統合 医療

腸内菌と行動発達障害

腸内細菌の少ない母親が育てた子供マウスは発達障害になるそうだ。しかし、腸内菌を増やした母マウスが育てると正常に育つころから、母マウスの子育てが影響している可能性が高い。発達障害を持つヒトにとっては嫌なニュースだろう。しかし、腸内菌が悪玉菌有意であると人間も副腎疲労や慢性疲労、うつなどを起こすこともよくあるので、腸内菌が悪いのではなくて腸内菌が減ってしまう体内環境となっていることが悪い影響を与えるのだろう。***********************************母の腸内細菌減、子どもの脳に影響か 福井大チーム、発達障害と関連可能性福井新聞ONLINE 1月21日(木)8時6分配信  福井大学の研究チームは20日、腸内細菌が少ない母親から生まれた子どもに発達障害が現れる可能性があることを妊娠マウスの実験で示したと発表した。米オンライン科学誌プロスワンに論文が掲載される。母体の腸内環境悪化と子どもの脳の発達異常について関連性を示唆する内容で、仕組みの解明や予防につながる成果と期待される。  研究チームは、福井大子どものこころの発達研究センターの栃谷史郎特命助教、松崎秀夫教授ら。... 詳細を見る

統合 医療

慢性疲労症候群の治療

コエンザイムをよく使っているが、これだけではなかなか根本的には解決しない。内因性のコエンザイムがなぜ減っているのか?もしくはなぜ効かなくなっているのか?を考えることが大切だ。人間の体は食べたものでしか構成されないことからも栄養摂取、食事内容には細心の注意を払う必要がある。また、体内の毒物の解毒についても同様で毒物の摂取は(毒物と言って悪ければ人工合成食品、つまり調味料や香料、色素などまた加工の工程で使われる数多くの添加物)なるだけ控えなければならないとわかっていても難しい。であればその解毒作用が低下したらたちまち毒素が蓄積すると言う事を考えなければならない。 *********************************http://www.dhcblog.com/kamohara/category_14/今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、慢性疲労症候群でのコエンザイムQ10の効果を調べた臨床研究が、スペインのグループから報告されていました。 (Clin Nutr. 2015 Jul 17.)今回の研究では、慢性疲労症候群におけるコエンザイムQ10+NADHサプリメント... 詳細を見る

統合 医療, 医療問題

「日本人は影響小さい」=赤肉・加工肉の発がん性―国立センター

こんな記事が出てくると思っていました。**********「日本人は影響小さい」=赤肉・加工肉の発がん性―国立センター時事通信 10月29日(木)20時22分配信 国立がん研究センターは29日、赤肉や加工肉には大腸がんなどの発がん性があると国際がん研究機関(IARC)が発表したことについて、「日本人の平均的な摂取の範囲であれば影響はないか、あっても小さい」との見解を公表した。赤肉は牛や豚、羊などの肉を指し、脂肪分の少ない赤身の肉の意味ではない。見解は同センターの研究グループが国内約8万人を対象に、赤肉・加工肉の摂取量と大腸がんのリスクについて追跡調査し、2011年に発表した結果に基づく。13年の国民健康・栄養調査によると、日本人の摂取量は1日当たり赤肉50グラム、加工肉13グラムで、同センターは「世界的にみて最も摂取量の低い国の一つ」と説明。「赤肉は健康維持にとって有用な成分もたくさん含んでいる。(IARCの)今回の評価を受けて極端に量を制限する必要はない」としている。 詳細を見る

統合 医療

千日回峰行と自己治癒修行

 もし、病気が自分の食事や習慣を治すことで治ると確実に言えるならば、どれくらいの割合の人が治癒するだろうか?千日回峰行に比べればなんとも難しいことではない。食事療法でもがんは64%が改善すると言われている。大多数の日本人からすれば食事療法よりも抗がん剤の「効くやつ」をくれよ!と言う事になろうが、抗がん剤はほぼ無力であることもわかっている。例外的に血液がんに対しては効果があり、優先的に抗がん剤治療をお勧めするが、それでも食事療法を併用したほうがはるかに治癒率は高いと思う。食事療法に効果があると言う事は徐々に統計的にもわかりつつある。まずは食事ががんを発生させることが最初に理解すべきことである。「マクガバンレポート」1977年では、はっきりと抗がん剤は効果がないだけではなくがんを発生させる増がん剤であるとまで言われている。また、昔ながらの添加物の少ない、天然の穀物や少量の動物性たんぱく質、きれいな水を摂取することが長寿の秘訣であることも明らかにされている。また、癌に関しては食事療法や代替医療が効果的であることもこの「マクガバンレポート」では指摘されている。「第2のマクガバンレポー... 詳細を見る

「父性」に必須の脳領域=マウスで特定―理研

 子供ができたら家庭のことを顧みて優しくしましょうということですね。確かに不思議と芸能人なんかでもやんちゃだった人が結婚して子供ができて家庭を持つと丸くなるというのはよくある話です。それをしない(できない)のがいわゆる昔ながらの芸人さんや役者さんたちだろう。芸人が家庭収まっていられるか?役者が家庭に閉じこもってどうする?などの言葉が聞こえてきそうである。しかし、現代社会では芸のためなら家庭を顧みずに奥さんを泣かせるなんて許容されない社会になってきた。それはこういった脳の中での変換がネズミですら起こっているためだったのですね。納得しますね。*****************************http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000197-jij-sctch「父性」に必須の脳領域=マウスで特定―理研時事通信 9月30日(水)20時34分配信若い雄のマウスは子どものマウスを攻撃するが、一度子を持つと、自分の子や他の雄の子もかわいがる養育行動を取るようになる。理化学研究所のチームは、雄マウスのこうした「父性の目覚め」に重要な役割を果... 詳細を見る