医師不足解消プログラムの「違約金」
自治医大の問題が裁判になっている。地域医療、へき地医療を推進する目的で設立された大学が自治医大である。この大学に入ると学費、生活費に対して奨学金が出る。この奨学金をもらう代わりにへき地医療に従事するのが条件だ。しかし、医師になった後、へき地医療に従事したくない人も出てくる。まさにこの被告になった人がそうである。その場合は学費と奨学金の返還が定められている。そこに10%なんだかの利子がついている。その利子が違法だという裁判である。地方の医療にとって医師の確保は大問題である。今は自治医大だけでは足りなくなってきた医師の確保のために国立大学では地域枠が作られた。これは通常の試験ではなく地域枠の試験だけで合格できる枠ができたということだ。簡単に言えば通常の受験戦争に勝たなくても入学できるが、地域医療に従事することが義務付けられる。ところが最近はこの地域枠で入学したにもかかわらず、美容外科に行く医師が増えてきている問題がある。この場合も奨学金を返還することになる。逆に言えばお金を払えば比較的楽に医師になれて、普通に都会で美容外科医にもなれるということである。善意の制度を悪用したゆゆしき問題である... 詳細を見る

