抗生物質クレクレ患者と乳がん
抗生物質の服用が多いほど乳がんリスクが上昇 抗生物質をくださいと指名買いするように来院する患者さんがいる。菌が体内で増殖して疾患の原因となっているならともかく、少し風邪ひいただけで「抗生物質クレクレ」である。抗生物質の過剰投与は敗血症や耐性菌の発生を促進し、ろくでもないことは我々医師なら熟知している。なのに、患者の攻撃に耐えかねて処方する先生方もいるのだろう。お気の毒にである。しかし、抗生物質の使用量が発がんに比例するとしたらそれでも患者さんにホイホイと処方できるだろうか?また、賢い患者になって抗生物質クレクレ患者だけにはならないでほしい。 **************************http://www.dhcblog.com/kamohara/腸内細菌叢(腸内フローラ)は、整腸作用だけではなく、免疫機能の維持や抗炎症作用など健康維持に重要な役割を果たしていることが明らかになっています。 食生活などの環境要因によって、腸内細菌叢に乱れが生じると、代謝の変化や慢性炎症の惹起により、 肥満、神経疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病)、精神疾患(うつ病や自閉症ADHD)のリスクが... 詳細を見る