以前から魚油は体にいいことはわかっていた。逆に動物性のたんぱく質（肉のことである）は癌を増殖させることも分かっている。
肉食が癌細胞を増殖させるのだが、エスキモーにはがんがさほど多くないこともあり、単に肉食ではなく亜硝酸塩を保存剤、発色剤として使っていることが癌の多い原因ではないかとも言われている。
だから、ハム、ベーコン、ソーセージ、そして輸入肉ややたらに消費期限が長い肉は危険であると考えたほうが良いだろう。
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研究によると、魚油サプリメントは癌治療の有効性を高めます (oncology.news)
魚油サプリメントを定期的に摂取すると、心臓の健康やメンタルヘルスなど、全体的な幸福を高めるのに役立ちます。新しい研究はまた、魚油サプリメントが癌治療の有効性を改善できることを示唆しています。
魚油サプリメント、オメガ3、癌治療薬
この研究のデータは、オメガ3脂肪酸の優れた供給源である魚油の錠剤を服用すると、免疫療法薬が腫瘍を攻撃する能力を高める可能性があることを示唆しています。
この研究では、研究者はマウスで実験し、魚油の補給と免疫療法の組み合わせが体内への癌の広がりを3分の2減少させることを発見しました。
ハーバード大学の筆頭著者で研究助手のアビゲイル・ケリーは、この結果は「非常に有望」であると考えています。
メディアリリースで、ケリーは、食事療法は「比較的簡単で安価に実施できるため、強力なツールになり得る」と説明しました。また、オメガ3を補給することで、免疫療法などの抗がん剤を臨床現場で改善できる可能性があることも明らかになりました。
- 魚油は、コレステロール値を改善し、血圧を下げることにより、心臓の健康を高めるのに役立ちます。
- 魚油は、双極性障害や統合失調症などの精神状態の治療に役立ちます。サプリメントを服用することは、危険にさらされている人々の精神病性障害の可能性を減らすのにも役立ちます。
- 古い研究によると、大うつ病の人はオメガ3の血中濃度が低い可能性があります。他の研究は、EPAが豊富なオイルがDHAよりも抑うつ症状を軽減するのに役立つことを示唆しています。
- 魚油は、加齢黄斑変性症(AMD)の人々の視力を改善することにより、目の健康をサポートするのに役立ちます。
- 魚油は、慢性炎症やうつ病、糖尿病、心臓病、肥満などの病気の症状の治療に役立ちます。
- 魚油はまた、皮膚の健康を促進し、皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患を持つ人々に利益をもたらすのに役立ちます。
がんに対するオメガ3とオメガ6の影響
この研究は、オメガ3が免疫療法と抗炎症抗がん剤の有効性を高めることを示唆しています。
調査結果は、科学者がラットの標準食にオメガ67酸を加えると、治療された動物被験者の侵攻性腫瘍が3%縮小したことを示しました。研究者たちは、脂肪酸と抗がん剤が一緒に働き、それがその部分の合計よりも複合効果を大きくするのに役立ったと考えています。
しかし、肉や卵からオメガ6または脂肪酸を摂取したマウスは否定的な結果を見ました。
この研究は、「免疫療法と抗炎症治療の組み合わせは、マウスにオメガ3脂肪酸が豊富な食事を与えた場合により効果的である」ことを示す最初の研究です、とケリーは説明しました。「栄養補助食品は癌患者に簡単に実施でき、すでに免疫療法を受けている患者に追加できるため、これは非常に有望です。」
現在、研究チームはオメガ3補給の抗腫瘍活性の背後にあるメカニズムを調べています。彼らは、ヒトの癌組織と細胞、ヒト免疫細胞と動物モデルを調べることによって研究を続けます。この発見は、がん患者のための潜在的な新しい治療法を明らかにする可能性があります。
以前の研究では、魚油サプリメントが心血管疾患やアルツハイマー病のリスクを減らすのに役立つこともわかっています。