大豆製品摂取による卵巣がんリスク低下作用
大豆製品に抗がん効果があることは、様々な研究で分かってきている。ただし、乳がん、卵巣がん、子宮がんの治療として使えるかどうかはまだ分かっていない。これは女性器のがんがエストロゲンホルモン依存性を持つものがあるし、大豆製品には植物性のエストロゲン様作用があることも分かっているからである。しかし、サプリメントとしてのイソフラボンには正常者に対して女性器のがんを発生することはないという調査もある。ただし、がん患者さんに対しては分かってないことから、患者さんに対する投与は控えたほうが良いだろう。食道がん、前立腺がんのリスクも低下する研究もあることから、男女問わずがん予防には有用だと思われる。************************http://www.dhcblog.com/kamohara/栄養学の専門ジャーナルに、大豆および大豆イソフラボンの摂取と、卵巣がんリスクとの関連を調べた研究が、豪州と中国のグループから報告されていました。(Nutr Res. 2014 Apr;34(4):302-7.) 大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフ... 詳細を見る