神経免疫療法を提唱し始めたのは福田稔先生であるが、先生は自律神経免疫療法は患者さんが治るお手つだいをしているだけだと述べている。「・・・、病気を治しているのは患者さん自身の免疫力であるということである。私は血流を整え、免疫力を高めるお手伝いをしているにすぎません。実際、私の治療で劇的に回復した患者さんたちは、皆さん「病気をなおすぞ」おちう気持ちを強く持ち、食事に気と付け、血流を良くする工夫をし、ストレスへの対処法を編み出して心身両面の養生を行っています。」(自律神経免疫療法入門、福田稔著)そして治るためにもっとも大切なことを3つの教えとして書いています。「3つの教え」1、バランスの取れた食事をとること2、運動をして汗をだし、心身のわだかまりや悪い物を体外に排出させること3、病は自分で治すのだという気力を持ち続けること。なんでもない内容であるが、実はなかなか守れない。そもそも薬や医療に依存してきている現代人にはむつかしい考え方かもしれない。しかし、これは養生なのだとおもうこと、治療は自分で養生することなのだと思うことが大切である。現代のがん治療は手術、抗がん剤、放射線療法、すべてが患... 詳細を見る

有酸素運動の習慣でがん死亡リスク軽減、研究報告

有酸素運動がうつ病の軽減に役立つことは有名であるが、癌のリスクを下げることも分かっている。一般に運動は体によく、定期的な肉体的な作業をすることや運動をすることは長寿にもつながる。今回は癌のリスクを減らすことも分かったという発表だ。といってもこの発表は2009年の発表だから結構古いものだ。毎日どれくらい運動しているか?毎日デスクワークである開業医の私にはドキッとする。ゴルフの練習くらいでは足りないのだろうな。以前に熱中していた自転車の練習をするか、筋トレの頻度と高度を上げなければいけないなと思っている。*****************http://www.afpbb.com/articles/-/2625572?pid=4402940【7月28日 AFP】心臓がドキドキするような運動を定期的に行っている人は、がんになりにくいとする研究結果が、28日発行の英医学誌「British Journal of Sports Medicine」に発表された。フィンランドのクオピオ大学(Kuopio University)とオウル大学(Oulu University)の研究チームは、がんの病歴がない... 詳細を見る

乳がんと環境的要因の関連、複数の意外な発見 米研究

乳がん遺伝子の変異を持っている人の約5%が乳がんに罹患するといわれている。遺伝子について騒ぎ立てるよりも遺伝子異常が発現して実際にがん細胞を作り始めるのは何が原因かを考えるほうが大切である。それは食事や環境であるといわれている。特に思春期の子供の食事や環境についてもっと配慮をするべきだ。****************************http://www.afpbb.com/articles/-/3003106【11月15日 AFP】米国で乳がんの環境的要因を探る約10年に及ぶ研究により、乳がんの起源について新しい重要なヒントを示す、意外な発見が複数もたらされたという報告が今月、米小児科専門誌「ピディアトリクス(Pediatrics)」に発表された。よく知られている乳がんのリスク要因には、思春期早発症や高齢出産、遅発閉経、エストロゲン補充療法、アルコール摂取、放射線被ばくなどがある。乳がんリスクのある遺伝子変異も突き止められているが、遺伝性のものは乳がん全体では少ない。米政府が7000万ドル(約70億円)を出資し、2003年に立ち上げられた「乳がんと環境に関する研究プログラム(... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

カフェインで記憶力が向上、米研究

2014年01月14日 15:08 発信地:パリ/フランスコーヒーの健康増進効果は良く知られているが、カフェイン自体に脳の活性化の働きがあることが分かった。確かにコーヒーを飲むとドーピング効果のように、頭がしゃきっとして朝の仕事に取り掛かりやすいので私も愛飲している。学生時代には徹夜で試験勉強を良くやっていたため、カフェインはドリンク剤として沢山摂取していた。若い頃には無理も良いが、年齢を重ねてからも大量のカフェインで脳を刺激しすぎるのは問題だと思う。************************http://www.afpbb.com/articles/-/3006467?pid=0&page=3【1月14日 AFP】カフェインを摂取すると、記憶力が高まることが分かったとの研究論文が12日、英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」に掲載された。学生たちにとっては、コーヒー、お茶、栄養ドリンクなどを飲みながらの勉強に科学的根拠を与える研究結果だ。米ジョンズ・ホプキンス大学( Johns Hopkins University)の研究チ... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

スポーツ見るだけで健康促進?心拍数・発汗など上昇 研究

2013年11月25日 15:28 発信地:シドニー/オーストリアある研究では筋トレを行うグループと筋トレをするビデオを見ているグループで上腕二頭筋(力瘤が出来る筋肉)量の増加を調べる研究があった。3ヶ月間のトレーニング期間の後、調査してみると結果はまったく同じだったという。つまり、実際に筋トレをしたグループも筋トレを見たグループも同じように上腕二頭筋が発達していたのだ。これから、人間の脳は仮想トレーニングにも反応し、筋肉を発達させる成長ホルモンを分泌し、実際に筋肉の発達を促すことが分かった。 今回の研究も似たようなものである。今はオリンピックが毎日テレビで放映されているが、毎日熱心に見ていると競技能力の向上に資する可能性もある。 ***********************http://www.afpbb.com/articles/-/3003892?ctm_campaign=relation&cid=3008719【11月25日 AFP】スポーツを観戦するだけで、健康を促進させることができるかもしれないとの研究結果が24日、発表された。他の人が運動する... 詳細を見る