ビタミンC点滴療法, 統合 医療

ビタミンCは残留性有機汚染物質を低下させる

蒲原先生のブログから引用します。以下の論文内容ですが、以前から言われているとおりビタミンCには解毒作用があると言う事です。ビタミンCを毎日摂取することは解毒や健康のために理にかなった行動だと言えます。*****************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の食物化学研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビタミンCが、血中の残留性有機汚染物質を低下させるという効果を示した臨床研究が、米国のグループから報告されていました。 (Food Chem Toxicol. 2016 Apr 15.) 残留性有機汚染物質(有機塩素系殺虫剤/有機塩素剤、PCBs、(PBDEsなど)は、内分泌かく乱物質として、人体に害を生じることが示唆されています。 今回の予備的な研究では、健常者において、ビタミンCの抗酸化作用による残留性有機汚染物質(POPs)への作用が検証されました。 具体的には、カリフォルニア在住の健康な女性15名を対象に、(8名は肥満/過体重、7名は普通体重)1日あたり1,000mgのビタミンCを2ヶ月間投与し、 介入の前後で、血中の残留性有機汚染物質(... 詳細を見る

統合 医療

線虫によるがん診断の確かさ95%

尿1滴でがん診断が可能という大注目の「線虫」―糖尿病や宇宙実験でも活躍!寄生虫は世界を変えられるか!?きっかけはサバの食中毒だった 今は癌の検査と言えば目に見えるものならCT,MRI,PET検査が有名です。そのほかにも遺伝子検査などがります。目に見える細胞塊がある場合には画像検査で分かりますが、それも最低でも直径で5mm以上の大きいものである必要があります。その点遺伝子検査は血液中の癌細胞レベルで分かりますので、感受性が高いのです。ただし、検査のコストが高いのが欠点です。その点、この線虫検査は95%という感受性の高い検査ですのでコストも数百円なら臨床的には待ち遠しい検査になります。記事によると来年頃には実用する可能性もあるので是非実用化してほしいです。もし本当に画像で分からないような小さな癌まで見つけられるのなら、ビタミンC点滴療法や食事療法の良い適応だと思います。**************************************http://newswitch.jp/p/408 九州大学大学院理学研究院の広津崇亮(たかあき)助教や伊万里有田共立病院(佐賀県西松浦郡)の園田英... 詳細を見る

運動と不安、ストレス

  運動がうつ状態の改善に効果的であることはわかっているが、それがもし強制的にさせられた場合にはどうだろうか?実は強制的であってもなくても、不安とうつ状態の改善には効果があるのだ。もちろん肉体的に障害があったり運動能力の低下がある場合に強制するのは問題があるだろうが、そうでない場合には運動を進める。いや、強制的にでもやってみればいいと思う。何か心配ごとがあるひと、打つ傾向の人も外に出てあるいは室内で汗をたっぷり各程度の運動をすることは必ず精神的に開放をもたらすだろう。 *******************************************http://weeksmd.com/2013/04/forced-exercise-trumps-antidepressant-medication/Forced Exercise trumps Antidepressant Medication 強制運動切り札抗抑うつ剤薬物Posted on April 26, 2013 by Bradford S. Weeks, MD | 0 Comments ブラッドフォードS.週博士... 詳細を見る

統合 医療, 抗加齢

乳酸菌と関節リウマチ

 腸内細菌叢の菌の勢力バランスで様々な健康の状態が変わってくる。うちの犬のウンチを貯めて、1か月分くらいを畑にまいているが、適度に発酵されているのだろう、畑にまくときにはヨーグルトの匂いがする。知らない人は驚くだろうが、野生の草花には乳酸菌が住み着いていて、犬や猫などは草をガシガシとかじっているのは実は腸内細菌の善玉菌である乳酸菌を増やしているのである。犬は基本的に肉食で、餌であるドッグフードも肉から作られているものが多いのだが、それでも腸内に乳酸菌が住み着いているわけだ。人間においては悪玉菌が増えて病気になるものだから乳酸菌を取り込もうとするが、実際には腸内環境が悪玉菌に優しくて善玉菌が生き残れない悪い環境だから病気が発症する。菌だけを入れても意味があるとは僕には思えない。うちのミハイル君のようにお菓子も食べず、穀物も食べず肉ばかり食べているエスキモーのほうが文明化された環境の人間よりは健康なのだ。************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節リウマチ研究の専門ジャーナルに、乳酸菌の投与によ... 詳細を見る

コーヒーの摂取と、血中尿酸値

 コーヒーが好きな僕としてはコーヒーを飲む根拠も増えてうれしいものです。もしコーヒーが体に悪そうならば飲まない人が増えるでしょうね。タバコとは大違いですね。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節症研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関連を調べたメタ解析が報告されていました。(Semin Arthritis Rheum. 2016 Jan 21.) これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。 例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。 今回の研究では、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関係が検証されました。 具体的には、主要医学データベースから2015年1月までに発表された論文を対象に、 (MEDLINE, EMBASE, the Cochrane library, KoreaMed) コーヒーの摂取と血中尿酸値を調べた研究が抽出され、... 詳細を見る