患者の自殺は、残された人たちの心を壊す
患者の自殺は、残された人たちの心を壊す6/3(日) 13:02配信 患者さんの死は我々医療者にも大きな影響をします。心の中に傷として、あるいはあたたかな思い出として、あるいは若干の苦しさを伴って残ることが多々あります。人間の死は医療に限らず誰しもが人生最後の日には経験します。そして、医療者であれば人の生き死ににかかわって生活します。科学では割り切れない、科学や医学では心の問題は解決できないと日々感じています。******************* (この話に登場する人物にモデルはいますが、仮名を使うなどご本人とわからないように詳細は変えて書いています) 「きゃー」 ある日の午後、いつも静寂で包まれているホスピスの病室から、二人の叫び声が聞こえました。廊下には明るい日差しが差し込み、いつも通り明るくそして変わらない風景でした。丁度私も病棟にいたので、直ぐに声の聞こえた病室に駆けつけました。 一目で何が起きているかを理解しました。そして、「ああ、自分もついにこの体験をする日が来たのだ」と悟りました。 その部屋に2週間前から入院していたケンさんは、興奮した口調で、「自分で病気を治すために、自... 詳細を見る

