医療問題, 政治経済

放射線の健康被害と政治のあり方

原発事故が起きてから、放射能汚染の話題が尽きない。昨日も東京水道局、金町浄水場で放射性ヨウ素が見つかったという報道があった。乳児には危険であるが、成人には問題ないという話だ。しかし、問題はこの放射能汚染が継続した場合にはとても危険な状況になることを知っておかなければならない。ちなみにBq(ベクレル)とは放射能の強さを表し今回の水道水には100Bq/kgの放射性ヨウ素が含まれていた。つまり水1kgを飲んだら100Bqの被爆をするということである。人間は一日2Lの水分を必要とするといわれているから一日200Bqほど飲んでしまうことになる。これが365日続くとどうなるか?6万3千Bqの放射性ヨウ素を摂取した事になる。 このことについても政府は安全性について説明するべきである。こういった原子力発電所の弊害を知りながらこれからも日本人は原発を頼りに発電していく必要があるのだろうか?これは政治家の分野であるが、何のために原発が必要なのか?本来は電力の安定供給が目的である。それがどこかで原発建設により企業が利益を上げられるとか、官僚の天下り先が増えるということが原発建設の隠れた理由になっていないか、... 詳細を見る

医療問題

アメリカの不思議~医療保険制度

アメリカというくにの不思議~日本の問題とも関連してオバマ大統領が拍手を持って歓迎されてから2年が過ぎたが、公約の医療保険制度は実現出来るのだろうか?かなり骨抜きの法案になっているにも関わらずである。アメリカ人の大半は現在サブプライム当時から貧しくなっており、政府が発行するフードチケットで食料を調達する人も多いそうだ。確か4分の1程度の人たちがフードチケット(スタンプ)を受け取っているらしい。そんなアメリカで医療保険は利益追求の保険会社によって運営されているために保険会社の利益を圧迫しない範囲で医療が受けられる。映画「シッコ」で有名になったがアメリカ人は公的な医療保険を望んでいるのだ。しかし、共和党のテイーパーテイーでの映像では酷いことをいう婦人達がこんなことを言っていた。「あの連中は(民主党支持の人のこと)他人様が働いて払った税金で医療を受けようなんて最低よ!自分で働いたお金で病院にいけないような連中が我々の税金を無駄使いするなんて許せない」要は貧乏な奴は勝手に死んでくれ!ということだろう。こういった考えを共有する人たちの政党が存在すること自体が日本では考えられない。しかし、日本でも確... 詳細を見る