天然自然抗がん物質療法

コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析

コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析コーヒーの作用で驚くのはクロロゲンの抗酸化作用である。酸化がいかにからだに悪いのか、普段酸化を抑える食品をとってないことがどれだけさまざまな病気を引き起こしているのかを考えなければならない。その意味ではビタミンを摂取することも同様に大切なことだと思われる。*******************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月のがん研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取と、前立腺がんリスクとの関連を調べた研究が報告されていました。(Cancer Causes Control. 2014 Mar 2.)これまでの研究において、コーヒーの摂取による健康維持・生活習慣病予防効果が報告されています。コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用を介した効果と考えられています。さて、今回の研究では、コーヒーの消費量と、前立腺がんリスクとの関連について、メタ解析が行われました。具体的には、主要な医学データベースから2013年6月までの研究が対象となり、12報の症例対照研究から前立腺が... 詳細を見る

大豆と乳がんのリスクについて

今までにも大豆の摂取が乳がんリスクを減少する研究があったが、今回は疫学研究である。結論としては大豆イソフラボンには乳がんリスクを低下する働きがある、ということである。*******************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の臨床腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、大豆の摂取と乳がんリスクとの関連を検証した疫学研究のレビューが、岐阜大学のグループから報告されていました。(Jpn J Clin Oncol. 2014 Jan 22.)大豆製品には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。これまでの研究では、大豆の摂取による乳がんリスクの低下、大豆由来のイソフラボンなど植物性エストロゲンによる心血管疾患リスク低下や血糖コントロール作用改善が示唆されています。さて、今回の研究では、日本人女性において、大豆の摂取と乳がんリスクとの関連を調べた疫学研究を対象に、レビューが行われました。具体的には、医学データベース(... 詳細を見る

茶による口腔がんリスク抑制効果@メタ解析 

緑茶の摂取は口腔がんの発生を抑制する働きがある。緑茶とコーヒーにはともにポリフェノールの働きでがんの抑制作用があるようである。***********************************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の口腔腫瘍学の専門ジャーナル(電子版)に、茶飲料の摂取と、口腔がんリスクとの関連を検証したメタ解析が報告されていました。(Oral Oncol. 2014 Jan 2.)栄養疫学研究では、さまざまな茶飲料の摂取と、口腔がんとの関連が調べられてきましたが、それらの結果にはばらつきがみられます。そこで、今回の研究では、茶飲料の摂取と口腔がんリスクとの関連についてメタ解析が行われました。具体的には、PubMedなどの主要なデータベースから14報19研究が抽出され、口腔がん患者4675名が対象となりました。解析の結果、まず、茶飲料の摂取量に関して、最高群では、最低群に比べて、口腔がんリスクが15%低下していました。(95%CI; 0.853, 0.779-0.934)次に、緑茶の摂取は、口腔がんリスク低下と有意に相関していました。(2... 詳細を見る

果物と野菜はガンのリスクを低下する

癌と果物と野菜果物と野菜の摂取はガンのリスク低下に有用であることはさまざまな論文で言われている。今回は女性の膀胱癌のリスクというマニアックな研究である。こうしてマニアックにいろんなガンの研究をしてくれる研究者がいるから科学は進んでゆく。しかし、これらの研究は一部のマニアックな研究者の中に埋没してしまい一般人の目に触れることはめったに無い。なぜならば、薬にならないからである。薬にならないものはすべて医学会からは無視されている傾向がある。医学会って製薬会社??*********************http://weeksmd.com/2013/08/cancer-and-fruits-and-vegetables/2013年8月24日にブラッドフォードS.週博士によって掲示される週博士のコメント:なぜ、米国癌学会は屋根最上部からこれを叫んで言わないか!果物と野菜のより高い摂取量は、女性で膀胱ガンのリスクを低下させる可能性がある2013年8月23日に-彼女の同僚と一緒に、ハワイ癌センターResearcher Song-Yi公園博士大学は、果物と野菜のより大きな消費が女性で膀胱浸潤癌のリス... 詳細を見る

緑茶による子宮筋腫関連症状改善作用 

子宮筋腫は大きくなると腹腔内で多臓器を圧迫して障害をきたしたり、出血が多量となり貧血をきたすこともある。だからといって手術すればその副作用で苦しむこともある。その点、緑茶は害が無く効果もあり薬のように使える点が便利でもある。 ***************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の女性医学の専門ジャーナルに、緑茶による子宮筋腫関連症状改善作用を示した予備的な臨床研究が、エジプトのグループ(Sohag University)から報告されていました。(Int J Womens Health. 2013 Aug 7;5:477-86)子宮筋腫は、妊娠可能年齢の女性に比較的高頻度に認められます。良性疾患ですが、閉経前の女性にとっては、生活の質に影響を与えることから、安全で有効な介入方法による症状の緩和が求められます。さて、今回の研究では、緑茶ポリフェノールのEGCGを含有する緑茶抽出物による子宮筋腫関連症状への影響が検証されました。具体的には、二重盲検偽薬対照ランダム化比較試験として、症候性の子宮筋腫(2立方cmが1カ所以上)を有する18歳から50歳... 詳細を見る