運動と不安、ストレス

  運動がうつ状態の改善に効果的であることはわかっているが、それがもし強制的にさせられた場合にはどうだろうか?実は強制的であってもなくても、不安とうつ状態の改善には効果があるのだ。もちろん肉体的に障害があったり運動能力の低下がある場合に強制するのは問題があるだろうが、そうでない場合には運動を進める。いや、強制的にでもやってみればいいと思う。何か心配ごとがあるひと、打つ傾向の人も外に出てあるいは室内で汗をたっぷり各程度の運動をすることは必ず精神的に開放をもたらすだろう。 *******************************************http://weeksmd.com/2013/04/forced-exercise-trumps-antidepressant-medication/Forced Exercise trumps Antidepressant Medication 強制運動切り札抗抑うつ剤薬物Posted on April 26, 2013 by Bradford S. Weeks, MD | 0 Comments ブラッドフォードS.週博士... 詳細を見る

統合 医療, 抗加齢

乳酸菌と関節リウマチ

 腸内細菌叢の菌の勢力バランスで様々な健康の状態が変わってくる。うちの犬のウンチを貯めて、1か月分くらいを畑にまいているが、適度に発酵されているのだろう、畑にまくときにはヨーグルトの匂いがする。知らない人は驚くだろうが、野生の草花には乳酸菌が住み着いていて、犬や猫などは草をガシガシとかじっているのは実は腸内細菌の善玉菌である乳酸菌を増やしているのである。犬は基本的に肉食で、餌であるドッグフードも肉から作られているものが多いのだが、それでも腸内に乳酸菌が住み着いているわけだ。人間においては悪玉菌が増えて病気になるものだから乳酸菌を取り込もうとするが、実際には腸内環境が悪玉菌に優しくて善玉菌が生き残れない悪い環境だから病気が発症する。菌だけを入れても意味があるとは僕には思えない。うちのミハイル君のようにお菓子も食べず、穀物も食べず肉ばかり食べているエスキモーのほうが文明化された環境の人間よりは健康なのだ。************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節リウマチ研究の専門ジャーナルに、乳酸菌の投与によ... 詳細を見る

コーヒーの摂取と、血中尿酸値

 コーヒーが好きな僕としてはコーヒーを飲む根拠も増えてうれしいものです。もしコーヒーが体に悪そうならば飲まない人が増えるでしょうね。タバコとは大違いですね。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節症研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関連を調べたメタ解析が報告されていました。(Semin Arthritis Rheum. 2016 Jan 21.) これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。 例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。 今回の研究では、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関係が検証されました。 具体的には、主要医学データベースから2015年1月までに発表された論文を対象に、 (MEDLINE, EMBASE, the Cochrane library, KoreaMed) コーヒーの摂取と血中尿酸値を調べた研究が抽出され、... 詳細を見る

統合 医療, ダイエット外来, 未分類

満腹でも栄養飢餓状態!!

ウイークス師らしい皮肉なタイトルですね。面白いと思いました。要は我々の食事がほとんどカロリーベースの栄養になってしまい、栄養素のない食事が世界中を病気にしていると言うことです。その詳細を本に書いたら面白いだろうなと思います。今執筆しているものができたら挑戦したいですね。*******************************http://weeksmd.com/2016/02/starving-when-full/Starving when full完全なとき飢餓することPosted on February 1, 2016 by Bradford S. Weeks, MD | 0 Comments ブラッドフォードS.週博士| 0のコメントによって2016年2月1日に掲示される    ピーピー Dr. Weeks' Comment:週博士のコメント: Once again with feeling, we have the old dance of quality vs. quantity.もう一度感覚で、我々は品質対量の古いダンスをする。 How can you be sta... 詳細を見る

統合 医療, 抗加齢

グルコサミンが変形性膝関節症の発症、進行の予防効果がある

グルコサミンが変形性膝関節症を予防する:PROOF研究肥満女性に限っての研究だが実際の患者さんも肥満女性に特に多いのが特徴だ。変形性膝関節症は多くの高齢肥満女性に多い疾患である。グルコサミンが痛みに効くと言う研究はあったが、今回は予防効果である。つまり発生と信仰を予防する働きがあると言う結論だ。*******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節疾患研究の専門ジャーナル(電子版)に、肥満女性において、グルコサミンサプリメント投与による変形性膝関節症リスク低減(予防)効果を示した臨床研究が、欧州(オランダ・ベルギー・イタリア)のグループから報告されていました。 (Semin Arthritis Rheum. 2015 Nov 19.)  今回の研究では、グルコサミンサプリメントによる肥満女性での変形性膝関節症の予防効果が検証されました。 (PROOF研究の一環です。) (PRevention of knee Osteoarthritis in Overweight Females study) 具体的... 詳細を見る