ビールの消費とアルツハイマー病リスク
アミロイドたんぱく質の蓄積は多くの疾患に関連があります。アルツハイマー型認知症、Ⅱ型糖尿病、狂牛病、ハンチントン病、甲状腺髄様癌、不整脈などです。いずれもこのアミロイドたんぱくが作るアミロイドの蓄積が組織構造を破壊する事であり、それによって正常な細胞の働きを阻害されることである。ビールを飲むことでアミロイドたんぱく質の蓄積が抑制されるならば、治療の展望が開けることになる。アルコールの中でもビールだけというなら本当に物質的にビールは有用な働きを持つ可能性がある。 ******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/ 臨床アルコール代謝研究の専門ジャーナル(電子版)に、ビールの摂取が多いと、脳内のアミロイドβタンパク質の蓄積が少ない、という関連を示した研究が、スウェーデンとフィンランドのグループから報告されていました。(Alcohol Clin Exp Res. 2016 May 24.) アルコールの消費と、認知症や認知機能障害の発症との関係については、議論があり、明確な結論は得られていません... 詳細を見る