大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ
日本にもこうした研究が出てきてうれしい限りだ。実際の癌治療の世界で食事指導の話はほとんどないのだけれど、このような食事の話を全国のがんセンターや大学病院の先生方がしてくれるようになるうれしいと思う。患者さんにとっても我々医療に携わる者としても大きな助けになる。ただ、この研究も癌の発生に関連があるということまでしか言えない。これが治療効果に直接結びつくことはないが、予防には役立つ情報である。毎日ダイズイソフラボンの食事をとるように気を付けよう。**********************************http://www.dhcblog.com/kamohara/がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下作用を示した研究が、岐阜大学のグループから報告されていました。(Int J Cancer. 2015 Jan 14.)大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られて... 詳細を見る