抗生物質クレクレ患者と乳がん

抗生物質の服用が多いほど乳がんリスクが上昇 抗生物質をくださいと指名買いするように来院する患者さんがいる。菌が体内で増殖して疾患の原因となっているならともかく、少し風邪ひいただけで「抗生物質クレクレ」である。抗生物質の過剰投与は敗血症や耐性菌の発生を促進し、ろくでもないことは我々医師なら熟知している。なのに、患者の攻撃に耐えかねて処方する先生方もいるのだろう。お気の毒にである。しかし、抗生物質の使用量が発がんに比例するとしたらそれでも患者さんにホイホイと処方できるだろうか?また、賢い患者になって抗生物質クレクレ患者だけにはならないでほしい。 **************************http://www.dhcblog.com/kamohara/腸内細菌叢(腸内フローラ)は、整腸作用だけではなく、免疫機能の維持や抗炎症作用など健康維持に重要な役割を果たしていることが明らかになっています。 食生活などの環境要因によって、腸内細菌叢に乱れが生じると、代謝の変化や慢性炎症の惹起により、 肥満、神経疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病)、精神疾患(うつ病や自閉症ADHD)のリスクが... 詳細を見る

コーヒーの摂取と、血中尿酸値

 コーヒーが好きな僕としてはコーヒーを飲む根拠も増えてうれしいものです。もしコーヒーが体に悪そうならば飲まない人が増えるでしょうね。タバコとは大違いですね。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/関節症研究の専門ジャーナル(電子版)に、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関連を調べたメタ解析が報告されていました。(Semin Arthritis Rheum. 2016 Jan 21.) これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。 例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。 今回の研究では、コーヒーの摂取と、血中尿酸値との関係が検証されました。 具体的には、主要医学データベースから2015年1月までに発表された論文を対象に、 (MEDLINE, EMBASE, the Cochrane library, KoreaMed) コーヒーの摂取と血中尿酸値を調べた研究が抽出され、... 詳細を見る

天然自然抗がん物質療法

癌になった?種を食べなさい

ブドウの種、~ベリーの種子ががん細胞をアポトーシス(自然死)にみちびくことは有名である。以下の医学雑誌に論文が載っているので参照されたい。Induction of Apoptosis in Human Leukemia Cells by Grape Seed Extract Occurs via Activation of JNKNing Gao,1,2 Amit Budhraja,2 Senping Cheng,2 Hua Yao,2 Zhuo Zhang,2 and  Xianglin Shi2The publisher’s final edited version of this article is available free at Clin Cancer Res ****************************************************MD ウイークスブラッドフォードによって 2015 年 12 月 21 日に掲示される |0 件のコメントウイークス博士コメント:ブドウ種子抽出物によるひと白血病細胞のアポトーシスの誘導の下抽象化この記事はまだ非... 詳細を見る

天然自然抗がん物質療法

コエンザイムQ10はスタチン薬によるミトコンドリア障害を抑制する 

 ミトコンドリア障害はがん治療にとっても大きな問題である。癌細胞は糖代謝中心の細胞であるため、ミトコンドリアの活性化はがん細胞の自然死(アポトーシス)を促進します。そのため、ミトコンドリアの活性化は非常に重要です。また、癌細胞は嫌気性代謝優位になっているためにミトコンドリア機能が障害されておりコエンザイムQ10やアルファリポ酸、高濃度IVC、コーヒーなどで治療効果が上がるとされている。また、細胞内の酸化という観点からもミトコンドリア障害は問題だ。繊維筋痛症にコエンザイムQ10が効くのも細胞内の代謝、酸化に関連があると思われる。 http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の欧州の薬理学専門ジャーナル(電子版)に、スタチン薬投与時に生じるミトコンドリア障害が、コエンザイムQ10サプリメント投与により抑制されるというデータを示した基礎研究が報告されていました。(Eur J Pharmacol. 2015 May 22.) スタチン薬は、LDLコレステロール合成を効果的に抑制しますが、 HMG-CoA抑制を介して、その下流において、 LDLコレステ... 詳細を見る

大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ 

 日本にもこうした研究が出てきてうれしい限りだ。実際の癌治療の世界で食事指導の話はほとんどないのだけれど、このような食事の話を全国のがんセンターや大学病院の先生方がしてくれるようになるうれしいと思う。患者さんにとっても我々医療に携わる者としても大きな助けになる。ただ、この研究も癌の発生に関連があるということまでしか言えない。これが治療効果に直接結びつくことはないが、予防には役立つ情報である。毎日ダイズイソフラボンの食事をとるように気を付けよう。**********************************http://www.dhcblog.com/kamohara/がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下作用を示した研究が、岐阜大学のグループから報告されていました。(Int J Cancer. 2015 Jan 14.)大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られて... 詳細を見る