膀胱ガンの症例について

症例1)
膀胱ガンが再発した48歳の男性の症例です。
初発は1996年、このときは内視鏡による治療を行い、経過観察をしていました。2007年に再発し、「BCG膀胱内注入療法」を開始しました。
BCGはワクチンとしても知られていますが、比較的初期の癌にも有効であることが解り、治療にも使われています。

 超高濃度ビタミンC点滴療法は知人の紹介で知り、やってみようかということになりました。60グラムの点滴を週に一度のペースで行うことにして、8回施行した時点で入院、細胞診を行いました。

結果は、BCG注入療法とビタミンC点滴療法の併用が顕著に奏功したと思われるものでした。検査を担当した医師からは
「膀胱の粘膜が綺麗なピンク色になっており、今までの治療経過とは比較できないほど良好です」と告げられました。

 2008年1月からは点滴回数を2週間に一度に減らしましたが、3ヵ月後の検診でも異常は認められませんでした。
 患者さんは治療効果を高めるために、生活習慣も改善しました。

まず、ビタミンC点滴療法を継続中に禁煙に挑戦し、成功されました。このことが大きなプラス要因となり働いたことは間違いありません。食事も変えました。玄米を主食にして、油濃いものを控え、野菜中心の食事に変えていったのです。

最初のうちは本人もビタミンC点滴療法や食事療法の効果に半信半疑だったようです。何しろこの患者さんがビタミンC点滴療法を始めたのは平成19年の10月です。その頃は今のようにビタミンC点滴療法はまだ一般的にはなっておらず、私自身にとっても一人目の患者さんでした。

しかし、患者さんも徐々に治療効果を実感するようになり、また、実際に検査で癌が消滅したことがわかり、ビタミンC点滴療法に出会えてよかったと非常に喜んでいらっしゃいます。ご家族もこの治療法に大いに期待されており、奥様も食事を作りながら一緒に頑張ってこられました。
 
他の療法と併用することで、超高濃度ビタミンC点滴療法が効果を発揮した良い症例だと思います。