サプリメント療法, 未分類

葉酸サプリメントによる大腸がんの予防効果

葉酸サプリメントによる大腸がん一次予防効果葉酸は動脈硬化のリスクとともに大腸がんリスクを下げる働きを持っている事が明らかになっている。 ******************今月のがん予防の研究ジャーナル(電子版)に、葉酸サプリメントによる大腸がんの一次予防効果を示した臨床研究が、中国のグループから報告されていました。(Cancer Prev Res (Phila). 2013 May 16.)大腸腺腫は、大腸がん(結腸・直腸)の前駆段階であり、いくつかの因子が、大腸腺腫リスク低下作用が示唆されています。今回の研究では、葉酸サプリメントによる大腸腺腫リスクへの影響が調べられました。具体的には大腸腺腫を有していない50歳以上の被験者を対象に、・1日あたり1,000μg(1mg)の葉酸サプリメント投与群、・非投与群の2群について、3年間の介入が行われ、血中葉酸値および大腸内視鏡による評価が行われました。791名(91.98%)が試験を完了しました。大腸腺腫は葉酸サプリメント投与群では64名(14.88%)、非投与群では132名(30.70%)に認められました。まず、葉酸サプリメント... 詳細を見る

私事, 未分類

加齢と冒険

三浦雄一郎さんの快挙に日本中が湧いた。何よりも80歳という高齢で手術を乗り越えての達成に関心と感心が集まっている。80歳で毎日20kgの重りを背負い、両足に5kgの重りをつけて5kmも歩く練習をしていたという。 70歳の時、2回目のエベレスト登頂を達成した時には100kgだった背筋力は今回トレーニングによって150kgになったそうだ。一方で70歳でも寝たきりになってしまった人がいる。もちろん基礎疾患があって寝たきりになるのだろうが、基礎疾患である高血圧症、糖尿病、などが悪ければ登山だってむつかしい。 三浦さんは身長165cmで体重が80kg程度と決していい体ではない。普通の80歳の体である。しかし、中身が全く違っているのはなんとなく想像がつくだろう。 特に筋力は年齢を超えて限界はないのだとよくわかった。また、足場が悪い登山をするための神経系にも彼は異常がないのだろう。あってもなんとかなっている程度だから、大きな麻痺などないことは明らかだ。 ではどうして普通の老人が不可能なことを彼ができるのだろうか?お金をかけてアンチエイジングの治療と称して、いろ... 詳細を見る

統合 医療, 未分類

低収入ほど野菜不足…厚労省栄養調査

収入で野菜の摂取量が違うという報告だ。つまり、低収入の人は野菜以外のものを食べているということだ。たとえば、簡単に食べられるファストフード、コンビニの弁当、菓子パンなど、を食べているか、または調理することが無い。のだろうか?いろんな理由があるだろうが、アメリカのデータでは所得と学歴が高い人々のほうが代替医療を利用しているという報告もある。代替医療には玄米菜食などの食事療法も入っているので、その関連だろうか?しかし、野菜を食べることは健康維持にも疾患の管理にも非常に重要である*****************************読売新聞 12月7日(金)8時10分配信 世帯の収入が少ないほど生鮮野菜の摂取量も少ない――。そんな傾向が6日、厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査で明らかになった。 厚労省は、収入格差が日々の食生活に影響を与えている可能性があるとみている。 調査は11年11月、東日本大震災の被害が集中した岩手、宮城、福島3県を除く44都道府県で実施。回答した3021世帯を、高収入層の「600万円以上」、中収入層の「200万円~600万円」、低収入層の「200万... 詳細を見る

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アスピリンはガンに効果がある③

アスピリンについていくつかの論文があるが、ガンの予防に効果的であることは明らかになっている。日本ではしかし、アスピリンは薬局で売ってもいないし普段痛み止めとしても使われることの少ない薬である。アメリカでは普通に薬局で売っているが。おそらくはアスピリンの血流改善効果がガンに対する免疫力を挙げるのだろう。免疫力とは、免疫細胞の数 × 血流 であるからだ。当然局所の血流が良いほうが自然治癒にとっても都合がよいのである。******************************【12月7日 AFP】アスピリン(アセチルサリチル酸)を服用することでさまざまな種類のがんによる死亡の危険性を大幅に減らすことができるとの研究が、7日の英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」に発表された。  論文を発表したのは英オックスフォード大学(University of Oxford)のピーター・ロスウェル(Peter Rothwell)氏らの研究チーム。同チームは以前、鎮痛剤として知られるアスピリンに大腸がんの予防効果があることを突き止めていた。  今回の論文によると、アスピリンは、特に前立腺、肺、... 詳細を見る

統合 医療, 未分類

鉄分過剰「がんの一因」 名大グループ「制御で発生予防期待」

鉄分過剰「がんの一因」 名大グループ「制御で発生予防期待」読売新聞 8月31日(金) 配信*******************************************名古屋大医学系研究科の豊国伸哉教授と赤塚慎也助教の研究グループは、体内の鉄分が過剰になるとがんを引き起こすリスクが高まる可能性があることを、ラットを使った実験データなどで明らかにした。研究成果は、29日付の米科学誌「プロスワン」電子版に掲載された。  豊国教授らのグループは、体内にある鉄分は生きるために不可欠だが、細胞が傷つくなどすると鉄分がたまり、過剰になると病気を引き起こす悪性の鉄分が発生する点に注目。鉄分の過剰が発がんに関わっているのではないかと考えた。  実験では、鉄分を過剰に投与し、ラットの腫瘍を最新の解析方法で調べた。その結果、腫瘍細胞内の染色体の異常な変化が、腎臓がんなど人のがんと似ていることを発見。鉄分過剰が人のがんの一因と推測できるデータという。  がんの多くは、腫瘍内で染色体の数が増減するなどの異常な変化が見られるが、こうした染色体数の異常と発がんの関係はいまだに解明されておらず、がん発症の... 詳細を見る