統合 医療

農薬が発癌性に関連する~ラウンドアップとアメリカ最高裁

画期的な判決ではないだろうか。ビッグファーマこの巨大な利権団体は薬を売るために患者を作るという詐欺に片棒を担いでいると告発するジャーナリストが後を絶たない。今回のアメリカ最高裁の判決はその点画期的である。日本でも無害であると言って大量にホームセンターや薬局チェーンで販売されているラウンドアップ。このラウンドアップの説明書には発がん性については全く書かれていない。土にかえるので安全と平気で書いている。この判決で日本でも農薬に関する議論が出てくることを願う。日常的に癌患者さんを診ていて、統計的にも日本人は癌になる方が多すぎるし、世界でも増えている国に入っていることが悔しい。アメリカではモンサントが締め出されてがん患者も減って来たのに、日本で今現在大量に使われていることが気になっていた。農薬で発癌性のない物ってあるのだろうか?なるだけ使わないほうが良いに決まっている。また、ロシアは現在先進国からは嫌われているが、農業政策は立派である。有機栽培を政府が推進しているからだ。日本もこうあるべきなのに、ラウンドアップをばらまくようにして売っている、誰がもうかっているのか?農水省の偉い手さんの兄弟がモ... 詳細を見る

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老化に効果があるサプリメント

老化に効果があるサプリメントについての記事があったので紹介します。聞きなれたサプリメントばかりですが、実際にどれほどの効果があるのか、老化の測定自体が難しいのでそれは聞かないでほしい(笑)しかし、患者さんからよく聞かれるので答えなければならないでしょう。僕的には今まで医師になってから30年間、ずっとサプリメントに関わってきて、今更関係ないとは言えませんが、逆にサプリメントですべてを解決しようとする姿勢は間違いだと思っています。人間の老化や疾患は簡単に解明できていないし、答えも単純ではありません。メカニズムがわかっていても、実際にはサプリメントを飲んでばかりで食事や運動に気を使わない人よりは食事と運動とメンタルに気を使っている人生を送る人のほうが長生きであるというデータがあります。そう考えるとアンチエイジングとはサプリメントや薬ではなくて、今のところ、食事や睡眠、運動、メンタルヘルスの複合的な結果なのです。一応、サプリメントについての一つの記事をご紹介しますが、すべてではないと思っていてください。アンチエイジングサプリメント:本当に働くもの - ローマのヘルスガイド (getroman.... 詳細を見る

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老化の生理学

老化の定義は以下のようなものがある。生理学的な定義であるが興味ある人は読んでみてほしい機械翻訳を最初に記載します。********************生理学, 老化ブロンソン・フリント;プラサンナ タディ.作成者情報最終更新日: 2020年12月2日行きます:紹介老化は私たちの人生を通して私たち全員が経験するほとんど普遍的な真理ですが、臨床医がこのプロセスの臨床的および疫学的関連性の両方を理解することが重要です。老化は、特別なケアと管理を必要とする身体のシステムのスペクトル全体にわたって様々な変化をもたらします。2050年までに65歳以上の成人数は8,850万人を超えると推定されており、医療従事者や病院システムに対する需要が高まるに値すると推定されています。技術は現代医学の能力を大幅に拡大することを可能にしているが、多くの副作用が時間の経過とともに現れ、そのすべてが医学全体と同じ速度で発達しているわけではない。これは、新しいスクリーニング方法を開発し、特定の生物医学技術の出現前に非常に迅速に致命的であることが判明した可能性のある疾患の長引く管理に対処し、人生の後半に慢性疾患や病気の... 詳細を見る

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老化現象と腰痛症

毎日の診療で老化現象による腰痛をたくさん見ています。腰痛に老化現象と言える特徴があるとしたら、それは治ることがないと言う事でしょうか。まるで白髪が治らないように、高血圧が治らないように(薬を飲んでいる間は下がるけれど)、まるで顔に出来たしわが減らないように、シミが消えないように。治らないと言う事はそういう事です。アンチエイジングという言葉があり、医療があります。顔を美容整形手術するのもアンチエイジングと言えるかもしれませんが、実際には若くなるわけではなく、ヒアルロン酸などのフィラーを挿入したり、しわにPRP治療を行ったりします。その治療で見た目は若くなりますが、本質は変わらず、我々は毎日少しずつ加齢します。では、本当のアンチエイジングは何でしょうか?それは細胞レベルで若い細胞になる事です。我々が20歳の時の細胞に置き換わればそれは若返りであり、高血圧も消え、糖尿病もきえ、顔のしわもシミも消えるでしょう。それが今の医学で可能かと言えば、まだまだ難しいのが本当です。その本当の若返りは細胞の遺伝子が元に戻り、細胞自体が若い細胞になり、結果内臓や皮膚が若返る事です。現在遺伝子レベルでの老化が明... 詳細を見る

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オゾン療法の問題点と代替医療について

オゾン療法の問題点と代替医療について現在、令和元年11月11日において、バッシングは収まりつつあるものの、オゾン療法に対しては逆風どころか、否定の嵐が巻き起こっている。僕のクリニックではオゾン療法は行ってこなかった。一応セミナーにも足運び実際に自分が被験者にもなったにも関わらず、患者さんに治療として行うにはどうかなと否定的な予感がしたからだ。それはエビデンスレベルにおいてと言うよりも、そのオゾン療法の普及の方法に疑問を抱いたからだ。簡単に言うと、効果を検証する事よりも患者さん受けがいい、つまり静脈血がオゾンを添加することで鮮血色に変わることに話題が移りがちだったからである。エビデンスレベルが低いのは代替医療ではよくある事である。たとえば催眠療法などの心理療法でもエビデンスがあるとはいいがたい。ビタミンC点滴療法で癌に対する効果はとても弱い抗がん剤並みである。だからエビデンスレベルは高いとは言えない。それはプラセボ効果を医療が認めない事でもわかる。プラセボ効果は必ずあるし、それを利用すればある一定の患者さんは薬がなくても治癒するのであるが、それを医療とは呼ばないのと同じか似ている。つまり... 詳細を見る