パーキンソン病患者はコエンザイムQ10欠乏

 パーキンソン病の方にはコエンザイムQ10が不足していることは明らかなようだ。その欠乏を補充したら症状に改善がみられるかどうかが問題である。今回の研究で体内に不足がなかったグルタチオンの点滴で振戦や歩行障害が改善することも分かっているので、体内での不足と症状には別の関連があるかもしれない。 *************************************************http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/2253今月の神経科学の専門ジャーナルに、パーキンソン病におけるコエンザイムQ10欠乏を示した臨床研究が報告されていました。 (J Neurol Sci. 2012 Jul 15;318(1-2):72-5) コエンザイムQ10は、①抗酸化作用、②ATP(エネルギー源)産生作用を介して健康保持や疾病予防に働きます。 もともと体内で合成される成分ですが、生活習慣病や加齢によって減少するため、アンチエイジング分野で広く利用されているサプリメントです。 また、さまざまな疾病において、内在性コエンザイムQ10の低... 詳細を見る

快楽中枢への刺激、免疫力高める可能性 研究

 2016年07月05日 12:48 発信地:パリ/フランス 心の働きが免疫力を高めることは以前から知られていたが、今回はそのメカニズムの一部が解明されたと考えていいだろう。こうして科学が進歩してゆくと、医療は今のような科学的な物質移動の問題だけではなくて心の開放や悟りの平安などをもたらす技術になってゆくだろう。**********************************************************http://www.afpbb.com/articles/-/3092909?utm_source=yahoo&utm_medium=news 【7月5日 AFP】マウスの脳の快楽中枢を人工的に刺激すると免疫力が高まるとの研究論文が4日、英医学誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」に発表された。プラセボ(偽薬)の効力を説明する一助となる可能性のある結果だという。論文の主執筆者で、テクニオン・イスラエル工科大学(Technion-Israel Institute of Technology)医学部のアスヤ・ロールズ(Asya Rol... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

子どもの精神疾患リスク、高齢の父親で高まる 研究

子どもの精神疾患リスク、高齢の父親で高まる 研究2014年02月27日 14:43 発信地:ワシントンD.C./米国 高齢男性の子供に精神疾患が多いとの研究だ。高齢女性の子供にも遺伝子上の疾患、たとえばダウン症などが多いことは周知の事実だが、男女で年齢と遺伝子の変異に変わりがあるはずもなく、高齢化は遺伝子の傷を増やすことは間違いないだろう。「研究チームは、年齢を重ねた男性の精子は、より多くの環境的な影響を受けるため、精子が複製される際にDNAに変異がおきる可能性があることを指摘した」とあるが、精巣の細胞が精子を産生する能力において、量と質の問題があるとしたら、質的に問題のある精子を作ってしまっていると言う事だろう。一種の老化だ。この老化を止める方法は断食と運動、そして数少ないブドウの種系のサプリメントしかないと言うのが現代科学の結論だ。  http://www.afpbb.com/articles/-/3009406?cx_part=ycd 【2月27日 AFP】スウェーデンの200万人以上を対象とした大規模な研究で、高齢の父親から生まれた子どもが精神的な問題や自閉症、注意欠陥障害など... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

注意欠陥多動性障害、成人期に発症も 研究

注意欠陥多動性障害、成人期に発症も 研究2016年05月19日 12:12 発信地:マイアミ/米国 成人後のADHDは不安神経症やうつ病、マリフアナやアルコールの依存症などの罹患(りかん)率が高いことが分かったらしい。マリワナやアルコール依存がADHDを起こすのではなくてマリワナやアルコールに頼らざるを得ない精神状態=うつ状態、不安状態が引き起こすのだろう。もっと言えばアドレナリンの分泌過剰かもしれない。ストレスを感じている成人でいらいらして突発的な行動に出る人はADHDと診断されるのかもしれない。 ********************5月19日 AFP】注意欠陥多動性障害(ADHD)は、子どもに影響する障害と広く考えられているが、一部の患者は、大人になってから初めてADHDを発症する可能性もあるとの研究結果が18日、発表された。米国医師会(AMA)の精神医学専門誌「JAMAサイキアトリー(JAMA Psychiatry)」に発表された、英国とブラジルのそれぞれの研究チームによる独立した2件の研究論文によると、子どもの時にADHDと診断されなかったにもかかわらず、若年成人になって初... 詳細を見る

エピジーン、精神神経免疫

うつ病は遺伝? 新たな証拠を発見 研究

うつ病は遺伝? 新たな証拠を発見 研究AFP=時事 8月2日(火)12時7分配信 多くの病気が遺伝と環境のせいで発症する。遺伝子のスイッチが入る事と、環境は切り離せないし、疾患の遺伝子がなくても遺伝子DNAレベルで環境負荷が高いとスイッチが入り結局遺伝子を持っている人と同じような経過をたどるのだろう。がんがその最たるものだが、うつ病もまた新たな脅威かも知れない。人間にかかる精神的ストレスは有史以来この100年で激変しており、DNAレベルで淘汰も起きておらず適応もしていない。   **************************************http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000022-jij_afp-intAFP=時事】大うつ病性障害(MDD)と関連性のある17種類の遺伝的変異を発見したとする研究論文が1日、発表された。うつ病に遺伝的リスクがあることを示す新たな証拠だという。  米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)に論文を掲載した研究チームは、今回の発見によって、MDDに関連する生物... 詳細を見る