先端医療的がん治療

抗がん剤治療について

 先日「県がん診療連携クリニカルパス作成検討会」に参加してきた。趣旨は以下のとおりである県がん対策推進計画に基づき、県内のがん医療機能の分化・連携を推進し、がん医療の水準の向上を図る目的で、がん診療連携協議会(会長:○○大学医学部附属病院  院長)及び県在宅緩和ケア推進連絡協議会(会長:○○大学医学部附属病院  がん治療センター部長)が中心となり、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、婦人科がん、肝臓がん、前立腺がん、在宅緩和ケアに関する地域連携クリニカルパスの試案が作成されました。 地域連携クリニカルパスは、がん患者が急性期病院から回復期病院を経て早期に自宅に帰れるような診療計画を作成し、治療を受ける医療機関で共有して用いるものです。診療に当たる複数の医療機関が、役割分担を含め、あらかじめ診療内容を患者さんに提示・説明することにより、患者さんが安心して医療を受けることができます。この会に参加した感想がいくつかあるので述べてみたいと思う。① がん治療に取り組む中で医療機関の連携を深めていくことは素晴らしい今までのガン難民はこういった連携をすることで半分は解消できるだろう。というのもガン難民... 詳細を見る

先端医療的がん治療

高知市 超高濃度ビタミンC点滴療法

 高知市 統合医療 超高濃度ビタミンC点滴療法の新たな働き超高濃度ビタミンC点滴療法が日本に導入されたのが2年前だ。それから私も含めて日本でこの治療を受けられるクリニックは200を超えたそうである。 これもひとえに点滴療法研究会の尽力のおかげだと考えている。私ももちろんそこで学ばせていただいている一員だが、研究会が定期的に発信する治療法の知識はアメリカの統合医療の最先端そのものである。 そういったことを学ぶことができる環境を作っていただいていることに本当に感謝したいと思っている。会長の柳澤先生、本当にありがとうございます。 そしてその柳澤先生がビタミンC点滴療法の2冊目の本を出版されたのでここでこのブログを読んでくれている方達に是非知っていただきたくお知らせしたいと思う。 超高濃度ビタミンC点滴療法ハンドブック柳澤厚生著 角川SSコミュニケーションズである。点滴療法の実際はどのようにして行われるのか?またその効果や症例も多く掲載されている。私のクリニックからも2症例を掲載させていただいた。詳細は是非読んでいただきたい。7月の統合医学会ではビタミンC点滴がガンに効果があるだけではなく、が... 詳細を見る

先端医療的がん治療

癌難民について

 癌難民・・統合医療的に言えばありえない概念癌難民が最近増えているという話をよく聞く。実際日本では癌で亡くなる人が50年前の3倍にも増えている。また、現在行われている手術、抗癌剤、放射線療法での奏功率は50年前からあまり変わってないのが現実である。その中で何が起こっているのか?再発や遠隔転移の癌の場合、多くは抗がん剤治療をおこなう。その際に、もし抗癌剤が効かなかったらあなたは主治医からこのように言われるだろう。「残念ながら、あなたに効く治療はなくなってしまいました。このまま病院にいても何もすることはありません。これから残された人生を悔いなく送ってください。なお、次の患者さんが入院待ちをしているので出来るだけ早く退院してください。緩和ケアの出来る病院をご紹介します。」抗癌剤が効かなくなった時点で現代の保険医療では治療がなくなったかのような話になってしまう。実際には超高濃度ビタミンC点滴療法やIPT療法と言う素晴らしい治療もあるし、低用量ナルトレキサンのような副作用のない薬が発見されているにもかかわらず・・・・。先日も、家族が癌難民になってしまったという家族の方からご相談を受けた。主治医が... 詳細を見る

先端医療的がん治療

簡単な症例報告2 ビタミンC点滴療法 肺癌

 症例報告肺癌(腺がん)ビタミンC点滴療法肺癌(腺がん)の末期と診断された63歳の女性です。2006年6月に肺癌と診断されました。すぐに抗癌剤の投与を開始しました。 一度癌の進行は止まっていましたが、その後再び癌が進行したため2007年の11月からは進行がんに効果があるとされている抗癌剤、イレッサを開始しました。2009年はじめにイレッサは効かなくなり、胸水が溜まり始めました。そして担当の医師からはもう治療は不可能だと診断されたのです。本当に治療法はないのか?もうこれでおしまいなのか?患者さんもご家族も悩んでいたときに、知人から超高濃度ビタミンC点滴療法のことを聞き、当クリニックを紹介されてやってきました。「わらにもすがる思いだった」そうです。初診時、胸水が溜まっていることをレントゲン検査で確認しました。ビタミンCは体重からいうと少し多めの75gを投与することとしました。こういった進行がんに対してはビタミンC濃度は高いほうが効果的だということがわかっているからです。10回の投与が終わった頃から胸水が減少し始めました。レントゲンで毎月胸水が減ってきているのです。また、腫瘍マーカーのCEA... 詳細を見る

先端医療的がん治療

簡単な症例報告 統合医療で治療したガン

 膀胱ガンの症例について症例1)膀胱ガンが再発した48歳の男性の症例です。初発は1996年、このときは内視鏡による治療を行い、経過観察をしていました。2007年に再発し、「BCG膀胱内注入療法」を開始しました。BCGはワクチンとしても知られていますが、比較的初期の癌にも有効であることが解り、治療にも使われています。 超高濃度ビタミンC点滴療法は知人の紹介で知り、やってみようかということになりました。60グラムの点滴を週に一度のペースで行うことにして、8回施行した時点で入院、細胞診を行いました。結果は、BCG注入療法とビタミンC点滴療法の併用が顕著に奏功したと思われるものでした。検査を担当した医師からは「膀胱の粘膜が綺麗なピンク色になっており、今までの治療経過とは比較できないほど良好です」と告げられました。 2008年1月からは点滴回数を2週間に一度に減らしましたが、3ヵ月後の検診でも異常は認められませんでした。 患者さんは治療効果を高めるために、生活習慣も改善しました。まず、ビタミンC点滴療法を継続中に禁煙に挑戦し、成功されました。このことが大きなプラス要因となり働いたことは間違いあり... 詳細を見る