エピジーン、精神神経免疫

うつ病治療では精神科医のほうが薬よりも重要

実はうつ病に限らず医療の治療効果は人間関係が影響する。特に精神科の疾患の原因が人間関係だったりする場合は治療者と患者の関係が重要である。これはがん治療にも言えることだ。*****************http://www.dhcblog.com/kamohara/医療における「関係性」の臨床的意義を調べていて、うつ病治療では、精神科医のほうが、薬よりも3倍重要である、という研究報告を読みました。(J Affect Disord. 2006 Jun;92(2-3):287-90)心身医学や統合医療の分野では、患者と医療従事者との関係性が、疾患の予後に影響を与えることが証明されています。つまり、医師患者関係が良好であれば、同じ薬でも、より効果的であり、よい経過となる、ということです。鎮痛剤の投与方法でも、機械式ポンプと、ナースとの比較試験があり、ナースによる投与のほうが、鎮痛効果が大きいという複数の研究があります。まず、今回の研究の背景として、米国NIHの国立精神衛生研究所(NIMH)による評価で、うつ病治療では、三環系抗うつ剤のイミプラミンが、偽薬よりも有効であるというコンセンサスがあ... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

瞑想と鎮痛効果

瞑想に高い鎮痛効果、米研究2011年04月06日 15:05 発信地:ワシントンD.C./米国2011年にはこのような研究が発表されている。瞑想の脳に与える影響はさまざまだが、仏教修行のお坊さんたちが、チベットで焼身自殺することが可能なのもこの瞑想の力によるのだろう。しかし、死んで抗議するのは宗教的ではないと思う。宗教は政治ではないのだから現実世界での国家としてのあり方や、権利の主張は政治運動家に任せるべきである。宗教が政治の世界を支配していた中世のヨーロッパや日本の江戸時代までは宗教にとっても良い時代であったとはいえない。それしか仕方なかった悪いコンビネーションである。******************http://www.afpbb.com/articles/-/2794426【4月6日 AFP】瞑想(めいそう)で高い鎮痛効果が得られるとの研究結果が、5日、米医療科学誌Journal of Neuroscience4月6日号で発表された。 研究を主導した米ノースカロライナ(North Carolina)州にあるウェイク・フォレスト大学バプティスト・メディカルセンター(Wake F... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

瞑想に対するアメリカ医師会の反応

瞑想の「うつ」などへの効用は限定的=米研究瞑想は体内の神経系をゆり動かして、自律神経をコントロールすることが出来る優れた方法である。しかし、それには日々のたゆまぬ訓練が必要である。考えてみれば単に目を瞑って5分すごしたら病気の治療に効果が出るほど簡単なものだったら瞑想の価値はないのかもしれない。逆に言えば、我々の体は常にストレス方面の目を開けた修行中であり、ストレスを緩和する瞑想修行にもっと時間と労力を割くべきである。 体に悪いメンタルの行いを起きている間中行っているとしたら、たった5分や30分の瞑想で何が変わるというのだろう。しかし、アメリカの医師会がこのような瞑想に関してネガテイブな論文を載せるというのは、巷で医師以外の人々が効果を感じている瞑想に対して賛成や反対の意思表示をしておきたいということだろう。*****************************ウォール・ストリート・ジャーナル 1月7日(火)15時58分配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140107-00000015-wsj-int瞑想は、不安や鬱(うつ)、痛みをある程度和... 詳細を見る

チベット族僧侶らの焼身自殺「尊く素晴らしい行為だ」 ダライ・ラマ

焼身自殺に素晴らしいも素晴らしくないもないだろう。ダライラマさんも政治的なことに首を突っ込むからこういうコメントしか出来なくなるのだと思う。 そもそも、釈迦の教えは政治的に経済的に人々を救済することではないからである。あくまでも心、魂の救済が宗教のテーマでありそれが政治的、経済的発展、救済となると経済的、現世的、世俗的豊かさが救済の条件となる。するとバチカンが免罪符を販売して金儲けするようになる。魂の救済や向上と経済・政治は関係なしに成立する話である。混同してはいけない。*******************************http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/131119/wor13111914310020-n1.html  来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は19日、東京都港区の増上寺で若手宗教者との対話集会に出席し、中国政府のチベット政策に抗議するチベット族僧侶らの焼身自殺が同国内で続発していることに「自分の最も大切な命を他人のために投げ出し、世の中の不条理を問いかける尊く素晴らしい行為だ」と述べた。 焼身自殺に理解を示し... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

ハーバードの研究者は瞑想がDNAに大きな影響を与えることを発表した。

去年テキサスの学会で同じような話を聞いてから、人間と病気の本質的なかかわりに関して考えるようになった。そして人間の病気が、特に慢性疾患のほとんどは心の動きから説明できる不調を原因としていることが自分なりに理解できた。もちろんこの論文もその理解を助けてくれた一つである。その他にも、ブルースリプトンやデイーパック・チョプラ、アンドルーワイル、日本人では帯津先生などがすぐれた著作を書いている。この考え方は科学万能論が幅を利かせている現代医学では異端とされるだろうが、本来科学的な思考を持っていれば、心が体に影響することは立派な科学である。人間の存在理由や宇宙の成り立ちもこの広い意味での科学で解明される。 http://drdavidhamilton.com/?p=1802008年に発表されるハーバード大学調査は、Relaxation Response(RR) ― 熟慮、ヨガ、太極拳、Qiコンまたは反復祈りに対する生理反応 ― が我々の遺伝子に影響を及ぼすという第1の動かぬ証拠を見つけた。19人の成人はさまざまなRR技術の長期の日々の開業医であった、20は8週の技術(呼吸、マントラと注意熟慮)を... 詳細を見る