先端医療的がん治療

すでに2割減…がん死ゼロ「2050年実現可能」

 非常に明るい未来の見通しを英国の大学が発表してくれた。あまりに明るくて信じられないという向きもあろうが、話題としてはいいと思う。少量のアスピリンやCOX2阻害薬が癌の予防効果があるだろうとは以前から言われていることであるが、そうやって予防のためにたくさんの薬物を摂取するのもどうかと思う。副作用問題もあるからだ。また、癌になるのは単なる「運」というのもどうだろうか?今までの研究で食生活やその他の生活習慣が病気を(がんも含めて)作っていると解っているのだから、ならない習慣を徹底することも大きな予防策だと思うのだが。完全には解らないことだらけなのが癌なので、研究しているのだと思う。今回の話は少し簡素化しすぎているという印象が残る。運なんて言い出したら人生すべて運じゃないか。どの両親のもとに生まれて、試験で合格するにも運がある。選択肢には運が付きまとうからだ。***************************************http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150119/lif15011918580015-n1.html80歳未満で... 詳細を見る

ダイエット外来

肥満関連遺伝子検査に基づくダイエット指導の効果

肥満の関連遺伝子検査を受けて、アドバイスを受けたらダイエットの効果が持続したというお話です。自分を知ることはとても大切で、自分がおかしいことをしている。普通ではない考え方をしているということが解ると、人間はそれを修正しようとします。しかし、ダイエットでも考え方でも困ったことに一部には自分が間違っているとは考えられない人がいます。統計的にはこれらの人々は効果がなかった群に入りますが、自覚がないためにアドバイスが無効な人たちです。ダイエットに関してもその他の病気に関しても生活習慣、考え方の習慣が健康に多大な影響を与えます。患者さんにはアドバイスを素直に謙虚に聞いていただくことも大切だと思われます。*******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/肥満関連遺伝子変異の情報に基づいたカロリー制限食によって,リバウンド予防効果を示したという米国での臨床研究データを読んでいました。(Nutr J. 2007 Oct 18;6:29.) 肥満をはじめとする生活習慣病では,それらの疾患にかかりやすい人とそうでない人がいます。こ... 詳細を見る

大豆イソフラボンによる消化器がんリスク低下作用

乳がん、卵巣がん、前立せんがんのリスク低下だけではなくて消化器癌のリスク低下作用もあることがわかってきた。もともと大豆自体が抗がん作用がある食品、癌を予防するコカがある食品として有名であったが、今回それを個別に証明する研究があった。菜食主義は健康に良いということでもあろうが、逆に菜食の厳格な継続は低タンパク質や低コレステロールのために痩せすぎや免疫力の低下があるという報告もある。肉食は癌の発生、癌の増殖に作用するので控えたほうが良い。代わりに大豆製品を食べるのがいいと思っている。******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/栄養学の専門ジャーナル(電子版)に,大豆イソフラボンと消化器がんリスクとの関連を調べたメタ解析が,オーストラリアのグループ(University of Sydney)から報告されていました。(Eur J Nutr. 2014 Dec 30.) 大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含... 詳細を見る

ダイエット外来

肥満に対する高たんぱく食の効果

肥満に対する食事療法としては高たんぱく食、低炭水化物食が最も効果的である。多くの臨床例でわかっていることであるが、その後ダイエット効果があった後に、では患者さんはどうなるのか?体重を維持することができるのか?というと、半分以上は元に戻ってしまうこともわかっている。そうなると一生プロテイン置き換え食事をするのか?ということにもなりかねない。置き換え食が悪いのではなく、一生置き換え食を食べることがほぼ不可能であり、非人間的な食事であることが間違っていると私は思っている。一度体重を減量したならば、それを維持していく方法を考える必要があると思うのだ。***************************http://www.dhcblog.com/kamohara/肥満研究の専門ジャーナル(電子版)に,肥満に対する高タンパク食の効果を示した臨床研究が,デンマークのグループ(University of Copenhagen)から報告されていました。 (Int J Obes (Lond). 2014 Dec 26.) 肥満治療では,低カロリー・高タンパク食(1食あたり20グラム前後のタンパク質を含... 詳細を見る

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ライフスタイルと肥満リスクについて

 ベジタリアン食の非摂取、長時間のTV視聴、身体活動の低さは肥満をもたらす要因である、という研究があった。当然のような気がする。中でも食事の影響は大きいだろう。肥満体であることが様々な疾患の要因であることは明らかであるが、その是正は食事と運動とTVを見ない事によると思われるという話だ。TVが肥満の要因になっているとは現代社会ならではとも思うが、これからの若い世代ではスマホの視聴時間とかオンラインゲームの時間という要因も若者の疾患に関しては研究調査してみたら面白いと思う。**************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の肥満研究の専門ジャーナルに,ベジタリアン食などのライフスタイルと,肥満リスクとの関連を調べた研究が,米国のグループから報告されていました。(Obes Res Clin Pract. 2014 Nov-Dec;8(6):e549-57.) 様々なライフスタイルが,肥満やメタボリック症候群のリスクとなることが知られています。 今回の研究では,中高年世代の男性におけるBMIの変化と,生活習慣との関... 詳細を見る